生物機能科学科

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内海 俊彦

教授
生物機能科学科
山口大学農学部

e-mail:utsumi の後に @yamaguchi-u.ac.jp
Tel: 083-933-5856
Fax: 083-933-5820

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担当授業科目

  • 生物化学
  • 細胞生化学
  • 細胞生化学実験
  • 生物機能科学総論II(分担)
  • 生物機能科学基礎実験(分担)
  • 基礎セミナー(共通教育、分担)
  • 生物学実験 (共通教育、分担)
  • 分子細胞機能科学特論(大学院、分担)
  • 農学系特論(大学院、分担)

 

※授業内容はシラバスを検索してください


現在進行中の研究テーマ

  • タンパク質翻訳後修飾の解析とその応用
  • 無細胞タンパク質合成系の開発と応用
  • アポトーシスの分子機構解析

主要な研究業績

  1. 内海俊彦, 守屋康子:N-ミリストイル化タンパク質が担う多彩な生命現象 ー細胞情報伝達から疾患誘導までー. 化学と生物, 54, 484-492 (2016)
  2. Moriya, K., Kimoto, M., Matsuzaki, K., Kiwado, A., Takamitsu, E., Utsumi, T. : Identification of dually acylated proteins from complementary DNA resources by cell-free and cellular metabolic labeling. Anal. Biochem., 511, 1-9 (2016)
  3. Takamitsu, E., Otsuka, M., Haebara, T., Yano, M., Matsuzaki, K., Kobuchi, H., Moriya, K., Utsumi, T. : Identification of human N-myristoylated proteins from human complementary DNA resources by cell-free and cellular metabolic labeling analyses. PLoS One, 10, e0136360 (2015)
  4. Takamitsu, E., Fukunaga, K., Iio, Y., Moriya, K., Utsumi, T. : Cell-free identification of novel N-myristoylated proteins from complementary DNA resources using bioorthogonal myristic acid analogues. Anal. Biochem., 464, 83-93 (2014)
  5. Moriya, K., Nagatoshi, K., Noriyasu, Y., Okamura, T., Takamitsu, E., Suzuki, T., Utsumi, T. : Protein N-myristoylation plays a critical role in the endoplasmic reticulum morphological change induced by overexpression of protein Lunapark, an integral membrane protein of the endoplasmic reticulum. PLoS One, 8, e78235 (2013)
  6. 内海俊彦:無細胞タンパク質合成系を用いた脂質修飾タンパク質の網羅的探索と機能解析. 生化学, 82, 799-813 (2010)

コンタクトインフォメーション

居室:総合研究棟7階705号室

オフィスアワー:随時(いつでも歓迎します。)


研究内容の紹介

ヒトの設計図とも言えるヒトゲノムの解読の完了に伴い、ヒト体内に存在するすべてのタンパク質の構造と機能の網羅的な解明をめざした「プロテオーム解析」が進行しています。タンパク質のアミノ酸配列中には、タンパク質の局在化シグナル、プロセシング(切断)シグナル、翻訳後修飾モチーフ、機能ドメインといった「機能情報」が隠されています。この情報をアミノ酸配列から正確に読むことができれば、機能未知遺伝子産物の機能解明が可能となるばかりでなく、既知タンパク質の新しい機能の発見にもつながります。
私達は、ヒトcDNAを出発物質として、[1] 試験管内でタンパク質合成を行う無細胞タンパク質合成系を用いた解析法、および [2] 遺伝子導入した培養細胞を用いた解析法とを組み合わせることにより、タンパク質のアミノ酸配列中に書き込まれた多くの「機能情報」を読み、これを実際に検出する方法を確立しています。この方法を用いて、機能未知遺伝子産物や、既知のタンパク質のこれまでに知られていなかった新しい機能の発見とその応用をめざして研究を行っています。
この方法を用いて、特に興味を持って研究を行っている研究内容としては「脂質修飾タンパク質」に関する研究が挙げられます。脂質修飾タンパク質は、脂肪酸、イソプレノイドあるいはリン脂質といった脂質がタンパク質に共有結合したタンパク質であり、細胞の情報伝達機構において中心的な役割を果たしています。また、その機能の異常は様々な疾病に関与することが明らかになっています。私達は、ヒト体内に存在する全ての脂質修飾タンパク質を網羅的に見出しその機能を解析し、それらの知見を疾患の解析や治療に応用することを目指して研究を行っています。


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研究室紹介Youtube動画はこちら(02分52秒から始まります)