生物機能科学科

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藥師 寿治

教授
生物機能科学科
山口大学農学部(大学院創成科学研究科)

e-mail:juji の後に @yamaguchi-u.ac.jp
Tel: 083-933-5859
Fax: 083-933-5859

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担当授業科目

  • 酵素化学
  • 微生物機能化学
  • 応用微生物学実験
  • 生物機能科学総論II(分担)
  • 生物機能科学基礎実験(分担)
  • 基礎セミナー(共通教育)
  • 微生物機能科学特論(大学院、分担)
  • 農学系特論(大学院、分担)

 

※授業内容はシラバスを検索してください


現在進行中の研究テーマ

  • 酢酸菌の脱水素酵素の構造と機能
  • バクテリアによる運動の解明と利用
  • 発酵微生物の生理学とエネルギー代謝

主要な研究業績

  1. Ano, Y., Hours, R.A., Akakabe, Y., Kataoka, N., Yakushi, T., Matsushita, K., Adachi, O. (2017) Membrane-bound glycerol dehydrogenase catalyzes oxidation of D-pentonates to 4-keto-D-pentonates, D-fructose to 5-keto-D-fructose, and D-psicose to 5-keto-D-psicose. Biosci Biotechnol Biochem. 81:411-418.
  2. Kataoka, N., Matsutani, M., Yakushi, T. and Matsushita, K. (2015). Efficient production of 2,5-diketo-D-gluconate via heterologous expression of 2-ketogluconate dehydrogenase in Gluconobacter japonicus. Appl Environ Microbiol 81, 3552-3560.
  3. Nishikura-Imamura, S., Matsutani, M., Insomphun, C., Vangnai. A. S., Toyama, H., Yakushi, T., Abe, T., Adachi, O. and Matsushita, K. (2014) Overexpression of a type II 3-dehydroquinate dehydratase enhances the biotransformation of quinate to 3-dehydroshikimate in Gluconobacter oxydans. Appl Microbiol Biotechnol 98, 2955-2963.
  4. Kawai, S., Goda-Tsutsumi, M., Yakushi, T., Kano, K. and Matsushita, K. (2013) Heterologous overexpression and characterization of a flavoprotein-cytochrome c complex fructose dehydrogenase of Gluconobacter japonicus NBRC3260. Appl Environ Microbiol. 79, 1654-1660.
  5. Yakushi, T., Yang, J., Fukuoka, H., Homma, M. and Blair, D. F. (2006). Roles of charged residues of rotor and stator in flagellar rotation: comparative study using H+-driven and Na+-driven motors in Escherichia coli. J Bacteriol 188, 1466-1472.
  6. Yakushi, T., Masuda, K., Narita, S., Matsuyama, S. and Tokuda, H. (2000). A new ABC transporter mediating the detachment of lipid-modified proteins from membranes. Nat Cell Biol 2, 212-218.

コンタクトインフォメーション

居室:310 もしくは 311

オフィスアワー:月曜日~木曜日14:30~16:30


研究内容の紹介

  • バクテリアのべん毛モーターとエネルギー代謝の解析
    バクテリア(細菌)は泳ぎます。べん毛と呼ばれるスクリューのような,細胞からとび出た器官を回転させて泳ぎます。ただ目的もなく泳ぐのではなく,おいしいものを感知してそれに向かって泳ぐのです。べん毛の根元(つけ根)にはべん毛を回すべん毛モーターがあります。このモーターのエネルギー源は電気みたいなものです。最近,べん毛モーターの構造が詳しくわかってきましたが,電気のようなエネルギーがどうやってモーターを回すのか?というメカニズムについてはよくわかっていません。私たちは,このメカニズムを明らかにしようと解析をしています。同時に,この電気のようなエネルギーが細胞でどうやってつくられるのか?どうやって維持されているのか?ということも明らかにしなければ,話は完結しません。エネルギー代謝と呼ばれるこの課題にも取り組んでいます。

  • バクテリア酵素複合体の構造,機能と分子構築の解析及び酵素電極への応用
    ほとんどの酵素はタンパク質でできています。タンパク質はアミノ酸が200から1000個くらい連なったヒモのようなものです。このヒモのようなものが,うまい具合に折りたたまれてタンパク質の構造がつくられます。ちょうど,ハリガネ細工のようなイメージが良いかも知れません。一種類のタンパク質で機能を果たす酵素もあれば,複数種のタンパク質が集まって機能を果たすものもあります。後者を酵素複合体と呼びます。私たちは,バクテリア(細菌)の酵素複合体が「どのように組み立てられるのか?」,「どのような形なのか?」,「どういう仕組みで機能を果たしているのか?」といった課題に取り組んでいます。特に,物質の酸化と還元を触媒する酵素を題材として,センサーや発電に利用するための酵素電極への応用を目指しています。

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