開講科目一覧

【注意】下記の開講科目は2016年度以降に入学した学生を対象としたものです。在校生の専門科目とは異なる点があります。2015年度入学生までの専門科目は、過去に配布してある「農学部履修の手引き」を確認して下さい。

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一年を通じて取り組む科目 前期開講 後期開講

1年

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
生物機能科学総論Ⅰ 生物機能科学科教員 必修 前② 生物機能化学科での学びの導入として、農学で学ぶ科目の基礎的な概要を学ぶとともに、各研究室を訪問しその一端に触れる。 2年次から始まる専門科目を受けるための基礎的素養を身につける。
生物機能科学総論Ⅱ 生物機能科学科教員 必修 後② 生物機能化学科での学びの導入として、各教員の最新の研究の一端に触れ、その理解を深める。 2年次から始まる専門科目を受けるための基礎的素養を身につける。

2年(講義)

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
生物化学 内海 俊彦 選択 前② 生体の主要構成成分である炭水化物、タンパク質、脂質、核酸等の化学的特性について説明し、生体内における機能について最近のトピックスを例に挙げながら述べる。 3年後期に開講する細胞生化学の基礎となる。
情報生化学 山田 守 選択 後② 様々な生命現象の急速な解明によって、生化学は多岐にわたる各論的な知見が増加している。本授業では要点を絞って、生命の基本機構である複製、転写、翻訳等の生化学について概説する。 分子生物学などと関連し、特に、遺伝子工学や遺伝子工学実験の基盤となる。
蛋白質工学 阿座上 弘行 選択 後② タンパク質の構造形成の基本原理とその機能の関連を明らかにする。これらの知識をもとに、遺伝子工学によるタンパク質の機能改変について述べる。 2年次の生物化学や情報生化学、酵素化学などで学ぶタンパク質の生合成や機能などについて総合的に理解を深める
食糧化学 井内 良仁 選択 前② 食品の一次機能と二次機能について概説する。さらに食品の品質形成と劣化を成分の化学的・生化学的変化から捉え、食品を複合成分系としての視点から分かりやすく説明する。 食の成分は様々な化学・生化学的変化を受け、品質の形成や劣化を受ける。これらの過程を理解するには、有機化学、生物学、生化学の基本知識を必要とする
酵素化学 薬師 寿治 選択 後② 酵素反応速度論,酵素の触媒能や調節メカニズムについて学ぶ。 化学反応のエネルギー論を生物物理化学で学ぶ。酵素反応測定法を応用微生物学実験で学ぶ。
生物物理化学 木股 洋子 選択 前② 生命体がエネルギーをどのようにして取り入れ、変換・利用し生命活動を維持しているか、という生体エネルギー論の紹介とその理解に必要な熱力学の基礎を学ぶ。 3年次の生物物理化学実験の基礎となる。
代謝生化学 真野 純一 選択 前② 細胞がエネルギーを獲得するしくみ(エネルギー代謝)を化学的に理解する。 3年次に受講する細胞生化学,植物生化学の基礎となる。エネルギー論を理解するために,「生物物理化学」を同時に受講することが望ましい。
環境適応生理学 宮田 浩文 選択 後② 哺乳動物の適応の基礎について、骨格筋とその支配神経を中心的な話題として概説する。 生物と関わりのあるすべての科目と関連し、哺乳動物の適応を深く理解するための基礎となる。
有機化学 松井 健二 選択 前② 生物のいとなみを支配している現象を分子レベルで理解するために、有機化学の基礎的な概念の把握を促す。 生物機能科学科の学生は引き続き天然物有機化学(2年後期開講)と生物有機化学(3年後期開講)を履修すること。
天然物有機化学 赤壁 善彦 選択 後② 生命現象を理解しようとするとき、分子どうしの反応性、分子の構造、性質に関する化学的基礎知識が不可欠であるため、こうした観点から有機化学の基礎を簡潔に解析する 有機化学、生物有機化学の知識が必要
環境化学 藤井 克彦 選択 後② 環境科学を理解するための基礎知識を習得するとともに、今日懸念されている環境問題をトピックとして挙げ、その現状等を考察する。 共通教育で化学を学んでいることが望ましい。環境微生物学・土壌生化学実験・環境生化学実験の内容とも関連がある。
生物統計学 高橋 肇 選択 前② 生物資源環境科学科のシラバスをご覧下さい。
情報処理概論 非常勤講師 選択 前② コンピュータ、情報処理システム、情報通信システムについての基本概念について学ぶことで、情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)の基礎的な知識の獲得と、活用能力の向上を目指す。 高年次の学習や研究において、情報収集、データ解析、思考や概念をまとめる道具として、コンピュータをはじめとする情報通信技術を活用する能力を身に付ける。
分析化学 非常勤講師 選択 前② 化学分析においては、溶液(特に水溶液)中での化学反応を応用することが多い。水溶液内での種々の化学平衡について解説する。又それらの平衡反応の相互作用についても考慮させる。それらの応用としての分析法や分離法の理論を解説し理解させる。
物理学概論 非常勤講師 選択 前② 人類を取りまく環境のうち,特に地球大気に関わる諸問題に対して,物理学がどのように適用されるのかを講義する。 広い意味で環境にかかわる問題を扱う各種講義の理解を深める上で基礎となる。
食品栄養学

(広島大との単位互換科目)

広島大学担当教員 選択 後② 詳細は、本学科のシラバスをご覧ください。

2年(実習・演習・実験)

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
生物機能科学基礎実験 生物機能科学科教員 必修 後② 実験を始めるあたっての準備、基本操作にはじまり、物理化学的手法、生化学的手法に

至る実験の基礎を系統的に修得することを目的とする。

3年次に受講する学生実験の基礎となる。

3年(講義)

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
専門英語Ⅰ 真野 純一

赤壁 善彦

木股 洋子

阿座上 弘行

選択 前① 生命科学の文献読解や研究発表に必要な英語力を養う。 研究室分属後に取り組む特別演習や卒業論文のための基礎学力を養う。
細胞生化学 内海 俊彦 選択 後② 細胞及び生体膜の構造と機能について概説し、細胞間及び細胞内情報伝達機構について最近のトピックスを例に挙げながら解説する。
遺伝子工学 山田 守

中井 彰

選択 前② 近年急速に発展した遺伝子工学技術は、生物を利用した新技術として様々な分野に利用されている。生物を場とすることから、基本的な生化学を理解する必要があり、特に、遺伝子操作のためのゲノム遺伝子の構造、遺伝情報の仕組、修復や組み換え等の基礎的な知識が必要となる。遺伝子や遺伝情報に関連する生化学について、続いて、生体内で起こる遺伝子組み換えや修復について、さらには遺伝子操作に使われる技術とその原理について解説する. 生化学などと関連し、特に、情報生化学を基盤とし、遺伝子工学実験と直結する。
食品栄養機能化学 阿座上 弘行

井内 良仁

選択 前② 食品の生理機能調節特性、食物の摂取と免疫機能の関連、食餌性アレルギーの分子レベルでのメカニズムなど最新の情報を紹介する。また、肥満や生活習慣病などと食事との関連について分子レベルで明らかにする。 2年次に学んだ食糧化学の内容をもとに、食品の持つ栄養や機能性について学ぶ
微生物機能化学 薬師 寿治 選択 後② 微生物に特徴的な生理機能,特に細菌(バクテリア)の細胞表層・細胞膜に関連した機能の概要を学ぶ。  微生物学の発展的な部分を担う。微生物の生育を微生物学実験で,代謝を応用微生物学実験で学ぶ。
微生物学 松下 一信 選択 前② 微生物には構造的にも栄養生理学的にも異なる様々な種類のものが存在している。これら微生物の多様性を、特にその栄養生理学的及び生命自然史的視点から、解説する。さらに、微生物進化の視点から Bacteria、Archaea、Eukarya の違いを明かにし、特にバクテリアの分類を進化、代謝、生態学の視点から解説する。 環境微生物学、土壌微生物学、微生物機能化学、(応用)微生物学実験の基礎となる科目である。
環境遺伝生化学 山田 守

非常勤講師

選択 前② 生命を取り巻く生物的あるいは物理的要因としての病原菌やウイルスあるいはDNAに損傷を及ぼす因子等およびそれらに対する生体防御等について理解を深める。特に、DNA損傷とその修復機構、病原菌の感染機構や感染症、薬剤耐性遺伝子の広がり、環境因子と免疫について紹介する。 情報生化学、微生物学、環境微生物学等と関連する。
機器分析化学 赤壁 善彦 選択 前② 有機化合物の化学構造をMS、IR、NMR、UVスペクトルによって解析する基礎を系統的に身につける 天然物有機化学、有機化学、生物有機化学の知識を必要とする
生物有機化学 小崎 紳一 選択 後② 生体分子(糖、タンパク、アミノ酸、脂質、DNAなど)の機能と構造について解説する。 2年次に有機化学、天然物化学で学んだ基礎知識や考え方を生体分子に適用して理解する力を養う。
植物生化学 松井 健二

真野 純一

選択 前② 人、動物、微生物の生化学を再確認しながら、光合成から一次代謝と二次代謝、植物ホルモン、分子遺伝学、遺伝子技術に至るまで植物固有の生化学を学ぶ。 生化学関連授業を修得しておくことが望ましい。
土壌微生物学 横山 和平 選択 前② 土壌中の微生物の研究法について概説した後、微生物の生化学的観点から土壌における物質循環を講義する。 基礎土壌学、生物化学、微生物学などの基礎的知識が必要。
環境微生物学 横山 和平

藤井 克彦

選択 後② 最新のトピックスも含め、野外の微生物の生態と役割、また、環境試料から取り出した微生物の有効利用について講義する。 環境化学、土壌微生物学、微生物機能科学
食品衛生学 非常勤講師 選択 後② 食品衛生法、食品安全基本法等食に関係する法規類、食品添加物、表示、機能性食品、食中毒の発生と予防、HACCP,ホストハーベスト農薬、ダイオキシン、環境ホルモン、環境汚染、BSE、トレーサビリティー、遺伝子組換え食品などについての情報を提供する。 2年次に学んだ食糧化学や3年次に学んだ食品栄養機能化学の内容を踏まえ、食品衛生について学ぶ
水産物利用化学 非常勤講師 選択 前② 水産生物に含まれる各種成分に関し、食品化学的,生物化学的さらには食品衛生学的な研究がなされてきた。それらの成果と共に、食糧としての水産生物を明らかにする。

3年(実習・演習・実験)

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
細胞生化学実験 内海 俊彦 選択 前① タンパク質の構造と機能を解析する手段として、培養高等動物細胞を用いた遺伝子発現

法を習得する。

遺伝子工学実験 山田 守 選択 後① 遺伝子工学に必要な基本的実験を行うとともに、急速に蓄積されている生命(遺伝子)情報の利用や解析についてその基本的方法を習得する。また、基本的実験結果についてグループでまとめ発表することによってこの研究分野の理解を深める。 情報生化学や遺伝子工学を基盤とする。
蛋白質化学実験 阿座上 弘行 選択 前① タンパク質の分離精製、純度検定、分子量の測定の原理を理解すること、異種タンパク質の酵母での発現とその解析について理解することを目標とする。 2年次の蛋白質工学で学んだタンパク質の構造や機能、タンパク質発現について、実験を通じてより理解を深める
食糧化学実験 井内 良仁 選択 前① 食品中のタンパク質、糖質,脂質,その他の成分の分離・精製・同定法に関する原理の理解と基礎技術の修得と,成分変化を検討する際に用いられる機器分析・物理化学的分析に関する原理の理解と基礎技術の修得を目差す。 食糧化学で学んだ知識を実験により実体験し、理解を深める。
応用微生物学実験 片岡 尚也 選択 後① 多様な微生物の生育挙動の解析方法,代謝に関連した生理学的解析法を学ぶ。 微生物学実験の発展的な部分を担う。微生物の生育を微生物学で,代謝を微生物機能化学で学ぶ。
微生物学実験 薬師 寿治 選択 後① 微生物の一般的な取り扱い,自然界からの微生物の分離法,同定・分類法を学ぶ。 応用微生物学実験の基礎的な部分を担う。微生物に関する基礎を微生物学で,代謝や情報伝達を微生物機能化学で学ぶ。
生物物理化学実験 木股 洋子 選択 前① 物理化学的方法を利用した生体関連物質の物性を解析する実験を行う。 1年次の化学I と2年次の生物物理化学を基盤とする。
情報生物学実験 高坂 智之 選択 後① 生物情報を計算機を用いて操作する為の基本的情報を理解すると共に、実際に計算機を操作し演算による結果の評価を行う。 生物情報がどのようにして得られ、保存され、そして加工されるかを理解することで、遺伝子工学実験などをさらに深く理解し、卒論研究などで利用する。
環境適応生理学実験 宮田 浩文 選択 前① 生体の基本的な構造と機能を理解するために、ラットの骨格筋と支配神経を対象として生理・生化学的実験を行う。 哺乳動物の基本構造と機能の理解を実験により深め、卒論およびその後の学習および研究に役立てる。


有機化学実験 赤壁 善彦 選択 前① 各種の有機反応を理解することによって、有機化学の基礎を確かなものにする 天然物有機化学、機器分析化学、有機化学の知識を必要とする
天然物有機化学実験 松井 健二 選択 前① 天然物有機化学技法は農学、食品化学、薬学に至る広い範囲で日常的に利用されている。本実験ではこうした技法の基礎を学び、また、機器分析についても学ぶ。 有機化学関連授業を修得しておくことが望ましい。
土壌生化学実験 横山 和平 選択 前① 自分の手で土壌を採取し、理化学的性質と微生物活性の強弱を比較する。自分の実験技術の改善点が分かりやすい定量的な分析化学実験を行う。生物機能科学科の講義・実験で農場に足を踏み入れる唯一の科目。 基礎土壌学、土壌微生物学、分析化学の応用的側面を持つ。
生物有機化学実験 小崎 紳一 選択 前① 酵素反応のメカニズムや速度論的な扱いなどに関する実験を行う。 酵素化学、生物物理学などで学んだ基礎知識や考え方を実験を通して理解する。
植物分子生理学実験 真野 純一 選択 前① 葉と葉緑体を用いた光合成の測定,アルデヒドの解毒に関わる酵素の精製と活性測定を行い,活性の定量的評価を学ぶ。 植物生化学をあわせて受講するとより深い理解が得られる。
環境生化学実験 藤井 克彦 選択 前① 生物系廃棄物の有効利用法などを紹介し、将来、農業、環境などの分野で生かせる技術を習得させる。 環境化学を受講済みであることが望ましい。
植物生化学実験 肥塚 崇男 選択 前① 我々の生活では、植物由来の多様な有用物質を利用している。こうした植物有用物質は、植物体内の代謝酵素によって巧みに生成制御されている。本実験では植物代謝分野の研究を行う際に必要とされる基礎的な知識・実験技術を学ぶ。 植物生化学をあわせて受講するとより深い理解が得られる。

4年

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
特別演習 生物機能科学科教員 必修 前②後② 学生の各所属研究室の研究分野の最近のトピックスに関する原著論文、総説等を読み、理解するとともに、資料を作成してその内容をセミナー形式で発表する。 研究室単位で行う、卒業論文、専門英語IIと関連している。
卒業論文 生物機能科学科教員 必修 通年⑥ 学生所属研究室の研究分野に関して特定のテーマを設定し、実験を行い、得られた結果を卒業論文としてまとめる。 研究室単位で行う、特別演習、専門英語IIと関連している。
専門英語Ⅱ 生物機能科学科教員 選択 前① 学術論文を詳細に読み、理解することにより生命科学分野の研究者・技術者としての専門的知識を深めるとともに、英語論文の読解力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力の向上を目指す。 研究室単位で行う、卒業論文、特別演習と関連している。

その他(1~4年)

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
フィールド演習 藤間 充 選択 前①又は② 中国四国地域の大学演習施設を利用して、果樹生産、林業、漁業、牧場の実習を行う。4日間程度の宿泊学習。 全学年対象。

4月初頭にガイダンスを行う 。

作物生産科学フィールド演習 藤間 充 選択 前② 山口大学で実施するフィールド演習。フィールド演習と併せて、いずれか一科目のみ履修できる。 同上

その他(2・3年)

科目名 担当教員 区分 開講期と単位 概要 他の科目との関連
就業体験学習 選択 ①又は② 規定の条件を満たすインターンシップを行い、実施報告することで単位申請を行うことが出来る。詳細はPDFを参照のこと。
海外農学体験学習 選択 ①又は② 規定の条件を満たす海外の大学及び教育期間において、自らの専門、将来のキャリアに関連した実習あるいは研修的な農学体験学習を行う際に、履修申請及び報告書を学務係に提出することで単位申請を行うことができる。詳細はPDFを参照のこと。

このページは科目担当教員が作成したものをHP委員が一部編集しました。

備考

  1. 卒業に必要な専門科目の単位数は、必修科目18単位、選択科目64単位以上、合計82単位以上とする。
  2. 生物資源環境科学科の授業科目(2016年度農学部履修の手引きP16‐17:ただし、実験、実習、演習、「動物遺伝育種学」及び「農業統計学」は含まない)から6科目12単位、理学部生物・化学科生物学コースの専門科目から生物機能科学科が指定する科目3科目6単位までを、卒業に必要な専門科目の修得単位として取り扱う。

【注意】上記内容は2016年度以降に入学した学生を対象としたものです。在校生の専門科目とは異なる点があります。2015年度入学生までの専門科目は、自分が入学した年度の「農学部履修の手引き」を確認して下さい。また、「食品衛生管理者」「食品衛生監視員」「毒劇物取扱責任者」の資格に関しては年度毎で必要要件が異なる可能性がありますので、掲示等で確認を行ってください。