農学部の今年のオープンキャンパスはハイブリッド型で 8月6日(土)に開催されます。来場型は完全予約制で、7月8日から予約開始です。

詳細は後日お知らせします。

 

 

昨年度のオープンキャンパスの様子

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2022年6月22日(水)、合同拡大教授会の議事に先立ち、生物機能科学分野の松井健二教授による日本農学賞・読売農学賞受賞記念講演「みどりの香りの科学 ~しつこくやってたら受賞したり「さきがけ」のアドバイザーになってたり~」を開催しました。
本講演は、学部内FD研修の一環として開催し、農学部の多くの先生方が参加しました。
松井教授からは、これまで取り組んできた研究内容の後、外部資金の獲得を目指す先生方へ向けて、 申請書の書き方のポイントなど、多くのアドバイスをいただきました。

30分間の講演ではありましたが、非常に有意義なものとなりました。 松井教授、どうもありがとうございました。

受賞記事の紹介はこちら
 

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広報部だより Vol.38

2022年6月22日

 

皆さんこんにちは!山口大学農学部広報部です。

梅雨に入って暑くなってきましたね。



中間考査、お疲れ様でした!手応えはどうでしたか?

よくできた方も、あまり良くなかった方も、気持ちを切り替えて期末考査に向けて頑
張っていきましょう!



6月18日には山口大学で七夕祭が行われました!色々な部活動やサークルが催し物を
していて賑やかで楽しいものになりました!最後に打ち上げられた花火もとても綺麗
で夏を感じられました!


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これからもっと暑くなってくるかもしれませんが、熱中症に気をつけて夏を楽しみま
しょう!



担当: M.K

 

 

 


農芸化学会中四国支部主催 第40回市民フォーラム「虫を食べるときが来た!」が開催されます。

2022年7月9日(土)に、山口市湯田温泉のカリエンテ山口において、農芸化学会中四国支部創立20周年記念第40回市民フォーラムが開催されます。「虫を食べるときが来た!〜昆虫食の紹介とその魅力〜」というタイトルで、兵庫県伊丹市昆虫館館長の坂本 昇氏、和歌山県紀の川市いなか伝承社代表の田中 寛人氏、本学農学部の井内 良仁教授が、それぞれの立場から昆虫食についてわかりやすく解説します。入場無料で事前申し込み不要ですので、お誘い合わせのうえお越しください。

日時:2022年7月9日(土)13:30〜15:30
場所:カリエンテ山口(山口県婦人教育文化会館)大ホール
   山口市湯田温泉5丁目1−1

問い合わせ先:山口大学農学部 井内良仁
       Tel: 083-933-5853
       e-mail: yiuchi@yamaguchi-u.ac.jp

 

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椹野川漁業協同組合と山口大学農学部(赤壁善彦教授)で柑橘風味のする鮎の開発に成功し、「柑味鮎(かんみあゆ)」と名付け、山口県のブランド鮎として12年目になります。地元の旅館・ホテルの献立に利用され、居酒屋のメニューにも載るようになりました。また、スーパーの店頭に並んだり、加工して商品化へと展開し、現在は全国流通しています。

一方で、柑味鮎の認知度を高めるため、毎年6月の第一日曜日を「あゆの日」と定め、「あゆの日まつり」を開催してきました。ところが、コロナの影響で中止を余儀なくされてきましたが、今年はようやく3年ぶりに開催することができました(6月5日(日)10時より)。

まつり会場では、柑味鮎の活魚、塩焼き、炊き込みご飯の販売、鮎のつかみ取り大会、ガラポン抽選会などを行いました。規模を縮小しての開催で、しかも時折の雨風の中でしたが、400名ほどの幅広い世代の方々に参加いただきました。

山口大学は、まつりの後援で、ヤマミィも参加しています。また、赤壁研究室の学生は、運営スタッフとしてお手伝いをしています。さらに、農学部の学生も、鮎のつかみ取り大会に参加しています。このような取り組みは、大学と地域との連携活動の成功例として、テレビや新聞で繰り返し紹介されています。引き続き、地域の活性化を目指し、連携活動を進めていきます。

 

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写真① ガラポン抽選会の様子

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写真② 鮎のつかみ取りの様子

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写真③ 柑味鮎の販売の様子

 

 

 


月刊農学部長 第47号(2022年6月)

 

5月 長引くWithコロナと山口大学の自慢

今やオミクロン株の第6波なのか、さらに変異の入った亜種の第7波なのかも定かでなくなりましたが、感染者数の高止まりが続いています。今年度に入ってからの山口大学生の感染者数は、約2か月で50人超に上り近所で時々発生する出来事になっています。同時に、特に若者の多い大学では、ほとんど重症化しないととらえられている雰囲気です。講義はもちろん、実験実習も基本的には対面形式で行われていますので、正課教育に関してはコロナ以前の大学に戻ったと言ってもよいでしょう。また、教員の海外出張や学生の留学も徐々に許可されるようになってきました。残るは、課外活動や飲食を伴う集会等の規制です。

 

さて、シリーズの2回目ですが、一番オーソドックスな山口大学の自慢です。

山口大学の自慢(その2)~長い歴史がある~

山口大学が2015年に創基200周年行事を行ったことを覚えている教職員は多いと思います。1815年に長州藩士の上田茂右衛門(鳳陽)先生が藩に嘆願して、山口市中河原(市役所付近)に文学所・山口講堂を開設した時点を起源としています。創基という表現が少々あいまいですが、これを山口大学発祥とするならば、東京大学、東北大学に次いで日本で3番目に古い大学となります。「本当?」と思う人がいるかもしれませんが、当時多方面で先進していた長州藩のバックアップがあったことを考えると、決して不思議な歴史ではありません。ただ、この山口講堂に農学部の起源があったわけではありません。1980年に編纂された「山口大学30年史」を読んでみると、農学部の起源は、1883年(明治16年)に中河原のすぐ近所(現在の山口市中央2丁目)に創設された山口県栽培試験場農事講習会であると記載されています。この講習会は2年後(明治18年)に獣医科を伴う山口農学校の創立に繋がっていきます。
その後、現在の山口市小郡町に設立された山口県立農業学校・山口獣医畜産専門学校等を経て、1949年(昭和24年)には新制国立大学の1学部としてスタートすることになります。この時の大学設置委員会審査の正式書類には、経済、文理、教育、工学、農学の5学部が認められ、その設置条件には、「農林学部を農学部とし、学科を農学科と獣医学科の2科とする」という文章があります。当初、農林学部を申請したけれど、林学科は認可されなかった歴史があるようです。経済、文理、教育は山口市役所付近にありましたが、工学部は宇部市に、そして農学部は下関市長府での開校となりました。それから、約20年が経過した1970年前後に、文理学部から派生した人文学部と理学部、教育学部、経済学部そして農学部(農芸化学科を新設した3学科)が吉田キャンパスに総合移転し、現在の山口大学の基本形が完成します。以上のような歴史を顧みると、農学部は、山口市中央町→小郡町→下関市長府→山口市吉田と移転していることになります。
先日ジョギング中に、山口市民会館の裏駐車場で「山口県農学校発祥之地」という石碑を発見しました。上記史実通り、明治18年の日付が刻印されていました。市役所の隣ですから、何かの機会に訪ねてみてください。と言うことで、やっぱり「歴史がある」というのは一つの自慢です。

 

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農学部オープンセミナー2022

 

山口大学農学部オープンセミナーは、高校で学習する生物と化学の基礎知識から出発し、農学部の専門的領域に足を踏み入れる接続授業です。農学部教員が講義し、実験を指導します。

このイベントの高校生の定員は10名です。対象は高校全学年ですが、各校3名以内とさせていただきます。また、引率教諭・保護者等も定員5名までご参観可能です。申込時に参加生徒に合わせてご登録ください。

新型コロナウイルス感染防止のため、普段からの体調管理に努めていただくとともに、少しでも異変がある場合は参加をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

本年度のテーマ

ウイルス感染を検出してみよう ~カイコの病気をPCR診断~

 

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  ↑ クリックするとPDFを表示します

 

 

 

日時:令和4年8月10日(水)

場所 :山口大学農学部実験室

連絡先 :山口大学農学部学務係

電話 :083-933-5811

参加費 :無料(昼食はこちらで準備します)

 

申し込み方法

下の「お申込みフォーム」をクリックし、表示されるページに必要事項を入力してください。登録ができましたら折り返し登録完了メールが自動的に返信されます(しばらく待っても届かない場合は上記連絡先に電話でお問い合わせください)。

 

お申込みフォーム

 

登録手続きを確認次第、参加可否について、登録されたメールアドレスに改めてご連絡いたします。

申込〆切は7月29日(金)としていますが、定員となり次第、締め切らせていただきます。

なお、本セミナー実施に伴い取得した個人情報は、本セミナー実施以外には使用いたしません。

 

参加にあたり注意すること

1.動きやすく汚れても良い格好をでご来学ください。

2.筆記用具は各自ご用意ください。

 

 

山口大学吉田キャンパス交通アクセス

山口大学吉田キャンパスマップ

 

 

 

過去の開催はこちら↓

 

オープンセミナー2009 「作ってみよう、光合成と呼吸の測定装置」の様子

オープンセミナー2010 「生きた細胞と細胞小器官(オルガネラ)を見る」の様子

オープンセミナー2011 「身近な寄生虫の世界~食品と生活」の様子

オープンセミナー2012 「光合成で決まるブドウやコムギの色と味~光合成産物の働きを計測してみよう」の様子

オープンセミナー2013 「活性酵素の話をしよう~抗酸化食品って何?」の様子

オープンセミナー2014 「植物工場での野菜の栽培を科学する。光環境制御で品質と育成スピードは変化する?」の様子

オープンセミナー2015 「植物の生育を支える土壌の化学」の様子

オープンセミナー2016 「植物の病気を診断する~植物病原細菌の簡易同定」の様子

オープンセミナー2017 「発酵の分子構造~発酵を担う酵素を調べてみよう~」の様子

オープンセミナー2018 「土の中の水を知る ~作物生育を左右する水の乾き具合~」の様子

オープンセミナー2019 「最先端バイオ研究にふれてみよう~動物細胞に光る遺伝子を導入する~」の様子

オープンセミナー2021 「ウイルス感染を検出してみよう ~カイコの病気をPCR診断~」の様子

 

 

 


広報部だより Vol.37

2022年5月12日

 

皆さんこんにちは、山口大学農学部広報部です。
桜は散り、暖かいを通り越して暑いと感じる日も多くありますが、みなさんいかがお過ごしですか?
私はこのごろ部屋の中でも、窓を全開にして、半そでで過ごすことも多くなってきました。

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さて、もう過ぎてしまいましたが、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
まだコロナの脅威は続いているため、旅行などはできなかったと思いますが、それでも何か新しいことをやってみたり、のんびり過ごしたりした方もいると思います。私は、このゴールデンウィークに成人式がありました。
中学校の頃の友達に、数年ぶりに会いましたが、みんなかなり大人びていて驚きました。(汗)

さて、連休が終われば次に待っているのは中間試験です。
新入生の皆さんにとっては、大学入学後初めての試験ということで、緊張している人も多いのではないでしょうか?
大学生の本分はやはり勉強、これなくして大学生活は語れません…。テストの難易度、勉強法、悩みは尽きないと思います。(私もそうでした)
決して油断することなく、講義の第一関門を無事突破しましょう。

(…いろいろ怖いことを言いましたが、今できることをしっかりやりましょう、困ったときこそ足元からです。全力で挑めば大丈夫です。結果は後からついてきますよ! ガンバレ~!!)

 


農学部の3年生は、専門的な様々な学生実験を受講しています。


今回は、生物資源環境科学科の学生実験「植物の光合成」を紹介します。
植物を密閉空間に入れ、二酸化炭素濃度を測り、植物がどれくらい光合成するのか調べる実験をやりました。
植物にあてる光源の距離を変えることで、呼吸と光合成のどちらが優先されるかを調べました。
今回使った器具は簡易的なものでしたが、これを本格的に調べるための器具はなんと1500万円もするそうです。(すごい…)

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先にも述べたように、最近は暑くなってきましたが、梅雨の時期も近づいてきました。
この時期は天候が安定せず、体調を崩す方も出てくるので、皆さん、健康には十分気を付けていきましょう。


担当K.O

 

 

 


山口大学農学部では、萩市からの協力要請を受けて、一昨年(2020年)7月から天然記念物“見島ウシ”分散飼育に係る業務委託契約を締結し、附属農場において対象牛(名前:はぎのさぎり / 性別:雌)を飼育してきましたが、昨年度に人工授精による繁殖に取り組み、この度、5月1日(日)に無事に子牛(雌牛 / 生時体重:20.5kg)が誕生しました。

今回の繁殖の取組は、日本国内でも希少な在来牛である見島ウシの遺伝資源の後世への継承に繋がるものであり、農場関係者(農場長:農学部・荒木教授)、とりわけ、共同獣医学部・谷口准教授及び総合技術部・竹田技術専門職員(生命科学課農学グループ)を中心とした畜産部門の担当者の熱意と飼育環境への格段の配慮による成果でもあります。

今後も、この「幻の牛」とも呼ばれる見島ウシについて、萩市との連携により山口大学が責任を持って飼育することにより、地域の課題に対して貢献していくこととしています。

 

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写真① 出産直後の様子 ※左側が母牛『はぎのさぎり』

 

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写真② 出産直後の様子

 

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写真③ 翌朝の牛舎での様子

 

 

 


月刊農学部長 第46号(2022年5月)

 

4月 Withコロナと山口大学の自慢

3回目のwithコロナの新学期がスタートしました。さすがに教職員も学生も慣れたもので、共通教育では最初の1週間は遠隔講義がメインとなったにもかかわらず、大きな混乱もなく授業がスタートしました。その後は通常の授業が展開され、すでに半月が過ぎようとしています。4月23日(土)と24日(日)には、新入生歓迎フェスティバルが開催されました。芝桜が見ごろになっている1番教室の横の広場では、サークル紹介のステージ企画が行われました(写真上)。また、各サークルのブースも共通教育棟と教育学部の間のスペースにオープンし、新入部員を熱心に勧誘していました(写真下)。まだまだ人数制限等はありますが、学生さんの笑顔溢れるキャンパスが少しずつ戻ってきている感じがします。もう少しの辛抱と信じて、皆さん頑張りましょう。

 

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さて、先週予告した新シリーズの第1回目です。


山口大学の自慢(その1)~字画が日本一少ない~


30年以上前に山口大学に赴任した時に最初に感じたのは、「字画が少なくて楽でいいなー」ということでした。当時は、書類はすべて手書きでしたので、字が下手な私は、字画が多い漢字を面倒だと感じていました。その点、山口は6画しかなく、当時調べてみたところ、私立大学を含む日本の全大学で最少でした。他に一桁画数は大分大学(7画)と日本大学(9画)の2校だったと記憶しています。つまり、山口大学は圧倒的に字画が少ない大学なのです。「それがどうした」と言われそうですが、実は結構メリットがありました。
今から25年以上前に広島県で開催されていた全国規模の駅伝に、山口大学陸上競技部の学生を連れて参加していました。その時、沿道の子供やお年寄りの「山口大学」に対する応援がやたらと多いことに気付ました。いっしょに走っていた、地元の「広島〇〇大学」や関東の強豪校「日本〇〇大学」よりも声援が多いのです。考えてみると、山・口・大・学の4文字はすべて小学校1年生で習う漢字です。さらに、走者のユニフォームが揺れて胸の文字が読みにくいのですが、山口大学はシンプルで遠くからでも一目瞭然、お年寄りにも読みやすいという長所を感じました。最近の大学名や学部名称はカタカナが入ったり、やたら長かったりしますが、スッキリとした大学名、学部名は山大のいいところだと思います。些細な事ですが、実利のあるりっぱな日本一だと思っています。

 

 

 


 

創成科学研究科農学系学域 松井健二教授が2022年度「日本農学賞」並びに第59回「読売農学賞」を受賞し、令和4年4月5日(火)に東京大学伊藤謝恩ホールで行われた表彰式において、表彰状と記念の表彰楯を授与されました。

日本農学賞は、日本農学会が「農学上顕著な業績を挙げたもの」に贈るもので、読売農学賞は、読売新聞の後援により、同じく農学分野での優れた研究成果を挙げたものに贈られるものです。
今回受賞の対象となった「みどりの香りの科学」に関する研究は、長年、松井教授が研究を行ってきた葉の香りが、害虫から身を守るためのコミュニケーション手段になっていることを実証するものであり、その有用性や応用性が高く評価されました。

松井教授は「このような伝統ある賞を受賞できて光栄です。これを励みに更に良い成果を挙げられるよう努めます」と受賞の喜びを語られました。

 

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広報部だより Vol.36

2022年4月11日

 

皆さん、こんにちは!農学部広報部です。
気温が暖かくなり、芝桜が満開になりました。

 

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新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!新しい環境で不安になることもあると思います。そんな時は、ぜひ私たち先輩を頼ってみてくださいね!
また、広報部では新入部員をお待ちしております!少しでも興味のある方はぜひご連絡ください。お待ちしております!

在学生の皆さん、進級おめでとうございます!
私たち2回生は今年から専門科目が主体となり、新しい知識を学ぶ機会が増えます。生活習慣に気を付けつつ、頑張りましょう!

さて、第2学生食堂きららが今月からリニューアルオープンしました。机や椅子が新しくなり、さらにリフレッシュスペースやビリヤード台も設置されました。
まだ行ったことがない方はぜひ行ってみてください!

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3月には卒業式が行われ、広報部からも5人の先輩方が卒業されました。
コロナ渦で一緒に活動できる行事が少なかったですが、先輩方の存在がとても心強かったです。ありがとうございました。

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今月から成人年齢が18歳に引き下げられました。自分で責任を持たなければならないことが増えます。
よく考えて行動しつつ、楽しい大学生活を送りましょう!


 
作成:A・K

 

 

 


令和4年3月31日(木)に山口大学農学部を退職される伊藤真一教授及び内海俊彦教授の辞令交付式が行われました。

宮田農学部長から、これまで山口大学農学部の発展にご尽力いただいたお二人への謝辞が述べられ、伊藤教授及び内海教授からも、これまでの山口大学農学部での体験談などのお話をいただきました。

長い間お疲れさまでした。4月からは、客員研究員及び非常勤講師として、引き続きよろしくお願いいたします。

 

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月刊農学部長 第45号(2022年4月)

 

3月 桜のキャンパスと新シリーズ(告知&公募)

3月23日(水)に桜が1分咲き程度の維新記念公園にて、今年も時間分割方式の無観客卒業式・修了式が行われました。93名の農学部卒業生と35名の創成科学研究科(農学系)修了生の皆さんが巣立っていきました。大学の卒業式は人生の一大転換点であることは間違いありませんが、中学や高校の卒業式ほど感傷的な式典ではありません。それは、主役の学生が十分大人であることに加え、自立すべき新たな生活の準備に追われ感傷に浸っている暇がないことも一因でしょう。皆さん、慌ただしい生活の中でも心と体のケアーを忘れずに、視線を上げて力強く一歩目を踏み出してください。
そして、間髪入れずに「Welcome 新入生」の週間を迎えます。この時期、キャンパスは桜で溢れていますが、本部横の公園(手前)と大学会館横(右奥)の特にきれいな桜群を掲載します。毎年のように月刊農学部長でも紹介していますが、今年はちょっとがんばって上空からの景色です。撮影方法は秘密です。新入生の皆さんが桜のように優しく明るいカラーの大学生活が送れるように、教職員全員が一生懸命サポートします。

 

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この写真に写っているメタセコイアの上部に、ちょっと見にくいですが、鳥の巣が確認できます。カラスの巣だと思われますが、ここ数年は宿主が現れません。実はキャンパス内には5か所ほどこのような巣があって、そのうち2か所では3月になって親鳥が巣繕いをしているのを確認しました。順調に行けば初夏ぐらいまで子育てをしている様子が観察できるはずです。校内を散歩しながら、鳥の巣を探してみるのもなかなか楽しいものです。


さて、コロナ禍で出張等も制限されている状況下で、これから24回も「月刊農学部長」を書かなくてはなりません。昨年は「登山シリーズ」を企画して何とか1年持たせましたが、今年も何か企画しないとネタが足りません。そこで、「山口大学の自慢」と題して、30年以上の山大教員生活の中で感じた、山口あるいは山大のアピールポイントをまとめたいと思います。何回できるかわかりませんが、「山口・山大の良いところ」を皆さんに認識してもらえたら幸いです。次回(4月号)からスタートする予定ですが、取り上げてもらいたい話題がありましたら是非お知らせ下さい。

 

 

 


佐合悠貴准教授研究室の博士前期課程2年の田代栞菜さんが、2021年度日本農業気象学会中国四国支部大会で優秀発表賞を受賞しました。
田代さんは、2021年12月2日にオンラインにて開催された2021年度日本農業気象学会中国四国支部大会において、「植物工場におけるリーフレタス成長速度の品種比較 ―成長モデル構成因子の解析―」(田代栞菜,佐合悠貴(山口大学大学院創成科学研究科))と題した研究を発表し、審査の結果、優秀発表賞に選ばれました(写真)。この研究は、植物工場において重要なリーフレタス品種の成長速度を、独自に構築した成長モデルを用いて比較解析したものです。

 

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広報部だより Vol.35

2022年3月30日

 

こんにちは、山口大学農学部広報部です!
少し肌寒さを感じる日もありますが、だんだん春の温かさを感じる日も多くなってきました。
季節の変わり目は三寒四温とはよく言ったものです。
(日本では早春の季語ですが、本来は、春先ではなく冬の気候を現した言葉なんだとか…世界は広いですね?)
春休みも流れるように過ぎ去っていき、あと少しとなりました。
学生の皆さんは、どのようにお過ごしですか?


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さて、山口大学では3月8日に、文化サークル棟竣工式が開催されました。
ここ数年、新型コロナウイルスの影響で、部活動やサークル活動が思うようにいかない状況が、何度もあったと思います。
新しくなった文化サークル棟と共に、思い切った課外活動ができる日が1日でも早く来ることを心から願っております。

 

そして、山口大学農学部では、2月25日に前期入試、3月12日に後期入試が行われました。
長期にわたる受験勉強お疲れ様でした!がんばった自分を労わって、ゆっくり休んでくださいね。

 

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早いもので、入学してから2度目の桜の季節です。
私ももう先輩です。(しみじみ)


新入生の皆様、合格おめでとうございます。
皆様が入学してこられるのを心から楽しみにしております!

 

 

作成:A・F

 

 

 


伊藤真一教授並びに内海俊彦教授が3月をもちまして退職されることになりました。

 

未だ新型コロナウイルスの影響も続いておりますが、無事に最終講義も開催することができ、3月17日の拡大教授会では、伊藤教授及び内海教授のご挨拶と記念品の贈呈が行われました。

 

伊藤教授は、平成4年4月山口大学農学部助手に採用され、平成6年5月同農学部助教授に昇任の後、平成13年4月農学部教授に昇任され、その後、組織改編により平成28年4月同大学院創成科学研究科教授、令和3年4月同大学研究推進機構教授を歴任されました。

学内においては、生物資源環境科学科学科長、学務委員長等を歴任され、学部の管理運営に尽力されました。

 

内海教授は、昭和59年10月山口大学農学部助手に採用され、平成3年4月同農学部助教授に昇任の後、平成13年5月農学部教授に昇任され、その後、組織改編により平成18年4月同大学院医学系研究科教授、平成28年4月同大学院創成科学研究科教授を歴任されました。

学内においては、生物機能科学科長、評価委員等を歴任され、大学、学部の管理運営に尽力されました。

 

伊藤教授並びに内海教授は、4月から客員研究員として、引き続き農学部及び創成科学研究科農学系学域の研究活動を支えていただくとともに、非常勤講師として農学部教育にもお力を貸していただくことになっています。

 

長い間、お疲れさまでした。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

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(左)伊藤先生(右)内海先生

 

 

 

 


令和4年3月23日(水)に令和3年度山口大学卒業式・修了式が行われました。


全体の卒業式・修了式が維新大晃アリーナで挙行された後、農学部本館にて卒業生・修了生一人一人に卒業証書・学位記が授与されました。 今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、卒業証書・学位記は手渡しではなく、それぞれの机上に準備されたものを受け取る方法がとられました。
今回の卒業式・修了式での農学部関係者の人数は卒業生93名(生物資源環境科学科50名、生物機能科学科43名)、修了生35名(農学系専攻33名、山口大学・カセサート大学国際連携農学生命科学専攻2名)となります。なお、令和2年4月に設置された山口大学・カセサート大学国際連携農学生命科学専攻からは初めての修了生となります。


今後のそれぞれの分野でのご活躍を期待しております。

 

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山口大学農学部(山口県山口市)と広島大学生物生産学部(広島県東広島市)は、2022年3月14日(月)、中国地方におけるスマート農業の導入を先導する役割を担う「中国地域スマート農業ラボ(以下、「ラボ」)」の取組状況を報告する研究会を共催いたしました。この度は、現地会場を広島市内ホテルに設け、中国5県からのオンライン参加者も交えたハイブリッド方式で講演ならびに意見交換を実施しました。本研究会には、農機メーカー・教育研究機関・自治体・金融機関・農業法人・団体等からの計64名(うちオンライン41名)が参加されました。
先ずは、広島大学生物生産学部の三本木至宏学部長より、拠点ラボを構成する研究分野の紹介がなされ、大学院統合生命科学研究科 櫻井直樹特任教授より各分野が取り組む具体的な研究項目が示されるとともに、バイオマス・ビレッジ構想が提案されました。また、山口大学農学部の執行正義教授より、山口支部ラボの取組実績が紹介されるとともに、知的財産センターの陳内秀樹准教授より、スマート農業に関連した農業知財教育に関する実践事例が紹介されました。さらに、(株)クボタの関係者より、アグリロボなどの先進機器の紹介がなされるとともに、普及に関する現状報告がなされました。
なお、「ラボ」は、公益財団法人中国地域創造研究センターが実施した「中国地域におけるスマート農業のあり方に関する調査報告書(2019年3月)」の提言に基づき、一般社団法人中国経済連合会(会長 苅田 知英)が開催した「中国地域スマート農業モデル研究会」における関係者の議論等を踏まえ、開設に至ったもので、来年度以降、他県に拡大していく方針です。


研究会の概要

1.開 会 (5分) 10:00~10:05
中国地域スマート農業モデル研究会 事務局長 梅津 貴

2.講 演① (30分)10:05~10:35
「中国地域スマート農業ラボ(広島拠点ラボ)の取組状況について」
広島大学大学院 統合生命科学研究科 教授 ・ 生物生産学部長 三本木 至宏
広島大学大学院 統合生命科学研究科 特任教授 櫻井 直樹

3.講 演② (30分)10:35~11:05
「中国地域スマート農業ラボ(山口支部)の取組状況について」
山口大学大学院 創成科学研究科(農学系学域) 教授 執行 正義
山口大学 大学研究推進機構 知的財産センター 准教授 陳内 秀樹

4.講 演③ (30分)11:05~11:35
「クボタのスマート農業の取組みについて」

5.情報提供・意見交換 (25分)11:35~12:00

6.閉 会 12:00

 

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研究会の様子

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陳内准教授による講演

 

 

 


附属農場では、2021年度から特別支援学校高等部のお米や野菜生産を支援しています。3月16日に開催した「まごころカフェ」にむけて、荒木教授の指導のもと作業学習の時間に精米・袋詰め作業を行い、まごころ米「こめた」を出品しました。「まごころカフェ」は特別支援学校の先生方が非常に熱心に企画され、生徒のみんながかかわれる企画になっています。県内企業の協力もあり、農場の米で作ったポン菓子や、特別支援学校で作ったサツマイモのジェラートなど、品目もたくさんあり楽しめます。
特別支援学校では、「まごころカフェ」の活動を拡充する方向でスタッフが頑張っておられます。附属農場でも、障がい者支援に興味がある学生にも声をかけて活動を広げていこうと考えています。

 

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小林淳教授が会頭をしています日本蚕糸学会の第92回大会の特別シンポジウム「昆虫食の可能性を探る」が2022年3月15日にオンライン開催されます。先着500名ですが、誰でも参加自由です。一般参加者の方は、「こちら」をクリックすると参加登録ページにジャンプしますので、参加登録(無料)していただくと、オンライン開催情報を取得できます。もしくは、ポスターに掲載されているQRコードからも参加登録ページにジャンプできます。

シンポジウムは、山口大学農学部と山口大学昆虫機能応用研究推進体が協賛で、井内良仁教授の講演「虫を食べるとどんな良いことがあるか」も予定されています。

奮ってご参加ください。

 

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2022年2月28日(月)に、農学部・共同獣医学部本館大会議室に於いて、「第2回山口大学農学部農学教育評議会及び第3回山口大学大学院創成科学研究科教育評議会(「バイオ・医薬品分野」・「食品・アグリ分野」合同会議)」が開催されました。
本会議は隔年で開催しており、今回も4名の学外委員にご出席頂き、学部及び大学院における教育カリキュラムの内容や、教育活動に関する主な取り組み、さらには第4期以降の将来計画等に対して、種々のご意見やご助言を頂いたところです。
本会議で頂いたご意見やご助言を踏まえ、今後の学部及び大学院教育の改善に努めることとなります。

 

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学外委員の方々

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左から、農学部事務長、評議員、農学部長、副学部長

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事務長からの説明

 

 

 


月刊農学部長 第44号(2022年3月)

 

2月 恵方巻とキャンパスの冬の彩り

2月上旬、農学部の学生たちは卒論・修論の仕上げに忙しく、学部内はコロナ禍とは無関係にとても静かです。昨年も書きましたが、文章にまとめるという作業は最も頭を使う作業であり、その能力は社会人になって間違いなく役に立ちます。先生に修正されて終了ではなく、その過程をよく振り返って、論理的な思考の表現スキルを高めてください。そんな中、節分の日(2月3日)には、ここ15年ぐらいの研究室の恒例行事で「恵方巻」をみんなで食べました。今年は、男子学生ばかり10名(院生4名、学部生6名)の研究室で、一言もしゃべらずに北北西の方角にある冷蔵庫を見つめて一気に食べました。写真のようになかなかシュールな風景でした。1本860円もしてびっくりしたのですが、美味しいうえに、「今年1年病気をしないように」と健康意識を高められるのなら安いものかもしれません。

 

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サイレントなキャンパスにあって、この時期に貴重な彩りを放っているのが、サザンカのピンクの花(写真奥)とクロガネモチの真っ赤な実(写真手前)です。この場所は以前紹介したキンモクセイ(月刊農学部長第28号)のすぐ隣です。クロガネモチとは興味をそそるネーミングですが、葉が乾くと鉄色になることから名付けられたと解説されていました。同時に「苦労がなく金持ち」に通じる縁起木と紹介されています。苦労せずにお金が入るのは幸運なことではありますが、必ずしも幸福なことではないと信じているのは、宝くじに縁がない私の負け惜しみでしょうか。

 

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COVID-19の第6波に関する大学内の状況は、HP上で公開されているように、年明けからすでに50人を超す感染者が報告されています。幸い、農学部内での感染報告はほぼ無く、いつも通りの2月を過ごすことができました。大学前期入試は2月25日に無事終了しましたが、後期入試(3/12)や卒業式(3/23)も控えていますので、もうしばらく気を引き締めて感染予防に努めましょう。

 

 

 


広報部だより Vol.34

2022年2月21日

 

こんにちは、山口大学農学部広報部です!
一人暮らしをしているとなかなか年中行事には疎くなってしまいますが、2月になり節分も過ぎました。

学生の皆さんは1年の締めくくりの期末テスト、お疲れ様でした。

後期はコロナの影響もあり、テスト期間前にオンライン授業に切り替わってしまったりと学生の皆さんも大変でした。

また、4年生と大学院2年生の先輩方は卒論・修論発表がありました。お疲れ様でした。
生物資源環境科学科の2年生はオンライン上で聴講しました。

私たち下級生もあと数年後は先輩方のように論文発表を頑張りたいと思います。

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現在は春休みが始まりました。
しかし、コロナの感染拡大を受けて実家に帰りたくても動きにくい状況だと思います。
学生の皆さんが約2か月の長い春休みを楽しく過ごせることを願います。

受験生の皆さん、2次試験で後悔の残らないように頑張ってください。

 

 

 


生物機能科学科の内海俊彦教授の「高等学校で実施できる動物細胞遺伝子導入実験キット」が東レ理科教育賞奨励作に選ばれました。

内海先生のコメント:本賞である「東レ理科教育賞」が取れず、残念ですが、「理科教育上広く普及を奨励するもの」が選定される奨励作に選ばれ、嬉しく思います。受賞作の作品集は教育機関(高校等)16000部無償配布されるそうですので、東京書籍の「教師用指導書」への掲載とともにキットに興味を持ってくれる教員が増えるのではないかと期待しております。

 

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東レ理科教育賞のホームページはこちら

 

内海先生の動物細胞遺伝子導入実験キットの詳細はこちらをご覧ください。

 

 

 


2022年2月7日に生物資源環境科学科の卒業論文発表会を、翌8日には創成科学研究科の修士論文発表会が開催されました(生物機能科学科の卒業論文発表会は2月15日に開催)。

この春に卒業を迎える4年生と修士2年生は、コロナ渦での研究生活を送ることになり、当初の予定を大きく変更せざるを得ないなど制約のある中で研究成果をあげ、無事発表会を開催することができました。

今年も聴講者には入退出確認票を記入してもらうなどコロナ感染症対策を行うとともに、初の試みとしてWebexを使ったハイブリッド開催でした。生物資源環境科学科では農学研究入門を受講している2年生がオンラインで聴講しました。

皆さん、日ごろの研究の成果を発表され、また先生方からの質問にもしっかりと答える姿が印象的でした。お疲れさまでした!

 

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今年は入場者を控えめにしてWebexを使ったハイブリッドでの開催になりました。

 

 


2022年(令和4年)1月28日(金)農学部6番教室において、2020年(令和2年)4月に設置された山口大学大学院創成科学研究科山口大学・カセサート大学国際連携農学生命科学専攻(修士課程)(以下、国際連携専攻)として初めての論文発表会が行われました。
国際連携専攻での論文発表会は、タイのカセサート大学と合同で行われるため、カセサート大学とオンラインで接続し、全て英語で行う必要があります。
論文発表会は、主指導教員である藥師先生の進行のもとで行われ、今回の発表者である永木さん、谷岡さんは、英語での論文発表を行い、その後の両大学教員による質疑にも明確でかつ十分な回答を行い、論文発表会は滞りなく無事終了しました。
今後は、カセサート大学との合同学位審査委員会による審査を受け、結果を待つこととなります。
 

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月刊農学部長 第43号(2022年2月)

 

1月 コロナ第6波と対面試験

昨年末の月刊農学部長に「コロナとの戦いは今後も予断を許しませんが、とりあえず危機的な状況は凌いだと信じて、、、」と書きましたが、その直後に岩国米軍基地発・オミクロン株によると推察される第6波が来てしまいました。これまで、新幹線沿いの都道府県では珍しく「緊急事態宣言」も「蔓延防止法」も発令されていなかった山口県でしたが、ついに県東部に対して蔓延防止法が発令されました。その事態を受けて、1月11日に行われた全学の教育研究評議会において、講義を対面から遠隔に速やかに移行することが決定されました。遠隔講義そのものには抵抗がなくなっていますが、この時期は期末試験、大学入学試験と対面が不可欠な重要行事が続きます。第5波の後に、もうCOVID-19の話題には触れないと書きましたが、今しばらく、大学の状況を皆さんにお知らせしなければならないようです。
1月末現在では、日本全体では8万人前後、山口県では400人前後の感染者が報告されており、ピークアウトの気配がまだ見えない状況です。幸い、大学内での感染拡大は比較的抑えられており、何とか定期試験等も対面で実施できています。写真は、高坂先生の授業(情報生化学:主に生物機能科学2年生)の試験風景です。この学生たちは2020年4月の入学ですから、入学と同時に数か月間遠隔授業になり、その後は対面と遠隔をミックスした形で受講してきました。昨年秋にとった彼らのアンケート結果を見ると(写真中円グラフ)、対面授業の方がいいと答えたのは76%にのぼり、「先生の熱量が伝わって、ポイントが分かりやすい」「わからない点を友達にすぐ相談できる」などの意見が書かれていました。一方、遠隔の方がよい(17%)、判断できない(7%)と答えた学生からは、「好きな時間に何度でも視聴できるオンデマンド方式で理解が深まる」などの声も聞かれました。農学部としては、基本的には全面的に対面授業に戻したいと思っていますが、遠隔講義のメリットはコロナ禍が過ぎても生かしたいところです。

 

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2月になると、卒業論文、修士論文、博士論文の発表審査会、そして月末には大学入試の前期個別試験が実施されます。弱毒化したオミクロン株が「自然ワクチン」になって、パンデミックが収束するという楽観論に期待したくなりますが、ワクチン接種者でも感染が頻発している現状を冷静に鑑みると、そう簡単な結末ではなさそうです。

 

 

 


APUで開催されたオンライン合同学生英語シンポジウムで修士課程の木寺航大君が受賞しました。

 

2022年1月22日(土)にAcademic Year 2021 Joint Student Symposium on Tourism, Hospitality and Leisure Research(日本語名:2021年度ツーリズム・ホスピタリティ・レジャー研究合同学生シンポジウム)がオンラインで開催されました。シンポジウムには計9大学(APU、和歌山大学、山口大学、琉球大学、関西学国語大学、一橋大学、成蹊大学、北星学園大学、玉川大学)から学部生、大学院生、教員合わせて約100名が参加し、グループ発表12件を含む計47件の口頭発表がすべて英語で行われました。山口大学大学院創成科学研究科農学系専攻1年生の木寺航大君(農業市場学研究室)がイノベーティブ・リサーチ賞を受賞しました。

テーマ:
Implementation of Accessible Tourism in Yamaguchi Prefecture, Japan: From a Practical Report of Outdoor Wheelchair in Akiyoshido
Koudai Kidera (Graduate School of Sciences and Technology for Innovation, Yamaguchi University)

 

 

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広報部だより Vol.33

2022年1月31日

 

新年あけましておめでとうございます! 農学部広報部です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。2022年は寅年です。何でも積極的にトライする1年にしていきたいですね。


今月15、16日に山口大学が共通テストの会場となりました。下の写真は共通テスト前の正門付近の様子です。14日から16日までは関係者以外の立ち入りが禁止されていました。共通テストが終わり、二次試験に向けて勉強に励んでいる人もいると思います。受験生のみなさんが実力を発揮できることを願っています。

 

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1月下旬には期末試験があります。寒い日が続くので温かいおしるこで糖分補給して試験に備えましょう。

 

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後期の講義は途中からオンラインに変更されました。1月に入ってから山口県の感染者が増加し、コロナ終息にはまだ時間がかかりそうです。感染対策を万全にし、元気に乗り越えましょう。

 

 

 


山口大学大学院創成科学研究科(農学系学域)では、2021年10月9日(土)から11月29日(月)まで、国立開発研究法人科学技術振興機構(JST)「さくらサイエンスプラン」の支援により、6か国(タイ、ベトナム、インドネシア、台湾、スリランカ、ミャンマー)の学術交流協定校である18大学から計98名の学生・教員・研究員を受講生とする遠隔国際交流プログラムを実施しました。情報提供、ポスター研究発表とリモート見学会にはLincBizを、口頭発表にはZoomとWebexを、さらに、交流会にはRemoをそれぞれ活用して多彩な交流企画を企画・実行しました。

創成科学研究科(農学系学域)では、ここ20年間に様々な国際拠点交流事業を通じて、ASEAN諸国の約40大学と生物資源を用いた共同研究を実施しており、熱帯性環境生物の資源開発に関する国際ネットワークの形成を推進しています。この度は、特に、訪日経験がない学生や教員を対象に交流計画を立て、コロナ禍で留学の機会を閉ざされた交流協定締結校の関係者に本学の雰囲気と教員の研究内容を知ってもらう機会としてプロジェクトを遂行しました。

今回、さくらサイエンスプランからご支援いただいたことで、多くの大学と「熱帯生物資源」や「情報解析」を主たるテーマとして総合的に学習・議論する交流することができました。この度の一連の成果情報は英文報告書として取りまとめ、各協定校と共有しました。この様な遠隔交流機会において、創成科学研究科(農学系学域)では今後も活用できる一連のシステムやノウハウが蓄積できました。

 

実施プログラムの詳細は以下からご覧いただけます。
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/topics/_9041/_9577.html


生物資源環境科学科の2年生・3年生合同で農学と職業の関係性を考える講義「農学と職業」を9月初旬に集中講義で開催しました。このたび、その講義の様子が「水土里ネット」(山口県土地改良事業団体連合会)の山口県土地改良だより(第125号)で紹介されました。講義へのご協力、ありがとうございました!

この「農学と職業」の講師は、山口大学の卒業生で現在、農業系・食品製造販売系・農業資材系企業、県庁などで活躍されている方々です。 講義の後半では、実際の現場を視察しました。例年ならばバスで現地に出向いて現地見学をしますが、今年は残念ながらWebにより実施しました。 現場視察は、山口県農業大学校(防府市)、山口県土地改良事業団体連合会(山口市)、JA山口県 宇部統括本部・萩統括本部の3ヶ所です。 山口県農業大学校では、山口県における園芸と畜産の解説をしていただきました。山口県土地改良事業団体連合会では、次の内容で見学をしました。(1)水土里ネット山口について(2)設計業務について(3)換地業務について(4)土地改良区事務支援業務についての4点です。 JA山口県は、卒業して間もない方に講師になっていただき、農協での業務内容を解説していただきました。

midori_20220114.jpgクリックするとPDFファイルが開きます。

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頑張れ!!受験生

 

宮田学部長より

体調を整えることが最も大切です。暴飲暴食を避け、適度に気分転換をしながら、ラストスパートをかけましょう。皆さんが万全の体調で、自分の力を余すことなく発揮できるよう、山口大学農学部の教職員一同、心から応援しています。

 

竹松副学部長より

受験生の皆さん、毎日寒いですね!もうひとがんばりです。この1年間、大勢の皆さんとお会いして、みんなの熱意を受け取ってきました。4月にはみんなに会えるのを楽しみにしています。体調に気をつけて、頑張ってください!

 

執行副学部長より

大学では、座学だけでなく、実社会をフィールドにした様々な学びの形態があります。海外にフィールドを求める展開もあり、山口大学農学部は「そんな君」をサポートします。先ずは、受験を無事に乗り切ってください。吉報をお待ちしています!

 

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在福岡タイ王国総領事館の表敬訪問(2021.12.27

左から、執行副学部長、ソールット・スックターウォン総領事、宮田学部長、竹松副学部長

 

 


月刊農学部長 第42号(2022年1月)

 

12月 農場祭とクリスマス市

12月9日の昼休みに、農場祭が行われました。今年もコロナ感染防止のため、飲食のない物販のみとなりましたが、たくさんの方々に来場していただきました。約20種類の野菜と果物が売られていましたが、私も生物資源環境科学科の学生さんが農場実習で作ったミニトマト(380g)とカブ(750g)をそれぞれ150円で購入しました(写真)。日常的に買い物をする人なら、このコストパフォーマンスの良さが理解できると思います。この場を借りて、農場の維持管理及び農学部の研究・教育にご協力いただいている技術専門職員(農学グループ)の皆様に感謝申し上げます。今年は、先月号に記載したようにお米とお芋の生産にちょっとだけ協力させていただきました。来年は、もっとたくさんの農産物生産に関わり、勉強したいと思っています。

 

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ところで皆さんは、「12月、山口市はクリスマス市になる」こんなPRをご存じでしょうか。保守的な山口にしては攻めたキャッチコピーだなと思いますが、実は山口市はクリスマス発祥の地とされています。山口市の広報誌には「1552年の12月に、フランシスコザビエルの後継者・宣教師コスメ・デ・トーレスらが山口でクリスマスを祝ったのが日本での始まり」という内容が記述されています。当時の大内義隆(31代)はトーレスに対してキリスト教の布教と拠点建設を許可したことが記録に残っています。この拠点が日本で最初の常設教会とみなす説もあり(諸説あり)、「クリスマス発祥の地」を標榜する資格はあるように思います。毎年12月になると県庁から市役所までのパークロードが所々ライトアップされますが、特に旧サビエル記念聖堂を模したLEDの電飾はとてもきれいです(写真)。パークロードそのものもかなりお金をかけて整備した道路で、昭和61年には日本道路百選にも選ばれた山口市内の名所の一つです。その街路樹を背景に、写真のような白と青を基調とした幻想的な空間が広がっています。山大からは自転車で20分ぐらいかかりますが、一見の価値があると思います。まだ見たことがない人は、是非来年は見に行ってください。

 

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さて、今年も一年が終わろうとしています。いろいろとありましたが、何とか学部長の仕事をこなすことができました。教職員・学生の皆さま、ご協力ありがとうございました。コロナとの戦いは今後も予断を許しませんが、とりあえず危機的な状況は凌いだと信じて、ちょっとだけ気を緩めて鋭気を養いたいと思います。
みなさん良いお年をお迎えください。そして、また元気よくリスタートしましょう。
 

 

 


この度、令和3年度山口大学研究推進体として採択されました「都市農業研究推進体:都市農業システムの創発的機能化」のキックオフシンポジウムを開催します。
本研究推進体は、都市農業を対象として創発的な技術開発やシステム作りに向けたトランスディシプリナルな研究ネットワークの構築を目指すものです。本シンポジウムでは、北宅善昭教授(大阪府立大学)をお招きして「資源循環型社会づくりのための都市農業」について公演していただく他、推進体メンバーによる講演4件を予定しています。
都市農業は、食料生産機能だけでなく、環境保全、景観創出、食育・環境教育、コミュニティ創出、地産地消、防災などの多様な機能を内包することが期待されます。様々な分野の方々のご参加をお待ちしております。

日時:2021年12月17日 15:40~17:40
場所:農学部大講義室

※オンラインでの配信も予定しております。オンライン参加を希望される方は、12月16日までに佐合(sago(at)yamaguchi-u.ac.jp)までお知らせください。参加希望者には当日朝にミーティングURLを配信します。※メール送信の際は、(at)を@にしてください。

お問い合わせ:
創成科学研究科(農学系) 佐合悠貴
メール: sago(at)yamaguchi-u.ac.jp ※メール送信の際は、(at)を@にしてください。
 

 

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広報部だより Vol.32

2021年12月13日

 

皆さんこんにちは。農学部広報部です。
気づけば今年も残りわずかになり、寒さも厳しさを増してきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は寒さ対策にコートを新しく買いました。
今回は入試、クリスマスツリーの点灯式、農業祭について紹介します。
 
12月に入り、一般入試の対策もいよいよ大詰めの時期になりましたね。
推薦入試があった方はお疲れさまでした。結果がでるまでは気が抜けないと思いますが、
一般入試が控えている方も推薦入試が終わった方も、お体には十分気をつけて頑張ってくださいね。
 
さて、話は変わりますが12月6日月曜日に本校でクリスマスツリーの点灯式がありました。
屋外でのイベントであったため、だれでも気軽に楽しめるイベントであり、
混声合唱団のパフォーマンス、ヤマミィとの写真撮影などの企画が準備されていました。
ヤマミィもクリスマスということで、張り切っておめかししており
そのかわいらしい姿を記念に残すため、写真撮影を求める参加者が多数いました。
 
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最後に、12/8農学部付属農場で農場祭がありました。
実践農場実習という授業で、2年生たちが自ら栽培した農作物を販売しました。
野菜を購入しに来た方々や販売係の学生の声でで会場はにぎわっていました。
自分たちが心を込めて栽培した野菜だったので、
購入して頂けてとてもうれしかったです。
会場にお越しになった皆様、
本当にありがとうございました。
 
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早いものでもう年の瀬、皆様にとって2021年はどのような年でしたか?
私はこの1年間、様々な経験をさせていただきました。
戸惑うこともありましたが、それもいい思い出です。
なんだかあっという間に過ぎた気がします。
それだけ充実していたということでしょうか…
 
師が走りまわるほど忙しい季節、
冷え込みも相まって疲れがたまりやすいと思います。
体調に気を付けて、
楽しく2022年を迎えましょう。


 


 令和3年11月27日(土)から28日(日)の2日間山口大学において第18回Young Scientist Seminar (YSS)を開催しました。今年は本学大学院創成科学研究科修士1年生の濱治百々子さん、坂口直子さんを中心に農学部の学生たちで実行委員会を組織し、学生が主体的に準備、運営を行いました。今年で18回目を数えるYSSですが、例年だと合宿形式で集まっての開催となるのですが、コロナ禍の影響で昨年に引き続きオンラインでの開催となりました。
 セミナーには、微生物学、生物工学、環境工学、食品化学を中心に生物関連分野の大学生および大学院生を含む若手研究者総勢163名の参加がありました。そのうち107名がタイ、ベトナム、インドネシア、バングラデシュ、ドイツ、イギリスからの外国人若手研究者でした。また、日本国内からも山口大学以外に筑波大学の学生が参加しました。
 セミナーは司会や座長を務め学生たちによって進行され、最初に実行委員長の濱治さんの開会の挨拶の後、オランダWageningen University and ResearchのAnne van Diepeningen博士による基調講演が行われました。続いて、本学の中高温微生物研究センターと馴染み深い筑波大学・微生物サステイナビリティ研究センター(MiCS)の竹下典男先生の招待講演が行われました。その後、海外33名、国内32名の若手研究者が6つのグループに分かれて英語で口頭発表と研究討議が行われました。各グループから1名ずつ優秀発表者が選出されました。
 2日目は、北海道大学・低温科学研究所の渡邉友浩先生、北海道大学・人獣共通感染症国際共同研究所の邱 永晋先生による招待講演が行われました。両研究所と本学の中高温微生物研究センターは令和3年10月27日に包括連携協定を締結しました。YSSでの両先生のご講演が今後の連携の引き金になるものと期待されます。その後、初日の各グループの講演で優秀発表者に選出された若手研究者に全体セッションでの発表をしてもらいました。今回のYSSは、本学の執行正義教授が世話人を務めるさくらサイエンスプログラムと連携して開催されました。さくらサイエンスプログラムでは、アジア諸国を中心に文化や研究の交流を行い、令和3年10月から11月にかけて10回のイベントが開催されました。その一環として、さくらサイエンスプログラムの参加者にも今回のYSSにも参加いただきました。さくらサイエンスのポスターセッション22題から選出された2名の優秀発表者にもYSSの全体セッションで口頭発表してもらいました。合わせて8名の優秀発表者の中から、ドイツBerlin University of Applied Sciences and TechnologyのKatharina Alicia WernerさんとタイChiang Mai UniversityのWorawoot AiduangさんがBest Speaker Awardを受賞し、本学中高温微生物研究センター教授の阿座上弘行先生から症状並びに記念品が贈呈されました。
 JSPS研究拠点事業を契機に開始した本セミナーも18回を数えました。来年はこの苦難な時期を乗り越え、多くの国々の若手研究者が活発に交流できることを期待しています。


yss2021-111.jpg 開会の挨拶をする実行委員長の濱治さん

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学生たちが進行しているYSS会場(農学部セミナー室)。オンラインで世界の若手研究者と交流。

 

この記事は山口大学トップページのトピックス欄にも掲載されています。

 

 

 


2021年12月9日、今年も農場祭を開催いたしました。農場祭は、教職員および学生に日ごろお越しいただけない農場に来てもらい、新鮮な農産物をご購入いただくことで、農場の活動をご理解していただくために毎年この時期に開催しております。また、生物資源環境科学科2年生の実践農場実習では、学生が栽培計画から販売計画までを手掛ける「企画圃場」の課題があり、9月からこの農場祭での販売に向けて準備してきました。農場祭での販売に向けて、今週は教職員と学生が一丸となって農産物を準備してきました。
当日、学生の皆さんには、自分たちの農産物だけでなく、農場職員が準備した野菜の販売や、会計補助、お土産の案内などいろいろな仕事も分担してもらいました。
毎年、すぐに売り切れてしまう農産物も多いので、販売数量は年々増やしておりますが、今年も多くの農産物がすぐに売り切れてしまいました。今年もありがとうございました。来年も頑張ります。(農場長)

 

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学生支援センター就職支援室では、これから就職活動を行う学部3年生および大学院修士1年生を対象に、企業の就職担当者と懇談する機会を設けています。とくに農学部では「農学部day」として複数の企業にご協力いただき、農学系の仕事について学生に教えていただいています。本年度は、農学部dayを2021年12月9日に開催し、JA全農、アグロカネショウ、ジェイカムアグリ、農林水産省、林兼産業、堂本食品、月島食品工業、祐徳薬品工業など、大学で学んだことが生かせられる企業に参加いただきました。就職担当者からの話の後には、会社の取り組みなどに質問する学生も多くみられました。
もともとは対面で行っていましたが、この2年は感染症対策ということで、オンライン通信を用いた形式で行いました。そろそろ就職活動に向けて本格的に動き出す時期になりますが、この日の話が役立てばと期待しています。

 

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2021年11月24-26日に東京ビックサイト青海展示棟で開催されたアグリビジネ創出フェア2021に、大学院創成科学研究科で実施している植物工場・次世代農業技術開発CPOTプログラムの演習の一環として取り組んでいる研究課題等の紹介を行いました。学生が自らパネル作成など、出展ブースをアレンジを行いました。

 

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月刊農学部長 第41号(2021年12月)

 

11月 附属農場のお芋とお米

今年も実りの秋に、たくさんの農作物が附属農場でも収穫されました。写真は10月に菅内(すげうち)農場で取れたさつま芋とお米です。私も週末を使って、数名の有志(山大教職員および学生さん)といっしょに、苗植えから収穫の段階まで作業をさせてもらいました。品種はさつま芋が「べにはるか」お米が「恋の予感」で、それぞれ10aと5aに作付けし、最終的におよそ1.8tのお芋と250kgの玄米が収穫されたそうです。

収穫されたお芋の2/3ぐらいは周南市の山縣酒造で焼酎「要助」の仕込みに使われ、残りは青果で販売されたり、干し芋に加工されたりするそうです。私も学内の生協施設(FAVO)で「要助」を購入してみましたが、どちらかと言うと“飲みやすいスッキリとした味わい”と感じました。ところが、指導していただいた荒木農場長の解説では、焼酎は普通醸造用の大型のイモ品種(コガネセンガン)を使用するが、「要助」は紅芋を使うので香や味がちょっと濃厚だということでした。私は鹿児島出身で、焼酎をつくっている親戚もいる中で育ったのですが、あまりお酒の味がわかりません。日本酒の辛口と甘口の違いも怪しいレベルで、焼酎はさらに味を表現する言葉を持ち合わせません。是非20歳以上のみなさん、“スッキリとした味わい”なのか“濃厚な香りと味”なのか、それとも違う表現がフィットするのか、試飲して感想を教えてください。720mlが1480円ですので安くはありませんが、それだけの価値がある一品だと思います。

一方、お米については教育学部付属の特別支援学校の生徒さんたちといっしょに作ったので、山大基金の返礼品に活用していく予定だそうです。荒木先生から、「いただいた寄付の一部は、附属学校などの実習資金などに充てられる仕組みにして、寄付していただいた方に末永くこのお米を楽しんでいただけるようにしたいと考えています。」という学長先生が聞いたら泣いて喜ぶような素晴らしいコメントをいただきました。

荒木先生とその研究室の学生さん、ご指導ありがとうございました。来年も楽しみにしています。

 

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広報部だより Vol.31

2021年11月20日

 

みなさん、こんにちは!農学部広報部です。

最近は秋も終わりに近づき、朝は白い息が出るようになりました。

また、夜には星が美しく瞬き、心が癒されます。

 

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先日、講義の一環として生物資源環境科学科の1年生が農場見学をしました。

クイズを交えたオリエンテーションが行われ、終了時には出来立ての焼き芋をいただきました。

焼き芋は寒い時期にぴったりの食べ物ですね!

今回のオリエンテーションで農場実習の具体的なイメージを持つことができ、2年生から始まる農場実習への期待が高まりました。

 

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また、今月は学園祭である姫山祭がありました。

新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となりましたが、サークル・部活動のパフォーマンスやプレッシャークイズなど様々な面白い企画が行われ、盛り上がりました!

次は中間考査が近づいています。

これから本格的な冬が訪れ、寒暖差も大きくなります。

体調を崩しやすい時期ですが、健康を第一に頑張りましょう!

 

 

 


月刊農学部長 第40号(2021年11月)

 

10月 普通の大学生活を取り戻しましょう!

2020年の3月から様々な活動およびイベントが自粛モードになりましたが、やっと規制が緩和されてきました。10月初旬、私が副会長を引き受けている中国四国学生陸上競技連盟の試合が広島で開催され、山口大学の学生さんも2年ぶりに参加が叶いました(写真)。我々教員は、たとえ自粛期間でも授業ができればかなり安堵感がありますが、学生さんはそうはいきません。有意義な大学生活を送るための要素は授業以外にもたくさんあります。若いエネルギーをぶつける機会がことごとく奪われてしまって、この1年半は本当に我慢の時だったと思います。これからもCOVID-19の再流行に対して細心の注意が必要なことは言うまでもありませんが、みんなで協力して普通の大学生活を取り戻しましょう。授業や研究活動はもちろんのこと、サークル活動や旅行等、学生時代ならではの楽しいイベントを積極的に盛り上げてください。

 

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※個人情報が含まれますので、画質を落としています。生物資源環境科学科の4年生も出場しました。

 

そんな訳でCOVID-19は過去のものにしてしまいたい気分ですが、今一度振り返って、コロナ禍で「よかったことベスト3」を挙げてみたいと思います。


1)就職活動がオンラインになったことで経済的な負担が軽くなり、多くの企業に挑戦できた。「準備していた30万ぐらいの就職活動用資金がほとんど要らなかった」という院生の話も聞きました。このまま定着してくれれば、地方国立大学の学生には大変ありがたいシステムです。そのためには、昨年・今年に就活を乗り越えた学生さんたちがこれまでと変わらないクオリティーを示し、「オンライン面接でも十分いい学生が採用できるじゃないか」と就職先に感じてもらうことが肝要です。卒業生の皆さん、是非後輩たちのために頑張ってください。


2)宇部(工学部・医学部)との距離が縮まった。教員の会議でも学生間の会合でもオンライン形式に抵抗がなくなって、気軽にリモートコミュニケーションができるようになりました。以前からPCのスカイプやスマホのSNSなどコミュニケーションの手段はあったはずなのですが、何となく大人数の会議は対面でという雰囲気がありました。ZOOMやWEBEXの利用により、意外と遠隔のプレゼンや議論にデメリットがないということに気づきました。これから、大学内外において、移動に伴う時間とお金の節約が加速すると思われます。


3)マスクと手洗いで風邪の流行をかなり防止できる。以前から風邪の対策にマスク着用と手洗いが有効であることは知っていましたが、今回、皆が心がければほとんど流行らないということが実証されました。今後、玄関に設置された体温計で体調管理の習慣を持続し、マスクと手洗いは当たり前の感覚になれば、インフルエンザの大流行は無くなるのかもしれません。


以上の3点の他にも意外とよかった事があるように思います。コロナで経験したことを単なる禍(わざわい)としてとらえるのではなく、今後の生活や仕事に役立てたいものです。

 

 

 

 


広報部だより Vol.30

2021年10月25日

 

みなさん、こんにちは!農学部広報部です。

10月中旬頃から冷え込みが厳しくなりました。体調を崩さないように気を付けてください!

 

10月に入って生物機能科学科の3年生が所属する研究室が決定しました。1020日に配属され、11月から本格的に活動が始まるそうです。

以前は4年生から研究室配属が行われていたようですが、年々時期が早くなり、現在では3年生の後期からになっています。

 

生物資源環境科学科の2年生は班ごとに農場実習を行っているようです。実習内容はサツマイモの収穫です。

収穫したものの一部は焼酎になります。

 

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生物機能科学科の2年生は後期から2週間ずつ行われる応用実験が始まりました。

1回目は松井先生または肥塚先生が行って下さる実験でした。

学生はどちらかの実験に希望を出して履修します。

 

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上の写真は松井先生の一部の実験の様子です。

お茶の葉からカフェインを抽出して結晶を採取し、その量を分光光度計で量りました。

 

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また食品会社などで行われている品質管理の1つの官能試験を行うために、高価な豆腐と安価な豆腐の食べ比べも行いました。

私も実際に食べ比べたのですが、全く区別がつかなかったです

 

 

ところで、来月は山口大学の学園祭「姫山祭」が開催されます。

YouTubeやオンラインを活用して実施されるようです。

来月号もお楽しみに!

 

 

 


 2021年10月7日、今年6月に農学部附属農場菅内分場で田植え実習を行った稲を、高等部のみんなと収穫しました。稲が頑張ってくれたおかげで、農薬を使わずに収穫に至ることができました。この稲刈り実習では、昭和時代の稲刈り方法を生徒に体験してもらうため、鎌やバインダーで稲を刈り、ハゼ掛けして乾燥させました。作業後は、事前に乾燥させておいた稲束をハーベスターで脱穀して、もみすり機と精米機で白米にして羽釜で炊飯しました。生徒たちに聞いたら、ほとんどの生徒がこういう体験をしたのは初めてでした。
 今はコロナ禍でいろいろ制約がありますが、支援学校の先生方が上手く指導されて、みんな楽しく安全に実習を終えることができました。ここで採れた米は、販売したり寄付に対する返礼品などに活用する予定です。

 

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月刊農学部長 第39号(2021年10月)

 

9月 後期の授業と身近な登山のまとめ

秋分の日も過ぎて、すっかり秋らしくなった今日この頃です。各県のコロナ感染者数もやっと第5波以前の値に近づいてきて、このまま収束してくれるのではないかと期待してしまいます。1か月前は、後期は遠隔講義しかできないのではないかと話していましたが、この調子だとほとんどの授業は対面形式でできそうです。学生さんおよび教職員の皆さんの「自粛」に感謝します。ただし、最初の1週間(10/1~10/7)は、様子見のために遠隔授業中心の予定です。完全撲滅を目指して、今一度気を引き締めて感染防止に努めましょう。基本はマスクと手洗いです。
さてこの半年間、「歩いて行ける10名山」と題して山口盆地にある山を紹介しました。この他、車があれば是非トライしてもらいたい素晴らしい山々がたくさんあります。例えば、平成の大合併が行われる前、つまり旧山口市内では一番高い山だった高羽が岳(760m)は、ロープ伝いに登る場所が10か所近くあり本格的な登山が体験できます。一方、現在山口市で一番高い十種ヶ峰(989m)の頂上からは、全方向すべて見晴らしがよく、空気が澄み切った紅葉の季節の登山に最適です。また、山口市と周南市の間にある飯ヶ岳(937m)は、ブナ林と滑松(樹齢200年以上の赤松)がとても印象的な山です。さらに、防府市にある右田が岳(426m)は、ロッククライミング的なスリルも味わえるコース沿いに33体の磨崖仏等もあり、景色以外にも多くの見どころがあります。最後に、ホルンヘルスに隣接する萩市須佐の高山(533m)からは、日本海のリアス式海岸が広角に見渡せます。車でも行ける頂上には望遠鏡が設置されており、1997年にヘールボップ彗星を観察した時は感激しました。
本シリーズ(月刊農学部長第33号~第38号)で紹介した山をイラスト風にまとめておきました。週末にちょっと疲れるぐらい運動したい人、ぜひ順番に挑戦してみてください。なお、下記6)~10)と今回紹介した番外編の山々は道に迷う可能性がありますので、複数人で行くことをお勧めします。

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大学院創成科学研究科博士前期課程農学系専攻2年の兼光直樹さん(山本晴彦研究室)が、2021年9月11日~12日にオンライン開催された第40回日本自然災害学会学術講演会において令和3年度学術発表優秀賞を受賞しました。
この賞は、日本自然災害学会が毎年開催している学術講演会において、優れた発表を行った若手研究者に対して学術発表優秀賞を授与しています。対象となった講演は「2012年7月九州北部豪雨で被災した熊本市陳内地区における白川改修後の住民移転に関するアンケート調査」(兼光直樹、山本晴彦、渡邉祐香)で、2012年7月九州北部豪雨の被災後に、白川の河道改修事業により住宅移転が生じた熊本市北区龍田陳内地区を対象にして実施したアンケート調査の結果を解析し、移転事業によって分割された地域の課題を検討したケーススタディです。
受賞に対し兼光さんは、「このような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に思います。これまで熱心にご指導いただいた山本先生、研究室の方々、そして研究にご協力していただいた皆様に深く御礼申し上げます。私はこれまで防災分野に携わり、主に被災した地域においてアンケート調査を行ってきました。研究を通して、被災された方々の声を聞く機会が多くあり、アンケート回答用紙の自由記述欄には様々な思いが沢山綴られていました。こうした思いを目の当たりにすると、自然災害の甚大さや被災者の方々のご苦労に胸が痛くなり、これらを無駄にすることなく後学のために活かさなくてはならないと身が引き締まります。今回の受賞を励みに、より一層精進していきたいと思います」と感想を述べています。
なお、この発表内容については学術誌「自然災害科学」の第40巻(特別号)に掲載される予定です。

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受賞者の兼光さん(右)と指導教員の山本晴彦教授(左)

 

 

 


令和3年度山口大学研究拠点群形成プロジェクトとして採択されました「植物ロバストネスの理解に基づく環境適応植物の創出」(代表 創成科学研究科 理学系  武宮淳史)のキックオフシンポジウムを下記の要領で開催いたします。ご都合のつく方はぜひご参加下さい。

山口大学 研究拠点群形成プロジェクト(2021-2023年度)

「植物ロバストネスの理解に基づく環境適応植物の創出」 キックオフシンポジウム

 

日時       2021年9月28日(火)15時30分〜17時30分
場所       山口大学理学部22番教室(オンライン同時配信)

オンライン参加をご希望の方は真野(mano@yamaguchi-u.ac.jp)まで,メールでお知らせください。9月27日(月)まで,申込を受けつけます。参加希望者にはミーティングURLを当日朝に配信します。

プログラムはこちらをクリックしてください(別ウィンドウでPDFファイルが開きます)。

 

詳細はこちらをご覧ください。

 

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画像をクリックすると別ウィンドウでPDFファイルが開きます

 

 


広報部だより Vol.29

2021年9月26日

 

みなさん、こんにちは!農学部広報部です。

夏の厳しい暑さは和らぎ、静かに咲き誇る彼岸花をよく見かけるようになりました。

 

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夏休みの中、生物機能科学科では、816日から18日にかけて集中講義が行われました。今回は新型コロナウイルスの影響で遠隔での講義となりました。化学と聞くと、環境にとって有害な化学物質を発生させる等の悪いイメージを持つ人もいると思います。しかし、講義では、様々な環境問題が取り上げられ、「化学」は環境を守るためにそれ以上に重要であることを学びました。

 

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さて、夏休みも終わりに近づき、後期授業の履修登録が開始されました。

前期よりも専門授業が増え、毎日1コマから授業があることに不安を感じています。

 

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ところで皆さんは、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えられましたか?

山口県は64歳以下の2回目のワクチン接種率が日本で1番高いそうです!

後期が始まってからは、コロナ対策をしつつ、食欲の秋を満喫しましょう!

 

 

 


2021年8月8日に開催されましたオープンキャンパスには多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。

オープンキャンパスにおいて皆さんからお寄せいただいた質問に農学部の先生が答えます。



山口大学農学部の特色や学べることについて

Q1 将来、農業に関することがしたいために入学を希望していますが、具体的な未来設定をしていません。在学中に目標を見つけたいという心持でもいいのでしょうか?
Q2 農学部と理学部で決定的に違う点を教えてください。
Q3 生物資源環境科学科と生物機能科学科それぞれの特色や違いは何ですか?また、その後どのような分野、職種で学んだことを活かせるのでしょうか?
Q4 どのような地域連携をしていますか?
Q5 私は将来お米作りを仕事にしたいです。お米の品種改良等について深く学べますか?
Q6 干潟や川の生物の研究がしたいのですが、どの学科でそのようなことができますか?
Q7 光以外のものを用いたセンシングの研究はされていますか?
Q8 農学部では昆虫についてどのくらい学修しますか?
Q9 山口大学農学部ではどん.な研究をしていますか?
Q10 日本の農業振興に関しての研究はどのくらい進んでいるのですか?
Q11 芋焼酎は毎年作っているのですか?「要助」という名前の由来は何ですか?大学内以外でも購入できますか?
Q12 研究室の様子を見学することは可能ですか?

受験について

Q13
 入学するための学力や勉強の方法を詳しく教えてください。
Q14 高校での選択科目は「生物」がいいですか?
Q15 バイオの研究をしたいのですが、今からやっておいた方がいいことはありますか?
Q16 入試の過去問はどのようにすれば入手できますか?

卒業後の進路や資格について

Q17
 山口大学農学部ではどのような資格が取れますか?
Q18 農学部志望で、学芸員の資格を取得したいと思っています。山大農学部に入学後、取得は可能でしょうか?
Q19 農学部卒業後の就職先について詳しく教えてください。(県内就職率、進学率、職種ごとの割合、具体的な就職先、どのような公務員職種があるか、など)
Q20 高校の教員になる生徒はどのくらいいますか?

学生生活について

Q21
 農業高校での専攻は役に立ちますか?
Q22 女子の割合を教えてください。
Q23 アルバイトはできるでしょうか?
Q24 大学では勉強と部活の両立はできますか?
Q25 自宅からの通学と一人暮らしの割合はどのくらいですか?
Q26 コロナ渦の中でリモート授業が多くなっている中で、山大農学部は対面授業が多いと聞いています。コロナの流行に伴って、学生の留年率や休学率は増えているのでしょうか?対面授業が多い貴学部とリモート授業が多い大学・学部との比較はされていますか?
Q27 海外留学についての詳しい情報を教えてください。
Q28 農場は1年からも関わることができますか?
Q29 毎日実験をするのですか?
Q30 農場での実習もあると思いますが、その際、大学指定の実習着や作業着がありますか?
Q31 農学部での授業や実習において、個人で購入しなければいけない特別な道具や教材はありますか?

回答はこちらをクリック(別ウィンドウが開きます)

 

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今年のオープンキャンパスの様子

 

 

 


2021年10月2日開催される日本農学会(農学に関する専門学協会の連合組織)のシンポジウムにて、荒木英樹教授が講演されます。本年度のシンポジウムは、「コロナ禍のその先へ~農学のチャレンジ~」と題し、各学会の代表講演者がポストコロナ時代における各学会の研究が果たす役割を論じます。荒木教授は日本作物学会からの講演者として、「『家食』が開いた小麦市場で研究シーズを生かせ」という題目で、地産地消小麦を活用した地域振興の可能性について話されます。

シンポジウムはオンライン開催です。申し込みは、日本農学会のHPで受け付けています。
http://www.ajass.jp/Sympo/2021sympo.html

 

 

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画像をクリックするとPDFファイルが別ウィンドウで開きます。

 

 

 

 


月刊農学部長 第38号(2021年9月)

 

8月 オリンピックと身近な登山(その6)

7月から8月にかけて東京オリンピックが行われ、無観客ながら大変盛り上がりました。私のオリンピックに関する最初の記憶は、1968年のメキシコオリンピックです。特に、走り幅跳びの驚異的な世界記録と10000m競走におけるアフリカ勢の強烈なラストスパート合戦が印象に残りました。高地(2300m)での大会だからこうなるみたいな解説に、山の上なら足が速くなるの?と不思議に感じたのを覚えています。その後生理学を学んで、高地では空気抵抗が低いこと、酸素分圧が低いことなどの影響が大きいことを理解しました。1980年のモスクワオリンピックは、アフガニスタンへのソ連軍侵攻を理由に、日本はアメリカに同調してボイコットすることになりました。今また、アフガニスタンの政情が大きく揺れています。科学は次々と問題を解決し社会は着実に前進しているように感じますが、民族・宗教が絡む問題はなかなか着地点すら見い出せません。

 

身近な登山シリーズの6回目です。やっと最後の山にたどりつきました。

9&10)東鳳翩山&西鳳翩山:山口市の登山可能な山として最も知れ渡っているのが東鳳翩山(734m)でしょう。登山道は吉敷地区の凌雲寺跡をスタートする西ルートと一の坂川上流の錦鶏湖をスタートする東ルートがあります。さらに、西ルートは地蔵峠経由と鉱山跡経由に、東ルートは二ツ堂経由と錦鶏の滝(雄滝)経由の2つにそれぞれ分かれます。地蔵峠経由と二ツ堂経由は登山道が整備されていて、とても登りやすいルートです。ただし、結構な標高差があり、市街地から登り始めると2時間以上はかかる登山になりますので、チョコレートと水ぐらいは持参した方が安心です。西ルートの鉱山跡経由と東ルートの錦鶏の滝経由コースはかなりの悪路ですので、しっかり準備して臨んでください。軽めの登山がしたい人は地蔵峠まで車で行く方法もあります。頂上標識の写真は、小林前部長の記事(No25号:2020年2月)に紹介されていますので、ここではその標識の位置から南向きに撮った写真を載せます。眼下には山口市が広がり、山口大学④はもちろん、この登山シリーズで紹介した象頭山①、鴻ノ峰②、姫山③、高倉山⑥もハッキリと確認できます。汗だくになって登った山々が、砂場で作った小山のように点在している風景がとても印象的です。遠方に視界を広げると、南南西に真っ白なきららドーム⑧が見え、周防灘の向こうに国東半島の山々⑤、そしてかすかに久住連山⑦を見ることができました。さらに、180度方向を変えて北方に目を凝らすと、萩沖に浮かぶ大島も確認できました。山口市内から瀬戸内海と日本海の両方見える場所はここだけかもしれません。
一方、東鳳翩山よりもわずかに高い西鳳翩山(742m)は、TV局のアンテナ基地があるために舗装道路が山頂まで整備されています。登山は厳しいけど写真のような景色が見たい人はこちらがお勧めです。東鳳翩山と西鳳翩山は地蔵峠経由で縦走することもできます(所要時間90分程度)。

 

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農学部紹介リーフレットがダウンロードできるようになりました。

これらは高校や関連する研究機関、企業に配布されるものですが、このホームページからもPDFファイルをダウンロードすることができます。

農学部紹介リーフレットは両面印刷して4つ折りにすると「食と環境の未来をつくる」が表紙となるリーフレットになります。

 

以下の画像をクリックしてください。

 

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執行正義教授の研究グループは、シャロットとタマネギの倍加半数体間のF2分離集団等を用いて次世代シーケンサによる発現遺伝子の網羅的解析を実施しました。その結果、約4,400個の発現遺伝子を8本の染色体に対応した遺伝地図上に整列化させることに成功しました。

 

詳しくはこちらをクリックしてください

 

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1986年に設立され、カイコよりも大型のヤママユガ科野蚕が生産するシルクの利用と野蚕のバイオテクノロジーに関する研究の振興において中心的役割をはたしてきた日本野蚕学会の初代会長(赤井弘博士)が退任されることになり、第2代会長に小林教授が就任することになりました。会報に掲載された学会長就任の挨拶では、このユニークかつ実用的な昆虫学研究分野をさらに継承・発展させるために尽力する決意が述べられました。

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広報部だより Vol.28

2021年8月19日

 

みなさんこんにちは!農学部広報部です。
まだまだ猛暑が続きますが、暦の上ではもう秋となりました。
私たち大学生は約4か月の前期授業を終え、夏休みに入っています。

さて、山口大学では8月6日にオープンセミナー、8日にオープンキャンパスが行われました。
今回はこの2つの行事についてご紹介します。

1.    8月6日 オープンセミナー

農学部では、高校で学習する理科科目を応用し、専門的領域により近づいた授業を行っています。今年は、電気泳動を用いたカイコのウイルス感染を調べる実験を通して、PCR法の原理を学ぶという内容でした!

 

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2.    8月8日 オープンキャンパス

農学部では、施設見学や模擬講義に加え、附属農場で栽培したブドウの販売等も行いました。写真はそれぞれ、農学部の施設見学と生物機能科学科の模擬講義、「お酢を作る微生物について学んでみよう!」の様子です。

 

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夏からは受験勉強も本格化していき、高校3年生にとっては勝負の時期となりますね。


新型コロナウイルスの感染拡大や大雨と、大変なことの多い8月であったと思いますが、心身ともに健康に気を付けてお過ごしください。

 

 


農学部では、昨年(2020年)は新型コロナウイルス感染拡大のため実施できませんでしたが、例年夏の時期にオープンセミナーを開催しています。このイベントは、高校で学習する生物と化学の基礎知識から出発し、農学部の専門的領域に足を踏み入れる高大接続授業の一環として実施しています。
今年は8月6日(金)に本学部生物資源環境科学科の小林淳教授により「ウイルス感染を検出してみよう ~カイコの病気をPCR診断~」と題して実施しました。
新型コロナウイルスの検出にも使われているPCR検査とはいったいどういったものなのかどのような原理なのか等について小林教授から詳細に説明があった後、実際にカイコを使ってPCR検査を行いました。
毎日のようにメディアに登場しているこの検査方法について、受講生は熱心に聞き入り、質問も多くあり、盛況のうちに無事終了しました。

 

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山口大学農学部と広島大学生物生産学部は、2021年8月4日(水)、中国地方におけるスマート農業の導入を先導する役割を担う「中国地域スマート農業ラボ(以下、「ラボ」)」を開設します。「ラボ」の開設を記念して、8月4日に、オンライン記念講演会を開催され、農学部生物資源環境科学科の執行正義教授が記念講演を行います。

 

詳細はこちらをクリックしてください。

 

 

 


令和3年8月6日(金)に実施します農学部オープンセミナー2021「ウイルス感染を検出してみよう~カイコの病気をPCR診断~」は定員に達しましたので、募集は終了しました。

ありがとうございました。

 

 

 


月刊農学部長 第37号(2021年8月)

 

7月 野イチゴと身近な登山(その5)

春から夏にかけては野イチゴが結構おいしく食べられます。写真はこの辺でよく見つかるヘビイチゴ(写真左)と草イチゴ(写真右)です。ヘビイチゴに関しては、有毒だから食べてはいけないと脅されていましたが、実は無毒で食べられます。でも全く味がしないので、あまりお勧めできません。一方、草イチゴは酸味がないのですが糖度はかなり高く、まるでお菓子のような味わいです。見分け方は、表面の粒々の形と色です。ヘビイチゴはピンクがかった赤色で、表面の粒が突起状に見えます。まさにコロナウィルスの感じです。一方、草イチゴはオレンジがかった赤色で、ビーズのような粒がびっしり詰まっています。いつの日か、山でヘビイチゴを見つけた時に、「これによく似たウィルスが猛威をふるって大変だったなー」と思い出す日が来るかもしれません。私が月刊農学部長を書き始めてから、ずっと話題の中心は「新型コロナウィルス」です。もうそろそろ脱却しよう思って書き出したのですが、結局今回もコロナ関連記事(?)になってしまいました。

 

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8)蕎麦が岳(仁保地区):防府市との境にある標高556mの山です。仁保の道の駅(井開田交差点)から車で10分ほど走った仁保一貫野地区からのアプローチが一番楽ですが、本格的に登山を楽しみたい人には仁保の小高野地区(秋川牧園工場付近)からの登山をお勧めします。途中には「仁保の重石(じゅういし)」という巨岩の珍風景も見ることができます。その岩の頂上から目の前に広がる川のような滑滝(勾配は45度ぐらい)がなかなかの迫力です(下の写真)。写真の下端に見えているのが重石の頂上の縁になりますが、石の高さは30mぐらいあり、これ以上のぞき込むのは無理でした。幼いころから高い所に登るのが好きだった私でも脚がすくみましたので、高所恐怖症の人は絶対に登らないでください。登山道は最後までよく整備されており、蕎麦が岳の頂上からの眺めはどの方角も素晴らしいものです。蕎麦の実に似ていることが名前の由来だそうですが、遠くから見ても、登ってみても頂上は平で、三角錐のような蕎麦の実とどこが似ているのでしょう。

 

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広報部だより Vol.27

2021年7月22日

 

みなさん、こんにちは。農学部広報部です。

梅雨も明け、セミの鳴き声が賑やかな季節となりました。

最近では大きな入道雲を目にすることが多くなり、突然の豪雨に襲われる日もあります。

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ところで、みなさんはオリンピックの影響で祝日が変わったことをご存じですか?

7/19の海の日と10/11のスポーツの日が、7/22と7/23に変更されています。

新型コロナウイルス感染に気を付けながらも、楽しい休暇を過ごせるといいですね。

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休暇で体をしっかりと休めたら、いよいよ期末試験です。

ここが夏休み前の最後の踏ん張り時です。

学生のみなさんは気を引き締めて頑張りましょう。

8/8(日)にはオープンキャンパスが予定されています。

吉田キャンパスではもちろん、オンラインでも同時に開催されます。

ぜひ参加してみてくださいね!

 

 

 


2021年のオープンキャンパスは、「来場型」と「オンライン型」のハイブリッドで開催することが決まりました!農学部の開催日は、2021年8月8日(日)です。

7月2日(金)16:00から申込受付を開始します。

山口大学オンラインオープンキャンパスHP(下のバナーをクリック)からお申し込みください。

プログラムには定員がございます。先着順で申し込み受付いたします。

 

 

山口大学オンラインオープンキャンパスHPはこちらをクリック 

 

 


月刊農学部長 第36号(2021年7月)

 

6月 ワクチン接種と身近な登山(その4)

ついにワクチン接種が山口大学でも始まります。吉田キャンパスでは7月末から1回目、8月末に2回目の接種が行われ、ほとんどの学生及び教職員が前期中に完了する予定です。これまで感染が確認されてからワクチンが完成するのには10年近くかかるのが常識でした。今回は、分子生物学の地道な研究の積み重ねが功を奏して、mRNAワクチンという手法が確立され、1年少々の短期間で完成しました。そもそもワクチン接種は、体内の獲得免疫機能を事前に訓練することを目的として行われます。従来は弱毒化したウィルスそのものを訓練開始の合図に使ってきました(生ワクチン)。今回は注入されたmRNAの遺伝情報に基づいて細胞にウィルスの一部分(突起)を大量に合成させ、訓練を開始させる方法が取られました。この方法そのものは30年ぐらい前にすでに提案されていたようですが、注入されたmRNAがすぐに分解されてしまうこと、細胞内に未知のmRNAを導入する際に不要な反応が起きてしまうことなどの難問が解決され、ついに今回の実用化に至りました。農学部の学生さんには、是非このワクチンのメカニズムと開発の歴史を理解してほしいものです。日経サイエンス5月号の「COVID-19ワクチン接種―日本に上陸mRNAワクチンの実力-」がとてもよい解説記事です。

 

身近な登山の4回目は、同じ地区にある割にはあまり認識されていない山です。

7)高倉山(山大南方):吉田キャンパスの校舎は東西方向にきれいに並んでいるので、すべての校舎の南側の窓から正面に見えるのが高倉山(標高380m)になります。8合目あたりにある送電線用の鉄塔が一つの目印です。登り口は複数ありますが、一番登りやすいのは中国自動車道の山口ジャンクション付近(黒川地区)からのアプローチだと思います。大きなため池の横を通り登山口(標識有)にたどり着いたら、すぐにかなりの急勾配の小道が続きます。鉄塔までは迷うことはないと思いますが、そこから先は赤いリボンを頼りに悪路を進みます。最後はシダをかき分けるようにして進み、広さ6畳ぐらいの頂上にたどり着きます。視界は北側のみ開けており、山大の全景を見ることができます(写真1)。

この山の北側つまり山大側の麓には「平川の大杉」(写真2)があります。根回りが10mを超す巨木で、なんと昭和3年に国が指定した天然記念物なのです。大学の留学生会館横の通用門から自転車で10分もかかりませんので、是非一度見学に行ってください。

 

2021-7-1.jpg 写真1

 

2021-7-2.jpg 写真2

 

 

 


6月26日(土)に、農学部・共同獣医学部本館大会議室に於いて、令和3年度山口大学農学部教育後援会役員会が開催されました。

 今年度もコロナ禍での開催となりましたが、保護者代表の役員の方々のご理解・ご協力を得まして、無事に対面形式による会議を実施することが出来ました。誠に感謝申し上げます。

 役員会には、宮崎(前)会長及び礒部(新)会長他10名の学外役員の方々と、宮田学部長以下、学部内役員及び事務担当者が出席し、役員の交代、令和2年度決算及び令和3年度予算が審議されるとともに、農学部の現状(コロナ対応含む)や将来計画、広報活動、学生に関する情報等について学部内役員から説明の後、意見交換がなされました。

 

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会議の様子1(会長挨拶)

 

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会議の様子2(学部長説明)

 

 

 


2021年6月23日に、附属農場菅内分場で教育学部附属特別支援学校高等部の生徒と稲作を始めました。

特別支援学校では、野菜生産や販売を行う作業学習(耕作)が行われており、本年度から附属農場の教職員が支援して、同授業の充実化を図っています。

稲作は荒木教授が指導することになり、菅内分場の水田を使って「無農薬有機肥料で育てる米づくり」に取り組む計画です。

これから高等部の生徒と収穫まで稲の成長を観察したり雑草を取ったりしながら、収穫まで頑張ります。収穫後は、育てたみんなで出荷の準備をして、特別支援学校のイベントで販売する予定です。

 

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広報部だより Vol.26

2021年6月23日

 

みなさんこんにちは。山口大学農学部広報部です。日を追うごとに、暑くなってきました。

 

農学部広報部では私たち一年生が本格的に活動に参加し始めました。慣れないことも多いですが一生懸命頑張ります。

 

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NOAHの作成に取り掛かりました。一年生を交えて会議がありました。ここでは、大まかな紙面構成などを決めてます。

 

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中間テストがありました。一年生にとっては初めての大学でのテストでした。また、中間テストだけでなくレポートでの課題もあり忙しく感じました。

 

暑い日々ですが、みなさんも水分補給を忘れずに熱中症に気をつけて生活しましょう。

 

 


農学部オープンセミナー2021

 

農学部オープンセミナー2021の募集は終了しました。

農学部オープンセミナーは、高校で学習する生物と化学の基礎知識から出発し、農学部の専門的領域に足を踏み入れる接続授業です。農学部教員が講義し、実験を指導します。

高校生の定員は10名です。対象は高校1年生以上で、各校3名以内とさせていただきます。これ以外に、引率教諭・ご父兄等も5名までご参観可能です。申し込み書に一緒にご記入ください。

新型コロナウイルス感染防止のため、2021年は山口県内高校に在籍する生徒及びその関係者のみの募集となります。また、普段からの体調管理に努めていただくとともに、少しでも異変がある場合は参加をお控えください。

 

 

本年度のテーマ

ウイルス感染を検出してみよう ~カイコの病気をPCR診断~

 

 

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       ↑ クリックするとPDFを表示

 

 

日時:令和3年8月6日(金)

場所 :山口大学農学部実験室

連絡先 :山口大学農学部学務係

電話 :083-933-5811

参加費 :無料(昼食はこちらで準備します)

 

申し込み方法 (募集は終了しました)

申し込み用紙(以下よりダウンロード)に必要事項を記入した後、

aggakmu(at)yamaguchi-u.ac.jp までメールで送って下さい。※(at)は@に変換してください。

申し込みは学校単位でも個人でも構いません。

 

申し込み用紙はこちら Os2021xlsx ←ここをクリック(募集は終了しました)

 

登録手続きが済み次第、オープンセミナー参加の可否を頂いたアドレスにメールで返信いたします。

申込〆切は7月30日としていますが、定員になり次第、締め切らせていただきます。

個人情報は、本セミナー開催のため以外には使用いたしません。

 

 

参加にあたり注意すること

汚れても良い格好をでご来学ください。

筆記用具は各自ご用意ください。

 

 

山口大学吉田キャンパス交通アクセス

山口大学吉田キャンパスマップ

 

 

 

過去の開催はこちら↓

 

オープンセミナー2009 「作ってみよう、光合成と呼吸の測定装置」の様子

オープンセミナー2010 「生きた細胞と細胞小器官(オルガネラ)を見る」の様子

オープンセミナー2011 「身近な寄生虫の世界~食品と生活」の様子

オープンセミナー2012 「光合成で決まるブドウやコムギの色と味~光合成産物の働きを計測してみよう」の様子

オープンセミナー2013 「活性酵素の話をしよう~抗酸化食品って何?」の様子

オープンセミナー2014 「植物工場での野菜の栽培を科学する。光環境制御で品質と育成スピードは変化する?」の様子

オープンセミナー2015 「植物の生育を支える土壌の化学」の様子

オープンセミナー2016 「植物の病気を診断する~植物病原細菌の簡易同定」の様子

オープンセミナー2017 「発酵の分子構造~発酵を担う酵素を調べてみよう~」の様子

オープンセミナー2018 「土の中の水を知る ~作物生育を左右する水の乾き具合~」の様子

オープンセミナー2019 「最先端バイオ研究にふれてみよう~動物細胞に光る遺伝子を導入する~」の様子

 
 
 

2021年のオープンキャンパスは、「来場型」と「オンライン型」のハイブリッドで開催することが決まりました!農学部の開催日は、2021年8月8日(日)です。

7月2日(金)16:00から申込受付を開始します。

山口大学オンラインオープンキャンパスHP(下のバナーをクリック)からお申し込みください。

プログラムには定員がございます。先着順で申し込み受付いたします。

 

 

山口大学オンラインオープンキャンパスHPはこちらをクリック 

 

 

 


月刊農学部長 第35号(2021年6月)

 

5月 長引くコロナ渦と身近な登山(その3)

コロナ禍での大学生活も2年目に突入しました。こんなに長期戦になるとは正直思っていなかったのですが、有名なウィルス学者のネイサン・ウルフの著書『パンデミック新時代』(2012年: 高橋則明 訳)には、今後未知の感染症が頻繁に発生する可能性が予言的に書かれていました。その理由として、アフリカや中国の奥地まで開発が進むにつれ、新規ウィルスを保有する動物たちと接する機会が増えることなどが説明されていました。振り返ってみれば、2003年に中国を中心に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)、2012 年に確認された中東呼吸器症候群(MERS)、今回のCOVID-19(2019)と新規のウィルス性感染症が次々に、そしてだんだん間隔が短くなって襲来している事実があります。様々な対策が「Postコロナ」から「Withコロナ」に変わってきたことは、我々の社会がこれらの状況を認識しつつある証拠かもしれません。決して望ましい姿とは思いませんが、遠隔講義はよくある大学風景となる可能性があります。吉田キャンパス内での感染情報に基づき、5/13(木)~5/21(金)の間は急遽対面授業禁止となりました。写真1は6番教室でネット配信ツールwebexを使って遠隔講義中の横山先生です。

 

2021-6-1.JPG 写真1

 

 

さて、3回目になりました身近な登山シリーズですが、今回は山口盆地で最も有名な山と思われる「姫山」です。

 

6)姫山(山大北方):山口盆地の真ん中にあり湯田温泉街が一望でき、高さ(標高199m)も手ごろで人気の出そうな山なのですが、登山道があまり整備されていません。有名なブラック伝説がある山なので、ちょっと敬遠されているのかもしれません。椹野川沿いの大内側からアプローチすると、8合目ぐらいにある放送局の反射板までは迷わず登れますが、それから先は尾根伝いに悪路を進むことになります。頂上には、三角点の石碑の他、なぜか郵便ポストと鐘が設置されていました。頂上からは西側のみ視界が開けており(写真2)、中央に見える緑の山が先月紹介した鴻ノ峰で、その右奥にある峰が東鳳翩山、中央やや左側にある高い峰が西鳳翩山になります。

 

2021-6-2.jpg 写真2

 

 

 


 農学部では5月、10月、12月、2月に就職支援イベントを開催しています。5月と10月は本学の就職支援室の平尾先生にお越しいただき、3年生や修士1年を対象に、それぞれの時期に必要な情報や考え方を講義いただきます。12月と2月は企業や公官庁の人事関係者らに来学いただき、どんな人材が求められているか直接話を聞く機会を設けます。

 本年5月27日のセミナーでは、平尾先生からは今後実施される共通教育科目「キャリア教育」や山口大学就職手帳の使い方についての説明、就職支援企業からは就職活動の心がけや支援サイトの活用方法についての説明がオンラインでありました。

 去年から就職活動にもCOVID-19の影響が出ていますが、セミナーを通じて最新の情報を提供していきます。

 

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昨年度に学生が実習で生産した芋(菅内分場産:べにはるか)を原料として、県内で唯一芋焼酎を醸造されている(株)山縣本店のご協力を得て仕込んだ本格芋焼酎『要助』(実習応援ラベル)が完成し、現在、学内(FAVO)にて、6月18日まで先行販売中です。※販売・予約方法は山口大学生協にお問い合わせください。

杜氏によれば、新鮮な芋を使ったせいか、薫りもよくすっきりとした味に仕上がったと評価いただいております。毎年の実習や農場の活動に対する支援のためにも皆様是非ご購入いただければと思います。

 

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広報部だより Vol.25

2021年5月25日

 

みなさんこんにちは。山口大学農学部広報部です!

今年も梅雨の季節がやってまいりました。

農学部広報部では、5月12日に広報会議が行われました。写真から分かるように、たくさんの一年生が参加してくれました。多くの人が広報部の活動に興味を持ってくれたことを嬉しく思います。一緒に活動していく仲間が増えて、とても心強いです。

 

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広報会議の様子

 

2年生は基礎農場実習で稲の播種について学びました。種籾を土の入った育苗箱に均等に撒いていきます。育苗箱で、ある程度苗を育ててから田んぼに植えるのです。

 

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種籾を撒く様子

 

5月も終わりに差し掛かり、中間試験が近づいてきました。3年生は夏のインターンに向けて動き出す人も多いのではないでしょうか。じめじめした天気が続きそうですが、それぞれ目標達成のために一生懸命がんばりましょう!

 

 


月刊農学部長 第34号(2021年5月)

 

4月 1年生の対面授業と身近な登山(その2)

1年生の授業のほとんどは、他学部の学生たちと一緒に共通教育棟で行われます。100人以上の講義が多いため、最初の1週間(4/9~)は念のため遠隔講義となりました。その後(4/16~)対面講義が始まり、いつもの大学講義風景が1年ぶりに戻ってきました(写真1)。やはり、対面講義をしていると「学校で教えている、学んでいる」という実感が湧いてきます。最近は、考える力を養うために、諸外国を見習って双方向型アクティブラーニングが推奨されています。その教育改革の方向は正しいと思いますが、中には寺子屋みたいな一方向型講義が得意な学生さんもいるような気がします。先生の話を聞きながら自分の知識を効率よく増やし、次に自分で考える材料として頭の中に整理する学習スタイルに魅力を感じる自分はやはり古いタイプの教育者なんだろうと思います。残る教員生活において、少しでも意識改革をしなければ時代に取り残されてしまうのかもしれません。

 

2021-5-1.jpg 写真1

 

 

さて、前回(身近な登山)の続きです。今回紹介する山も山大から歩いて往復しても半日以内で終わるコースで、舗装道路がかなり整備されているので、ジーパン・革靴でも大丈夫かなと思います。

 

4)亀山:山口市の中心にある丘です。サビエル記念聖堂が中腹にあり、麓には市役所、美術館、博物館などがあるので、訪れたことがある人も多いかと思います。頂上の公園は標高70mぐらいですが、ほとんど階段で登るので、一気に登ると結構な負荷がかかります。実は約50年前まで山口大学はこの地区にあって、市役所はかつて教育学部だった建物をそのまま使っているのです。

 

5)鴻ノ峰:登山道は木戸神社(木戸孝允が祭られている)から車道を登っていくのが有名ですが、山口大神宮の裏から山道を登るコースもあります。1556年に大内氏によって築城が始まりましたが、城主が目まぐるしく変わり、1638年には江戸幕府の命令で廃城となりました。頂上(標高338m)には石垣や井戸跡などが残っていて(写真2)、戦国時代のちょっと血なまぐさいにおいがするのは気のせいでしょうか。6合目付近の休憩所から、山口大学を含む湯田温泉付近を一望できます。

 

2021-5-2.jpg 写真2

 

 

 


広報部だより Vol.24

2021年4月19日

 

みなさんこんにちは、農学部広報部です。

日中は汗ばむような陽気に包まれています。四月は始まりの時期、我々が新しい環境に向けて動き出すように、季節も、夏へ向かい始めているようですね。

ところで、前年はコロナ禍の影響で行われなかった入学式が、無事行われました。新入生の皆さんご入学おめでとうございます。

大学構内でも、皆さんを祝福するように、サクラが満開になっていました。

 

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大学に入ってすぐは、戸惑うことばかりで、困ることもあるでしょうが、そういう時は、私たち先輩を頼ってください。いつでも力になります。

 

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基礎セミナーの授業時間中にお邪魔させていただき、広報部の活動内容などを説明させていただきました。新一年生の皆さんは、とても真剣に話を聞いてくださいました。ありがとうございました。

改めてとなりますが、農学部広報部は、新入部員を絶賛募集中です。主な活動は、農学部広報紙の作成、公式インスタグラムの更新、となっております。作業経験の有無は問いません、少しでも興味のある方は、ぜひご連絡ください。お待ちしております。

 

最後に、日中は温かくなりましたが、朝晩はまだ冷え込みます。体調に気を付けながら、新しい生活、環境を思いっきり楽しんでいきましょう。

 

 

 


月刊農学部長 第33号(2021年4月)

 

3月 キャンパスの春と身近な登山(その1)

『月刊農学部長』も1周して、春になりました。これまで、キャンパス内の花をいくつか紹介してきましたが、2周目のスタートは農学部周辺に特に多い「こぶし」・「白モクレン」です。この季節は「桜」に話題が集まりがちですが、その半月ぐらい前にキャンパス内の花のトップバッターとして、白い大きな花が一斉に咲きます(写真1)。開花するとすぐに花弁が変色してしまいますが、満開直前までは純白の大きな花がとても印象的です。柔らくおいしそうな花弁ですが、古くから漢方薬として使われていて、花粉症にも効くという記述も見られます。

 

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今年度も引き続きコロナ感染対策を講じながらの新学年スタートになりそうです。山口市はクラスター発生もなく比較的落ち着いた状況が続いていますし、昨年に比べると対処方法も分かってきました。そんな中で、山でも登ってみようかという学生さんのために、私がこの5年間ぐらいに登ったことのある、「歩いて行ける10名山(?)」を紹介したいと思います。

山口市はその名の通り、山の入り口にある街ですので、1000mを超える本格的な山はありませんが、徒歩または自転車で麓まで行って、ちょっと登ってみるぐらいの山なら結構あります。今回は、超初心者用として3か所紹介します。いずれの山も頂上にテーブルと椅子が整備されてますので、ランチを持って行くのもいいと思います。山と言うより、丘ですね。

 

1)共育の丘:キャンパス内では、果樹園を除くと一番高いところ(海抜30mぐらい)です。登り口は数か所ありますが、大学会館の裏に案内の看板がありますので、参考にしてください。一昨年、私は頂上の広場で子タヌキと遭遇し、お互いにとても驚きました。

 

2)山大裏の水源池公園:東門から15分ぐらい歩くと頂上(海抜80mぐらい)まで行けます。夏は少々草木が道を覆ってしまって歩きづらくなりますが、キャンパスの向こうに夕日が沈む風景はなかなかきれいです。特に写真撮影が趣味という人は一度トライする価値があると思います。

 

3)象頭山:山口駅の裏の山ですが、登り口は鰐石橋付近です。毎年頂上(海抜50mぐらい)に5月はこいのぼり、12月は電飾ダンボが登場します。長年、なぜダンボ?と思っていましたが、古い地図で山の名前を発見して合点がいきました。椹野川の対岸から見ると象の頭に似てなくはないですが(写真2)、誰のネーミングなのでしょう。頂上からは山口駅周辺が一望できます。

 

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広報部だより Vol.23

2021年3月29日

 

みなさんこんにちは。農学部広報部です。
暖かい日も増えてきて、本格的に春を感じる季節になりましたね。農学部棟の周りのモクレンの花も、きれいに咲いていました。

 

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さて、春といえば出会いと別れの季節と言われますが、農学部でも3月12日に後期入試が、23日に卒業式が行われました。
次の写真は、後期入試の準備が行われていた農学部棟玄関の様子です。新生活に向けて、見学やアパート決めに訪れる方の姿も見られるようになり、新入生が入学してこられるのを広報部員一同、とても楽しみにしています。

 

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昨年は実施できなかった卒業式ですが、今年は例年より規模を縮小して開催されました。次の写真は、農学部での、生物資源環境科学科の授与式の様子です。

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広報部からも、4年生3人が卒業を迎えられました。農学部広報部が結成された当初から、中心となってリーフレットやNOAHの作成、農学部だよりの更新などの活動を行ってこられ、私たち後輩もとてもお世話になりました。先輩方の卒業は名残惜しいですが、新体制になってからも、よりたくさんの人に山口大学農学部の魅力を伝えられるよう活動していきます!

 

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令和3年3月23日(火)に令和2年度山口大学卒業式および山口大学大学院修了式が執り行われました。

昨年は新型コロナ感染拡大のため実施できませんでしたが、今年は例年より早く咲き始めたサクラが青空に映える好天のなか、無事開催することができました。

みなさん、ご卒業おめでとうございます!
 

写真は、卒業生代表として答辞を読む農学部生物機能科学科4年の田中萌菜さんです。

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農学部紹介リーフレットと農学部研究紹介冊子がダウンロードできるようになりました。

これらは高校や関連する研究機関、企業に配布されるものですが、このホームページからもPDFファイルをダウンロードすることができます。

農学部紹介リーフレットは両面印刷して4つ折りにすると「食と環境の未来をつくる」が表紙となるリーフレットになります。

 

以下の画像をクリックしてください。

 

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    農学部紹介リーフレット          農学部研究紹介冊子

 

 

 


月刊農学部長 第32号(2021年3月)

 

2月 論文審査発表会

 この時期の農学部のメイン行事は、博士、修士および学士の学位に関する発表審査会です。それぞれ、3名、33名および102名の学生さんたちが登壇しました。今年は会場での密集を避けるために、入室者の人数制限を行い、遠隔配信も併用する形式が採用されました(写真)。最近の学生さんはパワーポイントの扱いにも慣れていて、人前で話すのが苦手な学生さんはかなり少数派になったように思います。それでも、質疑応答になると途端にトーンダウンする学生さんはしばしば見られます。そこは本人の勉強量が直接反映される部分ですから、「調べていません」とか「わかりません」で済ませてしまった学生さんは大いに反省をしてください。近い将来、仕事で同様な場面に直面したら、発表の背景から質疑応答まで全責任が取れるようにしっかりと準備をして臨んでください。

 さて、昨年度は急遽中止となった卒業式と入学式ですが、今年度は午前午後分割および無観客(WEB配信)形式で実施されることが決まりました。応援団の演舞や吹奏楽の演奏など、大学らしいハイクオリティーの演出が無いのは寂しいところですが、コンパクトな式典となる予定です。詳しくはHP(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/news/_8425/_8680.html)をご覧ください。私は、初めて壇上から見ることになりますので、ちょっと楽しみです。

 

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広報部だより Vol.22

2021年2月20日

 

こんにちは。山口大学農学部広報部です!
後期の授業も終わり、春休みになりました。ご実家に帰られている学生も、山口でアルバイトなどをし
て過ごしている学生もいることだと思います。
農学部では今月 8 日に生物資源環境科学科の、16 日に生物機能科学科の卒業論文発表会がありました。
4 年生以外も生物資源環境科学科の学生は出席でき、生物機能科学科の学生は Zoom を利用して遠隔で
視聴することができました。
以下の写真は生物機能科学科の先輩が発表している様子です。

 

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私もいずれ先輩方のように卒業論文を発表しなくてはならないと思うと、不安でいっぱいです…。しか
し、自分なりに新学期からも勉学に励みたいと思います!
受験生の皆さんは今月の 25 日に前期入試、3 月 12 日には後期入試が控えていると思います。新型コロ
ナウイルスの影響もまだまだ心配ですが、全力で頑張ってください!応援しています!

 

 

 


受験生のみなさんへ

 

山口大学農学部ってどんなところ?って思っている受験生の皆さんに、少しでもお役に立てるようホームページを案内します。

 

まずはこちらから…

農学部の「教育理念」「目標」「求める学生像」はここをクリック

 

山口大学農学部は2つの学科で構成されています。

生物資源環境科学科こちらをクリック

生物機能科学科こちらをクリック

 

ちょっと堅苦しくてわかりにくい!って人には動画をどうぞ。

農学部紹介動画「動画で見る農学部」こちらをクリック

# 学部長の挨拶はちょっと堅苦しいですね (笑)

 

面白そうだなって思ったものだけでも視聴してみてください。

農学部附属農場などの関連施設の動画を見るとキャンパスの雰囲気にもわかるかも。

おすすめは教員インタビュー。研究者になりたいなって思っていたら是非一度見てください。

山口大学農学部にはいろんな教育研究分野がありますよ~。2つの学科の違いもわかります。

 

ゆっくり動画を見ている時間がないよ!って人には要点を絞って紹介していきましょう。

 

どんな先生がいるの?って思ったら

生物資源環境科学科の先生 →こちらをクリック

生物機能科学科の先生 →こちらをクリック

 

どんな授業があるの?って思ったら…

生物資源環境科学科の開講授業科目 →こちらをクリック

※生物資源環境科学科では、令和3年度からカリキュラムをマイナーチェンジして、1年生から専門的な授業が受けられるようになります!

生物資源環境科学科の開講授業科目 →こちらをクリック

令和2年度後期の時間割はこんな感じ →こちらをクリック!(PDFファイル)

 

 

大学生活が知りたい!って思ったら…

農学部学生が広報部だよりとして大学生活の様子をアップしています →こちらをクリック

学部長も毎月記事を投稿しています月刊学部長 こちらをクリック

また、年に一度発刊している学部の広報誌「NOAH」(News Of Agricultural Home)も読んでみてくださいね こちらをクリック!(最新版・第15号 2020年)

 

 

将来のことも考えたい!って思ったら…

令和2年3月卒業生の進路状況なら →こちらをクリック

卒業生の声として先輩方からのメッセージを見るなら →こちらをクリック

 

 

 


月刊農学部長 第31号(2021年2月)

 

1月 静かなキャンパス

 例年、年明けから2月末まで、キャンパスはとても静かな雰囲気になります。それは、色彩豊かな花も咲かず、にぎやかにさえずる鳥も少なくなるなど、生物界全体が不活動になることが一因です。また、大学特有の事情として、後期の定期試験、大学共通テスト(昨年までは大学センター入試)・前期個別試験等、様々な試験が行われることも影響しているかもしれません。特に今年は、コロナウィルス感染拡大防止のために、賑やかなことはほとんど自粛対象になっており、一層サイレントな感じが漂っています。1月9日(金)は、記録的な低温で日中も雪が溶けず、まさにそんな静かな一日でした(写真1:農学部中庭)。

 そんな中、農学部の4年生および修士2年生の学生さんたちは、2月中旬の締め切りに向け、卒業論文および修士論文の作成に追われています(写真2)。手を動かして実験しているときは何かしらの進歩が目に見えるのですが、文章を書くという作業は全く前進しない時間を何回も経験することになります。これは、指導する側の先生たちも同じで、みんな過去に何度も苦しい思いをしてきました。動画・画像が氾濫していて、表面的な理解が感覚的にできてしまうこの時代に物事を深く理解するためには、文章にまとめる作業が最も効果的だと思われます。人工知能(AI)は画像や音声データを処理するのはかなり得意で、すでにヒトを超えているかもしれませんが、言葉や文字を理解して創造的文章を自作する作業には今なお苦戦しています。これは、文章にまとめるということが、最も頭を使う作業であることの証明かもしれません。非常につらい作業ですが、是非、就職前に自分の言語中枢をフル活動させて、AIに勝る本当の人間らしい力を少しでも高めてください。社会人になったとき、間違いなく役に立つ能力です。

 

2021-2-1.JPG 写真1

2021-2-2.JPG 写真2

 

 

 


山口大学では、すべての学部の学生が最新のAI技術を理解し活用するための最低限の知識や技能(データサイエンス技術)を修得することをめざしたカリキュラムを展開しています。

農学部でも、農学や生命科学分野で必要なデータサイエンス技術の修得が可能なカリキュラムを構成しています。特に、生物資源環境科学科では、近年、社会での要求が高まっている農業分野における情報処理能力(アグリインフォマティクス能力)を獲得をサポートするために、各科目で修得できる能力をスコア化し、可視化しています。

 

http://www.agr.yamaguchi-u.ac.jp/bioenvi/news/2020/10/post-101.html

 

 

 


広報部だより Vol.21

2021年1月26日

 

2021年新たな年となりました。今年もどうぞよろしくお願い致します。山口大学農学部広報部です。

1月は寒い日が続き、山口大学では雪が降り、白い雪景色となりました!
 
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雪景色の附属農場
 
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そして、広報部に新たに1年生が1人入って来てくれました。嬉し~い!! 
新たな仲間とみんなで広報活動を楽しく頑張って行きたいです。

1月15日に、大学内では今月16、17日に行われる大学入学共通テストの準備が行われていました。試験の健闘を心からお祈りしております。
 
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試験会場を示す立て看板
 
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共通テスト当日早朝の山口大学正門の様子

また、山口大学では定期試験が行われます。講義で学んだことが身になるように頑張りたいですね。

今年も新型コロナで世の中が混乱していますが、被害を抑制するために感染対策など私たちができることを行って行きましょう! 
 
 
 

頑張れ!!受験生

 

宮田学部長より

いよいよ大学入試のシーズンです。何といっても、体調を万全に整えることが最も大切です。暴飲暴食を避け、適度に気分転換をしながら,ラストスパートをかけましょう。皆さんが万全の体調で、自分の力を余すことなく発揮できるよう、山口大学農学部の教職員一同,心から応援しています。

 

竹松副学部長より

山口も雪が降り、朝は氷点下になる日が出てきました。みなさん、寒さ対策をバッチリして、体調に気をつけて頑張ってください!

 

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農場祭(12/15昼休)で野菜と果物を購入した宮田学部長(中央)と竹松副学部長(右)

 

 

 


月刊農学部長 第30号(2021年1月)

 

12月 クリスマスツリーと門松(with はぎのさぎり)

 COVID-19に振り回された1年が終わろうとしています。思えば、昨冬に感染拡大が始まったころはまだまだ呑気なもので、学務委員長としてタイのカセサート大学に海外出張にも行きました。春になり、卒業式と入学式が中止になった時にはさすがにただ事ではないと感じましたが、「ゴールデンウィークまでには気温も上がって、紫外線がやっつけてくれるかも」と楽観視していました。夏に第2波が来た時には、ちょっと長期戦は覚悟したものの、今年中には収まるだろうと思っていました。結局、農学部の少人数クラス(60人以下)は3密を回避しながら対面授業ができましたが、100名以上の共通教育等は遠隔のまま年末を迎えています。そんな中、ゼミ活動(卒論・修論の研究)および就職活動には、それほど大きな影響がなかったことは幸いでした。就職活動に関しては、面接等が遠隔になり、ムダな移動費を使うことなく助かったという声も聞かれました。今後、地方大学の学生にとっては、むしろありがたいシステムとなるかもしれません。

 最後に、山口大学正門のクリスマスツリーと卓上門松(背景は附属農場の見島牛:はぎのさぎり君)の写真を掲載しておきます。来年が穏やかな1年となりますように祈念しながら、月間農学部長2020を終了したいと思います。ありがとうございました。2021年もよろしくお付き合いください。

 

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広報部だより Vol.20

2020年12月28日

 

こんにちは。山口大学農学部広報部です!


今月15日に農学部では農場祭が行われ、実習で栽培された野菜や果物、花などが販売されました!
大根や白菜、さつまいもなどたくさんの立派な野菜がとても安く販売され、あっという間に完売しました。
毎年行われるようなので、来年ぜひお越しください!

 

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また、生物機能科学科では3年生が配属される研究室決めが行われました。新しい環境でしっかり頑張りたいと思います!
今まで生物機能科学科では研究室配属はこの時期に行われていたのですが、来年度からカリキュラムが変わり、もう少し早く研究室に配属されるようになるそうです!


今年は新型コロナウイルスの影響で大変な一年だったと思われます。現在も第三波が到来し、普段とは異なる年末を過ごされる方も少なくないでしょう。感染対策をしっかり行い、お身体に気をつけてお過ごし下さい! 

 

 

 


山口大学大学院創成科学研究科(農学系学域)の執行正義教授と理化学研究所環境資源科学研究センター(CSRS)の共同研究グループは、シャロットがもつ有用な化学内容成分を明確化し、産業利用に資する新たな可能性を見出すことを目的として、シャロットとタマネギの肥大球に由来する407種の代謝物を高精度植物化学成分分析により検出して代謝プロファイルを作成しました。さらに、各種統計解析を駆使してプロファイルの詳細解析を行ったところ、シャロットとタマネギは明確にグループ分けされ、それぞれの代謝プロファイルには歴然とした違いがありました。射影における変数重要度とSpearmanの順位相関から、遊離アミノ酸およびオリゴペプチド(ジペプチド、トリペプチド)、フラボノイド(特にフラボノールアグリコンを有する代謝物)、アントシアニンおよび有機酸が、シャロット在来系統との関連性が高い上位の代謝物変数に含まれていることがわかりました。通常の高速液体クロマトグラフィー(HPLC)分析による21種類のアミノ酸の絶対定量では、シャロットの方がタマネギよりも総じて高い含有量を示しました。本研究では、酷暑が続く熱帯環境下でのシャロットの適応メカニズムとして、アミノ酸やフラボノイドの高集積化により物質代謝を再プログラミングしていることが示唆されました。本研究成果は、2020年11月13日付で国際科学雑誌Molecules電子版に掲載されました。

 

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詳細はこちらをクリックしてください。

 

 

 

 


新たに「動画で見る農学部」というページを作成しました。

 

今夏にリモートで開催したオープンキャンパスのために作成した動画を中心に、農学部の紹介、関連施設の紹介、各研究室の紹介、教員へのインタビューなど、普段なかなか知ることができない内容になっています。

多くの動画は農学部広報部の学生、各研究室の学生によって製作されています。

 

高校生の皆さんや在校生のご家族の方々、山口大学農学部はこんなところです。ぜひ一度見てください!

 

 

「動画で見る農学」はこちら(クリックするとページにジャンプします)

※メインページのメニューからもリンクされています

 

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月刊農学部長 第29号(2020年12月)

 

11月 キャンパス内の並木と石碑

 総合移転から50年たった吉田キャンパスには見事な大木がたくさんあり、並木と呼べる木々も何か所かあります。最も長いのが農学部本館から東門に向かって伸びるまっすぐな道路沿いの楓(カエデ)並木でしょう。200m以上の直線に楓の木が約5m間隔で43本並んでいます(写真1)。農学部周辺には欅(ケヤキ)、コブシなど黄色から赤茶色の紅葉樹が点在していて、この季節なかなかの景観です。

 

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 この楓並木に本数では負けていないのが農場周辺のメタセコイアです。防風林として植えられたようで、狭い間隔で30本ほどが立ち並ぶ場所が3か所(農場・牧場周辺、果樹園内部)あります(合計100本以上)。頻繁に刈り込まれているのであまり大きくありませんが、本来は、正門を入って真っ先に目に入る3本の巨木のように高さ25mぐらいまで成長する木です(写真2)。この3本のうち1本は、20年ほど前に強風(雷だったかも)によって、半分ぐらいの高さで折れてしまいましたが、その後2本の側枝が垂直方向に成長して、今ではほとんどそん色のない三角錐形になっています。

 この3本のメタセコイアは、たぶんキャンパス内で一番高い木なので、多くの山大関係者が認識していると思うのですが、その根元にある石碑に気づいている人はどのくらいいるでしょうか?実はこの石碑は40年以上前に息子さんを交通事故で亡くされたご遺族の方が設置されたものです。かつて構内の車両規制がなかったころ、バイクに乗っていた学生さんが、学外者の車とこの交差点で衝突して、命を落としてしまいました。その学生さんは農学部・農芸化学科(現生物機能科学科)の所属だったと聞いています。

 皆さん、これから気ぜわしい季節になりますが、この3本のメタセコイアが目に入ったら、石碑のことを思い出して、「安全運転に努めよう」と気を引き締めてください。それが遺族の方の思いに応え、この石碑の意義を高めることになると思います。よろしくお願いします。

 

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広報部だより Vol.19

2020年11月30日

 

皆さんこんにちは。農学部広報部員です。

今回の記事は、私たち1年生の初仕事です。まだ技術の拙い部分もありますが、温かい目で見守ってください。

 

山口大学は、第3クォーターも終盤に差し掛かり、中間テストの季節がやってきます。 私たち1年生も課題レポートや中間発表に向けて準備を開始しています。 初めての実験、対面授業など、初物尽くしで大変だったけど楽しかった第3クォーター、後悔の残らないよう、引き続き勉強を頑張ります。

 

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(写真1) 前回の授業内容を復習しています。

また、広報部は学部紹介のためのパンフレット作製を開始しました。コロナの影響で様々な制約がありますが、その中でルールを守りながら活動を行っています。先輩方と協力しながら、よりよい物を作れるよう頑張りますので、ぜひ一度手に取ってみてください。

 

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(写真2) パンフレット制作会議の様子。

気温が下がり、空気が乾燥してくる季節、今年の冬はインフルエンザだけでなく新型コロナウイルスも流行すると予測されるので、感染予防を心がけて体調に十分気をつけてください。 

 

 

 


農学部附属農場では、本年度からサツマイモを栽培してその一部で焼酎を作る取り組みを始めました。10月最後の週の実習では、トラクタを用いた大規模な芋掘り作業を実習しました。掘り上げた芋は、山口県内で焼酎を醸造している数少ない酒蔵、山縣本店(周南市)に協力いただき、イモ切り作業や「酛」と呼ばれる発酵の原料を作成する作業を体験してきました。作業後には、山縣本店の日本酒をつくる作業工程も見学させていただきました。

 

順調にいけば、この焼酎が楽しめるのは来年5月頃の予定です。

 

協力:山縣本店 http://www.yamagt.jp/

 

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月刊農学部長 第28号(2020年11月)

 

10月 キャンパスの甘く切ない香り

 この季節、キャンパスのあちらこちらからキンモクセイ(金木犀)の甘い香りがします。週末にジョギングしながら数えてみたのですが、大小合わせて50本ぐらいはありました。その中で最も大きいのは、農学部と中高温微生物研究センターの間にある高さ8m、幅5mぐらいの木でしょう(写真1)。東から風が吹いているときは、30mぐらい離れた図書館駐輪場にも香りが届きます。漢字を見て気になるのは、サイ(犀)という字が入っていることです。直感的に花弁の形がサイの頭部みたいだからと思ったのですが、ネットで調べると「幹の色と模様がサイの皮膚に似ていることに由来」と説明がありました。中国起源の植物のようですが、あまり納得できません(写真1右下参照)。もっと合点がいかないのは、日本には雄株しかなくてすべて挿し木で増やしているという事実です。そうすると、受粉を媒介する虫を誘引するための甘い香りは、いったい何のためなのでしょう。甘さの中にちょっと切なさも感じてしまいました。

 

2020-11-11.jpg 写真1

 

 農学部では、後期になってほぼすべての授業が対面形式で行われています。写真2は私が担当する講義の風景です。窓と入口が開放されていること,前2列が空いていること,席が一つ置きであること,皆がマスクをしていることなどがいつもと違いますが、かなり通常の授業風景に近づいてきました。このまま感染者が発生することなく、コロナ騒動が収束することを願っています。

 

2020-11-2.jpg 写真2

 

 10月31日(土)は毎年恒例の山口大学Home Coming Dayです。今年はオンライン開催“あっとホームカミングデー”となっており、大学トップページ(↓)から入ることができます。農学部では10コンテンツをオンデマンド配信しています(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/alumni/hcd/2020.html#711月以降も閲覧可)。オープンキャンパスで公開したコンテンツもありますので、OB・OGのみならず、受験生およびその関係者の皆様もぜひ訪問してみてください。

 

2020-11-3.jpg 右図をクリック

 

 

 


広報部だより Vol.18

2020年10月27日

 

皆さんこんにちは。農学部広報部員です。

秋晴れが続き、木の葉の色も徐々に変わりつつある気がします。
今回は後期の授業開始とインスタグラムの開設について紹介します。

山口大学では10月1日から後期の授業が開始されました。
後期の農学部の授業は対面形式が増えました。私はすべて対面形式の授業になったため、オンライン授業とは違い、毎日友人に会えるのはとてもうれしいです。

この度、農学部広報部は10月15日にインスタグラムを開設しました。
山口大学の学部の機関のインスタグラムの開設は初めてということです。このインスタグラムを通して、農学部生の日常や、農学部でのイベントの発信等を行っていきます。URLを下記に示しますので、チェックしてみてくださいね!

↓インスタURL
https://www.instagram.com/agri_yamaguchi_u/

20201027-1.jpeg 写真 1

最近は昼と夜の寒暖差が大きく、風邪をひきやすいです。みなさん、体調には十分注意してくださいね。 

 

 

 


月刊農学部長 第27号(2020年10月)

 

9月 キャンパス内の木の実

キャンパス内で多くの野鳥が見られる理由の一つに、彼らの食料が豊富であることも挙げられるでしょう。その中には我々が食べても結構おいしい物もあります。例えば、初夏の野イチゴ(共育の丘)、桑の実(農学部中庭)、グミ(農場周辺)などです。これらの食べ物は、小さいころ山の中でおやつ替わりに食べていた記憶があり、おいしいというより懐かしさを楽しんでいます。また、においが強烈であまり拾う人もいませんが、正門駐車場付近には銀杏もたくさん落ちています(写真1)。

この季節、私の一押しは、キャンパス内ではありませんが、椹野川沿いにある“オニ胡桃(クルミ)”です。上流の宮野湖から下流の小郡まで約20kmの中に50本ぐらいはクルミの木が点在しています。中には中州にあり近寄ることもできない木もありますが、多くは川の側道沿いにあり(写真2)、簡単に実を採ることができます。市販の胡桃(ペルシャグルミ系)とはちょっと種類が違うので硬くて中身を取り出しにくいのですが、外側の果皮を剥いだ後(写真3左)、堅果を電子レンジで1-2分加熱すると割れ目ができ、そこから細いフォーク等を入れて割ると(写真3中)実(子葉)が取り出せます。この実が加熱することにより独特の風味を出し、“香ばしい”そして食感のいい食べ物になります(写真3右)。縄文時代以降の遺跡には堅果が多数出土されるそうで、保存性に優れ栄養価の高い食材としてたいへん重宝されたようです。手間をかけた割には、ちょっとしか実がないのが残念ですが、ぜひ一度試してみてください。

 

2020-10-1.jpg 写真1

2020-10-2.jpg 写真2

2020-10-3.jpg 写真3

 

10月1日からは、後期授業が始まります。幸い、農学部は1学科50人前後と小規模なので、ほとんどの講義が対面形式で展開されます。三密回避、手指の消毒、マスク着用など細心の注意を払いながら、教職員と学生さんが一体となって、普通の大学生活を取り戻す予定です。

 

 

 

 


広報部だより Vol.17

2020年9月29日

 

こんにちは!農学部広報部です。


夏のギラギラとした暑さも和らぎ、朝晩は肌寒い季節になりましたね。

私は、いつ衣替えをしようかと悩んでいますが、皆さんは、もう済まされましたか?

さて、今月は、オンラインオープンキャンパスと先日の台風10号についてお伝えします。

今年は、新型コロナウイルスの影響で、いつものオープンキャンパスとは違い、オンラインで開催されました。

私たち広報部員は、生物資源環境科学科の座談会と教員インタビュー・研究室紹介の動画作りに携わらせていただきました。

ZOOMを用いた座談会では、農学部生の大学生活や講義・実験などに関する疑問について、参加された高校生と先生方と一緒に語り合いました。私は、高校生の方に山口大学農学部が、どんなことをしているのかが少しでも想像出来てもらえたら、嬉しく思います!

教員インタビュー・研究室紹介の動画作りでは、広報部員が動画撮影から編集まで携わらせていただきました。私は、今回が初めての動画作りで、うまくいかないことも沢山あったのですが、とても楽しく、没頭して作っていました。

今回のオープンキャンパスで公開された動画は、山口大学のYouTubeチャンネルから見ることが出来ます。まだ見られてない方は、是非ご覧ください!

 

20200929-1.jpg 座談会の様子


9月6日の晩から7日の朝に台風10号が来ました。台風が来る前、私の家では、窓にガムテープを貼ったり、停電対策で懐中電灯や非常食を準備したりしました。

台風が通過した後、附属農場では、ハッサクの木が折れたり、ダイズが倒れるなどの被害がありましたが、幸いなことにそんなに大きな被害が出ませんでした。

 

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まだ、今年中に台風がくるかもしれないので、台風対策をしっかり備えておきましょう! 

 

 

 


山本晴彦教授が、令和2年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞し、9月4日(金)に首相官邸で安倍晋三内閣総理大臣から表彰されました。この賞は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57 年5月11 日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。

詳細は、大学HPの新着情報(下記)を参照願います。

 

 ※山口大学HP<新着情報>

http://www.yamaguchi-u.ac.jp/weeklynews/_8427/_8735.html

 

 

 


月刊農学部長 第26号(2020年9月)

 

8月 キャンパスの野鳥(その2)とオープンキャンパス

 前回に続いて、キャンパス内で観察できる鳥の運動学です。鳥はもちろん飛ぶことができる点が最大の特徴ですが、中にはうまく飛べない鳥もいます。身近なところではニワトリ、動物園の常連であるダチョウなどが該当します。その他、南アフリカに出張した時にホテル周辺の野原を走り回っていて驚いたのですが、ホロホロ鳥なども飛ぶのは苦手なようです。彼らの共通点は、体重が重くて羽が短いことで、体を浮かすための浮力を自力で得ることが困難です。代わりに、大腿部(もも肉)が発達していて、走るのが得意です。ダチョウは時速70kmの記録があるようですし、ホロホロ鳥も時速30kmぐらいでは走っているように見えました(左下写真)。

 そこまで速くはないですが、キャンパス内の野鳥で一番走るのが得意なのは、たぶんハクセキレイです(右下写真)。ニワトリやダチョウと違って、飛ぶのも普通に得意ですが、とにかく走行時のピッチが速い。ビデオ撮影してカウントしてみると1秒間に17歩ぐらいはピッチを刻みますので、ヨチヨチ・ピョンピョンと歩く他の鳥とはだいぶ様子が違います。見通しのいい平らな場所が好みのようで、かつては水辺の鳥だったようですが、今では人間社会に適応して駐車場の鳥として有名です。実測値が他にはないので適当な推論ですが、小鳥の中では最速のスプリンターかもしれません。

 

2020-9-1.jpg 写真1

 

 8/30(日)はオープンキャンパスでしたが、こちらもオンラインです(写真2:ZOOM画面)。ビデオによる学部・学科紹介や、デモ講義・実験、授業ライブなど様々なコンテンツがありました。生物機能科学科の責任者である片岡先生(写真中央)は「どれぐらいの視聴者がいるのか、例年のオープンキャンパスに比べて反響はどうなのかなど、興味深い試みです」とコメントされていました。でも、やっぱり直接生徒さんたちに会いたいなーと言うのが我々の本音です。参加してくれた高校生の皆さんありがとうございました。近い将来、山大・農学部で会えることを楽しみにしています。

 

2020-9-2.jpg 写真2

 

 

 

 


山口大学オンラインオープンキャンパスが開催されています。農学部は8月30日(日)です。

たくさんの皆さんのお越しをお待ちしています。

 

さあ、いますぐ登録しよう!

 

↑をクリックすると山口大学オンラインオープンキャンパス特設サイトにジャンプします

 

 

 


広報部だより Vol.16

2020年8月25日

 

みなさんこんにちは。農学部広報部です。

厳しい暑さが続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私たちは、変則的だった前期授業も終わり、夏休みに入りました。
さて、今回は、オープンキャンパスに向けての広報部員の活動について紹介します。
今年のオープンキャンパスは、オンラインに変更し開催されています。8月30日(日)に行われる農学部のイベントに向けて、われわれ広報部員も動画作成などのお手伝いをしてきました!

 

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上の写真は、生物資源環境科学科の企画である、研究室紹介と教員インタビューの動画を撮影している様子です。他にも、一部の動画の編集作業などもさせていただきました。
広報部員としては初めての活動で、至らない点も多くあったと思いますが、私たちにとっては、多くのことを学ぶことができとても良い経験になりました。動画を通じて、高校生の皆さんに、先生方の思いと山口大学農学部の魅力が伝われば幸いです。 

 

 


月刊農学部長 第25号(2020年8月)

 

7月 キャンパスの野鳥&前期試験

 キャンパス内で常に見ることができる野鳥もたくさんいます。カラス、鳩、雀、ツバメなどはもちろんですが、農学部周辺の木々には、ムクドリとヒヨドリがしょっちゅう群れをなして留まっています。そんな中、私のおすすめはモズです。この写真は農学部北側の木立で撮りました。丸っこいかわいい頭の小鳥ですが、実は最も身近な猛禽類です。確かに口ばしと目つきには、鷹的な鋭さを感じます。また、見ることはできなくても耳を澄ませは確実に近くにいることがわかるのが、ウグイス、ホトトギス、キツツキなどです。この季節、毎朝のようにホトトギスの鳴き声が理学部の方向から聞こえ、歩いて探しに行きましたが、全く発見できませんでした。

 一方、ちょっと散歩して農場周辺に行くと、シラサギ、アオサギはかなりの確率で見ることができます。とても用心深いので、10mぐらいまで近寄ると、たいてい飛び立ちます。この飛び立つ瞬間が、生体力学的には興味深いと感じます。重たい飛行機が飛び立つのは、時速300km近い水平スピードで大きな揚力を得るからと理解できますし、数グラムしかない蝶が風の力を利用して舞い上がるのも納得がいきます。しかし、体重数kgはありそうな大きな鳥がほぼ無風状態の中で、ほぼ垂直に飛び立つのはとてもハイパワーな出力が必要だと思われます。せわしく羽を動かして浮力を得ているのは確かですが、最初の一瞬は相当な脚力が必要だろうと思われます。脚の先端は細くて棒のようですが、体幹に近いところは、体重の割には結構大きな筋肉があるのでしょう。20年ほど前に獣医の先生に頼まれて、鳩の大胸筋を調べたことがありますが、ハイパワーの出力を有する特定の筋細胞がとても肥大しているのに驚きました。

 今から1~2億年ほど前の化石から、キリンほどの体高があり、体重が200kg以上もある翼竜がいたことがわかっているようですが、どうやって飛び立ったのでしょうか。化石から復元された大型翼竜は、首が長くて体幹の後方に羽が位置する形態のようですから、このシラサギの体型と飛び方が参考になるような気がしています。

 

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 7月末になり、対面の試験もはじまりました。例年以上に、しゃべらない、間隔を空けて座る、終わったらサッサと帰るなどの注意事項を遵守しながら、試験が行われています。この日、3年生に対する「土壌微生物学」の試験を実施した横山先生は、「テストがいつものように対面でできてホッとしています。後期は対面講義ができるといいのですが、、、」と感想を述べられました。この他、オンラインでの試験も行われています。いつも以上に、静かなテスト週間です。

 

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今年のオープンキャンパスはオンラインでの開催になっています。そのため、研究室紹介、教員インタビュー(高校生へのメッセージ)を動画で配信いたします。動画の撮影のトップバッターは、生物環境情報工学研究室です。先生も撮影隊も素人感は拭えませんが、思いは伝わる内容になるでしょう。他にも、多くの研究室の紹介動画を作成する予定です。また、お二人の先生が、高校生に向けたメッセージを送るインタビュー動画も作成します。ご期待ください。
 
なお、農学部のオンライン・オープンキャンパスは8月30日です。詳細は、ホームページでご確認ください(詳しくはここをクリック)。
 
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 山口大学農学部では、萩市からの協力要請を受けて、本年7月28日付けで、天然記念物“見島ウシ”分散飼育に係る業務委託契約を締結し、附属農場において対象牛(名前:はぎのさぎり / 性別:雌)の飼育を開始しました。

 この分散飼育については、日本で数少ない在来牛である見島ウシの遺伝資源を後世へと継承することを目的とした同市の文化財保護行政における重要な取り組みとして位置付けられており、農学部としても同市からの要請に応えるかたちで責任を持って飼育することにより、地域の課題に対して貢献していくこととしています。

 

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写真1 農場受け入れ時の様子 ※右側は竹田農場技術専門職員

 

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写真2 牛舎での様子(1)

 

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写真3 牛舎での様子(2)

 

 


広報部だより Vol.15

2020年7月27日

 

みなさん、こんにちは。農学部広報部です。

蒸し暑い日が増え、夏の訪れを感じる季節になりましたね。

広報部で6月頃から作成を始めていたNOAHがついに完成しました!学科の紹介、学生生活など農学部についての記事が載っています。

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今は7月下旬の期末試験、レポート提出に向けて勉強しています。オンライン授業というイレギュラーな環境でストレスを感じることもあったと思いますが、これまでの成果を出すためにラストスパートをかけて頑張りましょう。試験が終われば夏休みです!

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まだまだ暑い日が続きます。こまめに水分補給をして、熱中症を予防しましょう。水分補給はコロナ対策にもなります。口腔内や喉が乾燥すると粘膜の働きが低下し、ウイルスを排出する力が落ちてしまいます。引き続き体調管理に気を付けて元気に過ごしましょう。 
 
 

月刊農学部長 第24号(2020年7月)

 

6月29日 キャンパスの花&学生実験

4月初めの「月刊農学部長」で、キャンパス内の桜が満開であることを紹介しました。その後、正門周辺の里桜、つつじなど続々と開花しましたが、多くはピンク系の華やかな色調でした。現在は、藤、桐、花菖蒲、アジサイなどブルー系の花がたくさん咲いています。

花菖蒲は、ちょっと目立たない場所ですが、正門を入って右手にある「長州五傑記念碑」のある小さな公園の池にたくさん咲いています(写真1上)。私のおすすめは、さらに地味ですが、農学部付属農場の桐の花です(写真1中央)。桐は高級タンスの材料として有名ですが、セサミン、タンニンなどの成分が含まれていて抗菌性に優れていること、多孔質(ミクロの小部屋が多数存在)で、保温効果が大きく、吸湿性が高いなど多くの要因があるそうです。まだまだタンスになるほどの巨木ではありませんが、牧場周辺に3本の桐の木がひっそりと立っていて、6月初旬まで淡い紫の花が咲いていました。色と形は藤の花と似ていますが、花が垂れ下がって咲く藤(写真1下)と異なり、桐は花を上向きに伸ばして咲かせます。ちょっとWebで調べてみると、桐は鳳凰の止まる木として古代中国で神聖視されていたことに倣って、桐の花紋は日本でも菊紋章に次ぐ格式のある紋とされ、足利尊氏や豊臣秀吉の頃から「政権担当者の紋章」という認識が定着したと記載されていました。確かに、尾の長い鳥が止まるには、葉っぱが少ない桐が最適かもしれません。現代でも、総理大臣が記者会見するときの机の前面に桐花紋が入っているのをテレビで見かけます。

学生のみなさん、桜に始まりアジサイまできたキャンパス内の花の変化を、来年はぜひ自分の目で確かめてください。意外とキャンパス内のマイナーな草花がきれいですよ。

 

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写真1 上:山大の花菖蒲、中央:山大農場の桐、下:山口市仁保地区の藤(車と比べると大さがわかる)

 

前回、一部の学生実習がスタートしたことを写真とともにお伝えしましたが、今月はさらに学生実験が本格的に対面化されました。一人一人が単独で行うタイプの実験内容が多い状況ですが(写真2)、だいぶ普通の授業風景が戻ってきました。この日、3年生を対象にした応用実験を担当していた小崎先生と木股先生は「感染対策に十分留意しながら、久しぶりに大学にて皆と顔を合わせての学生実験を行いました。体調を崩している人もなく安心しました。」とコメントされていました。実験開始前に体温測定を行ったり、三密防止に配慮したりとまだまだコロナ対策は続きますが、例年並みの授業内容が確保できるように工夫を凝らして実験が展開されています。

 

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広報部だより Vol.14

2020年6月29日

 

みなさんこんにちは、農学部広報部です。

山口県では先日梅雨入りを果たし、もうすぐ夏本番ですね。
6月は広報部では、NOAHの作成に向けて会議を行いました。
ソーシャルディスタンスにもしっかりと配慮しました。

 

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また、農学部では長らく延期となっていた実験や実習も再開されました。

 

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色々な制約はありますが、やはり実際に自分の目で見て、作業を行えるのは楽しいですね。
現在、非常事態宣言は全国的に解除されましたがまだ完全に安心できる状態ではないので、しっかり感染予防していきましょう!
また、最近暑い日も多いので熱中症にも気を付けて元気に過ごしていきましょう! 

 

 


広報部だより Vol.13

2020年5月29日

 

みなさんこんにちは。農学部広報部員です。

青葉若葉のさわやかな季節となりました。
今回のテーマはオンライン授業です。

只今、山口大学は新型コロナウイルスの対応としてオンライン授業を行っています。
Zoomというアプリを用いてライブの講義を行うなど、対面しなくても講義を受けられるようになっています。慣れないオンライン授業ですが、教授も学生も頑張っています。

 

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新型コロナウイルスの感染拡大によって農業にも悪影響がでていることを講義で学びました。業務用の牛乳は需要が低下し、廃棄の懸念が生じている様です。そのため、私はいつもよりヨーグルトを食べるようにしています。
世の中新型コロナウイルスで混乱していますが、乗り切りたいですね! 

 

 

 


月刊農学部長 第23号(2020年6月)

 

5月28日 野鳥観察&実習スタート

前回お話したように、山大周辺の川辺では多様な動物たちを観察することができます。哺乳動物たちにはたまたま出会うという感じで、お互いにびっくりすることが多いのですが、鳥類には狙って会うことができます。今年になってから見た鳥類を大きい順に挙げると、タカ(ノスリ?)、キジ、ヤマドリ、フクロウ、アオサギ、シラサギ、カワウ、マガモ、カワセミ、ヤマガラ、・・たぶん20種類ぐらいは挙げられます。

先週は、堂々と路上を歩いていた雄キジ(写真1)が川に向かって飛び立った後、アオサギのすぐ上をかすめ飛ぶ瞬間を写真に収めることができました。その直後に、土手の草むらに完璧な保護色で隠れていたパートナーの雌キジ(写真2)が飛び立つ瞬間も撮ることもできました。キジは体が重くて翼も短く飛ぶのが苦手なので、約30mの飛距離はほぼ全力飛行です。2羽は仲良く同じ場所に着地しましたが、きっと草陰で一緒にゼーゼー、ハァハァしていたことでしょう。キジが出てくる桃太郎のお話は、室町時代に原型が作られたらしいのですが、その頃から最近までとてもポピュラーな鳥だったようです。今では野生のキジを見たことがない人もたくさんいるようですが、日本の固有種で、何と言っても「国鳥」(1947年制定)ですから、一度は観察する価値があると思います。

野鳥観察のガイドブックやスマホの写真や鳴き声情報を参考にして、野生動物たちを同定するのはなかなかに楽しいものです。山大生ならではの本当に贅沢なアクティビティーとしてお勧めします。

 

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さて、政府の緊急事態宣言も5月25日に全国的に解除されました。山口大学を含むほとんどの大学では、クラスター発生を警戒して、講義の多くは今なお遠隔形式で実施されています。一方、ゼミ活動や学生実験・実習については規制が一部緩和され、少人数での対面授業がスタートしています(写真3)。この日、農場での実習を担当した荒木先生・藤間先生・佐合先生は、「多くの学生が真面目に“stay home”していたとのことで、久しぶりの晴天下、初めての農場での作業で“気持ちいい!楽しい!”と喜びを表していました。私たちも嬉しかったですね。」とコメントされました。徐々にではありますが、普通の大学生活にもどりつつあるようです。

そんな中で一番苦労しているのが、4年生及び修士2年の就職活動中の学生さんたちです。例年だと、半数以上の学生さんが何らかの形で「内々定」をもらっている時期ですが、今年は採用活動が何度も順延され、今から開始という企業、公務員試験も多いようです。そもそも経団連所属企業による就職協定では、確か2020年までは「3年次3月に就職活動解禁、4年次6月に採用選考解禁」となっていたはずです。コロナ感染拡大のせいで、図らずしも就職協定通りに企業が採用活動を行っているわけです。そう考えると、就活生も少しは気が楽になるのではないでしょうか。

就活生のみなさん、あせらずに、今やるべきことを見失わずに頑張りましょう!!

 

2020-6-3.jpg 写真3

 

 

 

 


令和2年度前期の授業実施方法詳細一覧(2020.5.22現在)をまとめました。

 

下の表をクリックしてください。

(別ウィンドウでPDFファイルが開きます)

 

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4月より新型コロナウィルス対応として、対面で実施する実験・実習は中止され、遠隔授業のみが行われてきましたが、5月19日より実験・実習の一部の授業で対面授業を再開することになりました。

19日に行われた基礎農場実習(2年前期)では、実習前の健康チェック、マスク着用や手洗い・消毒の徹底、三密を避けて行動するなどの対策が施され、心地よい五月晴れの下でブドウの整房作業が行われました。

 

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農林水産省の令和2年度戦略的国際共同研究推進委託事業のうちの国際共同研究パイロット事業(ロシアとの共同公募に基づく共同研究分野)に、大学院創成科学研究科(農学系)の執行正義教授の研究課題が採択されました。この事業は、全ロシア農業バイオテクノロジー研究所との共同研究(研究期間2020年度~2022 年度)になります。

 

【課題名】

「ネギ属種におけるオミクスおよび分子細部遺伝学手法を用いたロシアと日本の遺伝資源開発」

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

 


農学部就職支援セミナー(第1回)の動画視聴による実施について

 

5月28日(木)の午後に大講義室で開催する予定でした就職支援セミナー(第1回)につきまして、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、Web 動画視聴に変更したします。なお、この催しは原則全員参加ですので、必ず視聴するようにしてください。

 

動画公開日時:令和2年6月8日(月)~ 6月15日(月)

※動画は期間終了後もしばらく公開する予定です。

 

詳しくは、こちら(PDFファイル)をご覧ください。

※このPDFファイルを開くには山口大学のアカウントのユーザ名とパスワードが必要です。

 

 

農学部 学務係

 

 

 

 


農学部オープンセミナー2020

農学部オープンセミナーは、高校で学習する生物と化学の基礎知識から出発し、農学部の専門的領域に足を踏み入れる接続授業として、農学部教員が講義し、実験を指導する形で2009年より毎年開催してきました。

しかしながら、2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施しないこととしました。

参加を楽しみにしていた方には大変申し訳ございません。来年度以降の開催をお待ちください。

 

山口大学農学部

 

 

過去の開催はこちら↓

 

オープンセミナー2009 「作ってみよう、光合成と呼吸の測定装置」の様子

オープンセミナー2010 「生きた細胞と細胞小器官(オルガネラ)を見る」の様子

オープンセミナー2011 「身近な寄生虫の世界~食品と生活」の様子

オープンセミナー2012 「光合成で決まるブドウやコムギの色と味~光合成産物の働きを計測してみよう」の様子

オープンセミナー2013 「活性酵素の話をしよう~抗酸化食品って何?」の様子

オープンセミナー2014 「植物工場での野菜の栽培を科学する。光環境制御で品質と育成スピードは変化する?」の様子

オープンセミナー2015 「植物の生育を支える土壌の化学」の様子

オープンセミナー2016 「植物の病気を診断する~植物病原細菌の簡易同定」の様子

オープンセミナー2017 「発酵の分子構造~発酵を担う酵素を調べてみよう~」の様子

オープンセミナー2018 「土の中の水を知る ~作物生育を左右する水の乾き具合~」の様子

オープンセミナー2019 「最先端バイオ研究にふれてみよう~動物細胞に光る遺伝子を導入する~」の様子

 
 
 
 

オープンサイエンスラボは、高校教員の皆様に、山口大学農学部で行われている研究に関連した実験・実習の体験を通じ、山口大学農学部への理解を深めていただくとともに、最新の研究に触れることで、理科教育の質の向上に役立てるとともに、大学教員との連携を深めることを目的として、これまで開催してきました。

残念ながら、2020年度はオープンサイエンスラボは実施しないこととなりました。

参加を検討していただいていた方には申し訳ございませんが、来年度以降の開催をお待ちください。

 

2017年度オープンサイエンスラボ

 

山口大学農学部


農学部では当面の間の対面授業の中止を受けて、可能な授業を遠隔授業(オンライン授業)に変更して実施します。

以下、2020年5月7日現在の遠隔授業(オンライン授業)の一覧を掲載します。

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※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

 

 

 


月刊農学部長 第22号(2020年5月)

 

4月29日 COVID-19特別対策期間

今年に入ってからずっとニュースの主役は「コロナウィルス(COVID-19)」です。直径は100-200ナノメートルぐらいだそうですから、髪の毛の直径の1000分の1ぐらいの大きさです。

なかなか手ごわくて、簡単には克服できそうにないですが、きっと近い将来に科学の力も利用して封じ込めることができると信じています。たとえば、同じコロナウィルスのSARS(重症急性呼吸器症候群)は21世紀に入ってすぐ流行しましたが、患者さんの検体採取から病原体が特定されるまでに2か月を要したそうです。一方、今回の新型コロナは1週間程度でウィルスが特定され、その数日後にはインターネット上にCOVID-19の遺伝子データが公開されました。これらの基礎データは、きっと新薬の素早い開発につながることでしょう。皆さん、COVID-19との戦いは、もう少しの辛抱であると信じて、不要不急の外出自粛に努めましょう。

ところで、多くの大学では5月の連休明けまで授業を開始しないなどの措置が取られました。山口大学でも、4月13日から5月6日まで、いわゆる普通の講義(対面形式)は禁止され、遠隔講義のみが実施されています。多くの遠隔講義は、教壇に立つ教員と数十名~百名程度の学生を修学支援システムあるいはZOOMを利用してつないで、実施しています(写真1)。この時、誰もいない教室で熱弁をふるっておられた松井教授は「学生さんの反応が見えないのでやりにくいのは確かです。東進の先生方はすごい」とコメントされました。また、研究室単位の活動は、研究室の教員と自室に居る学生さんをつないで、もっと小規模で実施しています。私の場合、週2回のペースで8名の学生さん(4年4名・修士4名)とモニター上で対面しながら英語論文紹介等を行っていますが、だいぶ違和感がなくなってきました(写真2)。残る最大の問題は、実験・実習をどうやって実施するかです。

不要の外出を控えることは大切なことですが、ジョギングや散歩は必要な運動として自粛の対象外とされていますので、人が少ない所を一人で散歩することぐらいのことは許されています。むしろ、学生さんのメンタルヘルス的には、大学周辺(山口盆地)のウォーキング、ジョギング、サイクリングをお勧めします。周辺の小川はもちろん山口盆地の中心を流れる椹野川の水はとても澄んでいて、たくさんの野生動物を見ることができます。私がここ数年間に遭遇した哺乳動物を大きい順に挙げると、イノシシ、ニホンザル、タヌキ、イタチ、テン、ヌートリア(写真3)・・・と10種類ぐらいはすぐに出てきます。実は、鳥類はもっと多様です。県庁所在地にある大学周辺で、こんなにたくさんの野生動物と会えるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。ぜひ、身近な野生動物の生態を観察してみてください。きっと彼らの本能、賢さに感動しますよ。

 

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農学部では4月14日からの対面授業の中止を受けて、可能な授業を遠隔授業(オンライン授業)に変更して実施します。

以下、遠隔授業(オンライン授業)の一覧を掲載します。

 

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※画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

 

 

 


広報部だより Vol.12

2020年4月16日

 

こんにちは。農学部広報部です。


四月に入り、大学構内の桜が咲きました。気温も上がってきて、道を往来したときの様々な花や草を香りから、春の到来を感じます。

 

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そして、春と言えば入学。農学部に新一年生が入学してきました。

 

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今年は入学式が中止、新入生オリエンテーションも短縮と例年とは大きく異なった状況でしたが、新入生たちはしっかりと話を聞いていました。

学年が上がり、春から新生活が始まった人も多いと思います。それぞれ授業や研究にしっかり取り組んでいきましょう!
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。手洗い、うがいを徹底し自分たちができることで少しでも感染症拡大防止に努めていきたいですね。 

 

 

 


月刊農学部長 第21号(2020年4月)

 

4月14日 対面授業禁止

4月9日に、「保護者の皆様、ご安心ください、4月13日から普通に授業が開始されます。」と書きましたが、本日「吉田キャンパスにおいては4月14日から5月1日までを特別対策期間とし、対面授業を実施せず、遠隔授業のみとする」という大学の決定が通知されました。先週末に、山口市でも感染経路の分からない感染者が発生したこと、山口市教育委員会が市内の小中学校の臨時休校を決定したこと、等による苦渋の決断だったようです。

共通教育・専門教育ともに、いくつかの遠隔講義は実施されますので、学生の皆さんは山口に留まり、大学あるいは農学部からの連絡を待っていてください。大学から割り当てられた公式メールアドレスおよび大学HPに最新情報が送られますので、毎日チェックするようにしてください。新型コロナウィルスへの対応は、まさに今が勝負の時と言われています。教職員とともにこの難局を乗り越えていきましょう。

コロナウィルスの危険性、感染拡大の防止策に関して、以下のyoutubeアニメーション(10分弱)がとてもよくまとめています。日本語訳も的確に表示されますので、是非一度参照してみてください。

https://youtu.be/BtN-goy9VOY

 

 

 


山本晴彦教授が令和2年度文部科学大臣表彰・科学技術賞理解増進部門を受賞しました。同賞は、青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し、又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った個人又はグループに贈られ、今年度は9件(28名)が受賞しました。

 

業績名:

「科学技術に基づく災害に強い地域ネットワーク構築の理解増進」

業績概要:

 近年、わが国では台風や梅雨・秋雨前線に伴う集中豪雨や強風により、風水害が発生する頻度が高まり、人的・物的被害が増加する傾向にあります。一方、地方では過疎化や高齢化が進む中、地域防災力の低下が懸念されており、地域防災力を高めるため、大学で生まれた防災研究の成果を地域に還元・実行し、災害に強い地域ネットワークの構築が求められています。また、水害リスクの高い低平地の優良水田が、大規模小売店舗、工場、宅地等へ「農地転用」が行われることにより、極端気象下で発生する集中豪雨により大規模な洪水災害が頻発しています。

 本活動では、科研費等での防災研究の推進(研究代表者:特別研究促進費 平成26年8月広島豪雨、平成30年7月西日本豪雨、基盤研究(B) 4件 他)、行政組織や職員の防災科学への理解推進(山口県 防災会議防災対策専門部会長・国土強靭化地域計画専門部会長、防災士の養成・自主防災組織の活動支援(日本防災士会山口県支部長、防災士研修センター防災士養成講座講師、防府市防災士養成講座開催、各種防災講演会講師 他)、次世代を担う児童・生徒への防災授業等の開催(平成20~21年度 文部科学省「防災教育支援推進プログラム」実施責任者、平成25~27年度 文部科学省「地域防災対策支援研究プロジェクト」実施代表者、科学技術振興機構(JST)ひらめき ときめき サイエンス(平成26年度推進賞受賞)実施責任者 等)を実施しました(平成26年度日本自然災害学会賞、2014年度日本農業気象学会賞を授与)。
 本活動により、山口県の防災行政の組織強化と職員の理解増進、警察官の防災への理解増進と市民の命を守る避難誘導力の向上、防災士の増加とスキルアップ、自主防災組織の防災力向上、要配慮者等への避難支援の確立、率先避難者の増加、災害文化の伝承等、科学技術に基づく災害に強い地域ネットワーク構築の理解増進に寄与しています。

 

<文部科学省HP>https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00187.html

<研究室ホームページ>http://yamaharu.agr.yamaguchi-u.ac.jp/

 

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月刊農学部長 第20号(2020年4月)

 

4月9日 大学スタート

山口大学でも卒業式(3/24)と同様に入学式(4/3)も中止となり、ちょっと寂しいスタートとなってしまいました。結局、新入生にとって最初の大学行事は、農学部の大講義室で行われた農学部オリエンテーション(4/6午前)となりました。例年は2学科合同で約100名の新入生を対象に行うのですが、今年はなるべく接触を避けるために間隔を空けて座ってもらい、学科別(52人)に分けて2回行いました。私もマスクをして、学生との距離を隔てて「あいさつ」をしましたが、思ったより違和感がありませんでした(写真1)。

少々バタバタした感じでスタートしましたが、保護者の皆様、ご安心ください。その後はいつものように、履修登録の説明(4/6午後)、健康診断(4/7)パソコン説明会(4/8)などを経て、各自がPCやスマホから履修登録を行い、4月13日から普通に授業が開始されます。1年生の前期は、1日に平均3~4コマ(1コマ90分)の授業がありますが、8割方は共通教育科目ですので、多くの時間を他学部の学生とともに共通教育棟周辺で過ごすことになります。

ウィルス感染拡大という予想外の事態が生じましたが、みなさんがスムーズに大学生活に馴染めることを願っています。

 

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4月3日 自己紹介

本年度から農学部長を務めます宮田浩文です。よろしくお願いします。

1960年に鹿児島県で生まれ、小学校から高校までを鹿児島市内で過ごしました。その後、国内外の大学・研究所および山口大学教養部を経て、 1996年4月から農学部に所属しています。研究分野は「応用生理学・神経筋生理学」で、運動健康科学(共通)、環境適応生理学(学部)、分子細胞機能科学(大学院)等の授業科目を担当しています。

学部長のノルマの1つに「月刊農学部長」があります。前学部長がHP委員長に促されて始めてしまった「悪しき(?)習慣」です。それでも毎月読んでいるうちに、HPが賑やかになるし、大学教員や学生の様子が垣間見えるのも悪くないと思うようになりました。前学部長のように気の利いた文章や写真を掲載することは到底できませんが、農学部の日常を知ってもらう一つの機会になれば幸いです。

さっそくですが、この季節の定番である「さくらの風景」を紹介します。山口大学の吉田キャンパスは、市内の亀山地区(サビエル記念聖堂付近)から総合移転して約50年が経ちました。その頃に植えたと思われる桜が結構な大樹になり、今が全盛期ではないかと思われるほどキャンパス内のあちこちで咲き誇っています。卒業生を送り、新入生を歓迎するこの時期に、欠かせない風景になっています。その中でも、農学部から歩いて1分もかからない所にある本部(学長室のある建物)広場は桜の密度が高い場所の1つです。写真2のように、桜の中に設置されたテーブルが、研究室やサークル単位での昼食や懇親会に利用されています。今年は例年に比べると、コロナウィルス感染拡大の影響で利用する学生が少ないようです。

 

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農学部の高橋教授、荒木教授が参画した農林水産省委託プロジェクト「多収阻害要因の診断法および対策技術の開発」で制作が進められていたマニュアルが(国)農研機構のHPで公開されました。このプロジェクトでは、全国の農業研究機関と一部大学がコンソーシアムを形成し、大豆、麦、薬草の多収栽培技術が検討されてきました。本学では、パン用小麦で多収高品質となる施肥技術が研究されてきました。

 

マニュアルは下のURLから無料でダウンロードできます。

http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/134377.html

 

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月刊農学部長 第19号(2020年3月)

 

退任にあたって

この第19号で私の月刊農学部長は終了です。お読みいただいた方がどれだけいるのか不明ですが、読者のみなさんありがとうございました。学部長として4年間、公私ともにいろいろありましたが、後半の2年間は、この月刊農学部長を書くことで、ちょっとした息抜きとリフレッシュができました。執筆の機会を与えてくれた農学部HP委員会の方々、特に、遅れがちな原稿を辛抱強く待ってくれた委員長の鈴木先生には心より感謝いたします。 COVID-19のパンデミックによる混乱に最後まで振り回され、その真っ只中で学部長を引継ぐという、なんとも締まらない幕切れですが、後任の宮田先生には、精一杯のエールを送らせていただきます。

さて、もうここらでよかろうか・・・・・I shall be released・・・・・おっと、4月からは町内会班長の当番が待っていました。

 

月26日 桜咲く

今年も研究室の学生たちと午前中に桑園の除草を行い、お昼には大学構内の咲き始めた桜の下でちょっと早いお花見をしました(写真1)。年年歳歳花相似、歳歳年年人不同。入学式はありませんが、例年通り満開の桜が新入生を歓迎してくれるでしょう。

 

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月24日 卒業式・修了式中止

日本中の多くの大学同様、山口大学でもこの日に予定されていた卒業式・修了式が(そして4月3日の入学式も)中止となってしまいましたので、学部HP(http://www.agr.yamaguchi-u.ac.jp/news/2020/03/post-138.html)に、卒業生・修了生への学部長の挨拶と各種表彰者のお名前を掲載することにしました。学部長の挨拶は、事前にビデオ撮りして、全学HPの卒業式・修了式特設サイト(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/_8383/_8390.html)にアップされました。リハーサルなしのぶっつけ本番の収録だったため、カメラ写りはイマイチでした(家族からは「台本読みすぎ」とか「いつもと違う」など手厳しい指摘がありました)が、心を込めて語った贈る言葉を受け取ってもらえれば幸いです。また、全学の卒業生代表として挨拶を行うはずだった学長表彰者の伊藤爽夏さん(農学部生物資源環境科学科)には、学部長室で私から学位記、表彰状、記念品などを直接手渡しして、お祝いの言葉と今後の活躍への期待を伝えさせていただきました(写真2)。それ以外の卒業生・修了生の学位記などは原則郵送となりましたが、大学院進学者と一部の希望者は、所属する研究室の指導教員からの手渡しとなりました。私の研究室でも学位記を手渡しして、ささやかながらお祝いに記念撮影をしました(写真3)。晴天で卒業式・修了式日和だっただけに、ウイルスの流行が本当に恨めしく思われました。

 

2020-3-2.JPG 写真2

2020-3-3.JPG 写真3

 

月13日&16日 学位(博士)授与式

全国的な新型コロナウイルス感染拡大でさまざまな大型イベントが中止になる中、鳥取大学大学院連合農学研究科と山口大学大学院の学位(博士)授与式が、それぞれ13日と16日に行われました。いずれも時間短縮のために式次第が簡素化され、謝恩会は中止、参加者は学位取得者と学長をはじめとする教員および事務職員限定で、式を見守る親族や友人のいない無観客試合のような授与式になりました。鳥取大学の授与式は、式場となった会議室の窓を開けて換気を行い、学長が挨拶するときにマスクを外す以外は、参加者全員が常時マスク着用で実施されました。幸いにも、当日の鳥取は快晴かつ温暖で、窓を開けていても寒さを感じず、終了後に農学部の玄関で全員揃って記念撮影もできました(さすがに撮影の際だけは全員マスクを外しました)。一方、山口大学の授与式は、広々とした大学会館大ホールで行われ、壇上のわれわれ教員は全員マスク非着用でしたが、学位記は学長から一人一人に手渡しされず、代表者だけに授与されました。終了後、学部長室で、医学系研究科応用分子生命科学系専攻の最後の修了生になられた澄川さんに、指導教員の山田先生と高坂先生の立会いのもと、私から学位記と記念品を手渡ししました(写真4,5)。どちらの学位授与式も、忘れ難い思い出になりそうです。

 

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令和元年度山口大学農学部卒業生ならびに大学院創成科学研究科農学系専攻修了生の皆さん、ご卒業・ご修了おめでとうございます。COVID-19の大流行により、卒業式・修了式の中止という前代未聞の事態となりました。本来であれば一人一人に手渡すことができたはずの学位記、記念品、各種表彰状なども、進学者以外は原則郵送となってしまいました。この3月で学部長の任期を終える私にとって、皆さんは最後の卒業生・修了生であり、特に、卒業生の皆さんは、4年前に学部長に就任して入学式で挨拶した最初の新入生でもあるので、このまま挨拶をせずにお別れしてしまうのは本当に残念でなりません。そこで、この学部長メッセージで教員・職員を代表してお祝いの言葉をお贈りしたいと思います。

さて、人生の新たなスタートラインにつかれた皆さんの胸中には、在学中の数年間にわたる思い出が去来しておられるのではないかと思います。おそらく、嬉しかったことや楽しかったことばかりでなく、悲しかったことや苦しかったこともたくさんあったでしょう。それらを乗り越え、卒業・修了の時を迎えられ、新生活への希望を胸に新たな道を歩んでいけるのは、もちろん皆さんの努力があったからですが、周りの方々の温かい愛情とご支援もあったと思います。是非、そうした方々への感謝の気持ちを忘れないでいただきたいと思います。そして、これまでに学んだことを今後の人生に活かし、それぞれの道で、最善を尽くし、大いに活躍されることを期待しております。それがまた、皆さんを応援してきた方々の喜びや後輩たちの励みになることも忘れないでください。

現在、社会全体がウイルスにより停滞を余儀なくされていますが、まもなくそれらのダメージから回復へと歩みを転じる時が訪れるはずです。そして、その時こそ、皆さんの若い力と新鮮なアイデアを発揮できるチャンスです。災い転じて福となす.世界的なパンデミックに見舞われた年に新生活をスタートする卒業生・修了生の皆さん、逆境に負けず、勇気を持って未来を切り開いていきましょう。

皆さんの人生に幸多からんことを願っています。

 

令和2年3月24日 山口大学農学部長 小林淳

 

山口大学令和元年度卒業式・修了式特設サイトでは小林学部長からのメッセージ動画を見ることができます。ご覧ください。

 

山口大学令和元年度卒業式・修了式特設サイト

http://www.yamaguchi-u.ac.jp/_8383/_8390.html

YouTubeの直リンクはこちらです

https://www.youtube.com/watch?v=4aiH6hSbxcs&feature=youtu.be

 

 

なお、今年度の卒業式総代には農学部生物資源科学科の伊藤爽夏さんが選ばれていました。卒業式は中止になってしまいましたが、伊藤さんからのメッセージを以下に掲載いたします。

 

 

厳しい冬の寒さもいつの間にか和らぎ、吹く風に春の訪れを感じられるようになりました。

本来であれば、卒業式で日頃の感謝をお伝えする予定でしたが、諸般の事情により開催が中止となりました。卒業生代表としてここに文面でお伝えいたしますことをご了承ください。

本日の卒業の日を迎えるにあたり、岡学長をはじめ、教職員の皆様方並びに保護者の皆様方に卒業生一同心よりお礼申し上げます。

 振り返れば、私達が大学に入学したのは今から4年前あるいは6年前、入学当初は新生活に慣れずに戸惑うこともありましたが、諸先生方や職員の皆様のご指導、サポートのおかげで学問だけでなく様々なことを経験し、一人の人間としても成長できたと実感しております。

 創基から204年という、日本の国立大学の中でも3番目に長い歴史をもつ山口大学で多くの人々と関わりあって過ごした大学生活は、私達にとってかけがえのない時間で、瞬く間に過ぎ去っていきました。

私は、1年生の時に英会話部に入部し、素晴らしい先輩方や同期そして後輩に恵まれ、人との繋がりを育みながら次の代に繋いでいくことの大切さを学びました。2年生の時には、外務省が推進する北米地域との青少年交流の一環で、KAKEHASHI Project-The Bridge for Tomorrow-という国際交流プロジェクトに参加しました。出国前の事前研修時から、同じプロジェクトの仲間たちが次々にリーダーシップを発揮し、その主体的な姿に背中を押され、自分の実力不足に不安を抱きながらも10日間のプロジェクトに挑みました。日本とは全く異なる様々な文化や学生との出会いの中で、自分の中の常識が新しく塗り替わっていくことを実感しました。プロジェクトでは、日中のプログラムが瞬く間に進むとともに、夜遅くまで次の催し物やプレゼンの準備をするなど、とても忙しく厳しい環境下ではありましたが、チームがそれぞれの持ち味を全力で出し切ったからこそ、最後のプレゼン発表の日を迎えることができたとともに、皆で一つの物を作り上げる感動を味わうことができました。さらに積極的で行動力のある素敵なチームメイトたちと出会い、米国の学生との交流を通じて、米国だけでなく母国の魅力を再認識することができました。

この経験がきっかけで「もっと広い世界や価値観に触れてみたい」と思い、3年生の時には株式会社Intrax様が運営されている“Intrax Work Travel”に参加し、米国のグレイシャー国立公園にて世界中から集まった大学生と働きながら現地で生活しました。そこで出会ったバイタリティに溢れる魅力的な仲間に接し、未知の文化のなかで「自分」という存在と初めて向き合いました。1人で海外に行くことも初めてでしたが、一ヶ月半ほど現地で周りの仲間と最後まで一緒に仕事をやりきったという経験が私の自信になりました。

4年生になると分子植物病理学研究室に所属し、ゼミを通して専門知識を身につけるとともに、初めて研究に取り組みました。私はタマネギ灰色腐敗病菌の病原性に関する研究を行いました。参考論文がほとんどなかったため、実験は試行錯誤の連続で、最初は思うような結果が出ず、研究は一筋縄ではいかないことを思い知らされましたが、様々な実験を通じ、ご指導を賜った伊藤真一教授をはじめ、日頃から協力していただいた全ての方に支えていただきながら、この病原菌を選択的に単離する培養方法を世界で初めて確立することができました。研究を通して、山口大学の教育理念である「発見し、はぐくみ、形にする」ことこそが、真実に近づくことであると気付かされました。物事の本質に迫っているとき、そこには感動を伴う楽しさがあり、研究の醍醐味を味わうことができました。

4年間の大学生活で、部活動や米国での経験、そして研究を行う過程で沢山の人と関わり、数えきれないほど助けていただきました。人との繋がりという点で、とても貴重な経験をさせていただけました。また、ここまで大切に育ててくれ支えてくれた両親や、苦しい時も一緒にいてくれた友人たちには感謝してもしきれません。これまで皆さんから受け取ったものを今度は私も世の中に還していきたいと思います。

さて、本日を節目といたしまして、私達山口大学卒業生は、就職、進学など別々の道へ進みます。この4年の間に日本では、熊本地震が起こり、少子高齢化問題がさらに深刻化しました。また、九州北部、広島や岡山県などでは大規模な豪雨災害が発生しました。世界に目を向けると、地球温暖化などの環境問題や食糧問題、さらに今年に入ってからは新型コロナウイルスの流行など、解決すべき問題が山積しています。それでも、これまで大学で培ってきた経験が必ず私達の糧となり、目の前に立ちはだかるこれらの諸問題に対し、必ず乗り越えられると信じています。これから私達は進学や就職という形で、社会の一員としての責任はより重くなると思います。この責任を受け止めて、日本だけでなくグローバルな面からも、より一層社会に貢献できるよう、驕ることなく謙虚な姿勢で精進して参ります。

最後になりましたが、これまで私達を支えてくださった先生方、職員の皆様、大学生活を様々な面から支えてくれた両親、常に励まし切磋琢磨した友人に、感謝と御礼を申し上げます。そして、山口大学のこれからの更なる発展と、本日ご高覧いただきました皆様のご健勝を祈念いたしまして、卒業生代表の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

 

 

令和2年3月24日 卒業生代表 農学部 生物資源環境科学科 伊藤爽夏

ito.jpg 伊藤爽夏さん

 

 

 


山田守教授が3月をもちまして退官されることになりました。

新型コロナウィルスの影響で残念ながら最終講義が中止になってしまいましたが、3月19日の拡大教授会では、山田先生のご挨拶と記念品の贈呈が行われました。

山田先生は、昭和59年4月に山口大学医学部助手に採用され、アメリカカリフォルニア大学サンディエゴ校研究員を経て、昭和62年9月山口大学医学部助手に再採用され、平成2年2月同農学部助教授に昇任の後、平成13年4月農教授に昇任されました。その後、組織改編により平成18年4月同大学院医学系研究科教授、平成28年4月同大学院創成科学研究科教授を歴任されました。

学内においては、組換えDNA 実験安全委員会委員長、総合科学実験センター長、学長特命補佐(バイオ国際連携担当)を始め、農学部長等を歴任するなど、学部のみならず大学の管理運営に尽力され、また、学科長として学科の運営を行うとともに中高温微生物研究センター長として研究推進に努められました。さらに、JENESYS 事業、SSSV 事業、サクラサイエンスプランなど日本人学生と海外大学の学生や若手研究者との交流活動を推進されました。

山田先生には4月から教授(特命)として中高温微生物センターの研究活動を支えていただくとともに、非常勤講師として農学部教育にもお力を貸していただくことになっています。

長い間、お疲れさまでした。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

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写真(左)山田先生からのご挨拶(右)小林学部長からの記念品贈呈

 

 

 


広報部だより Vol.11

2020年3月21日

 

みなさんこんにちは。農学部広報部です。

ぽかぽかと暖かい日も増えてきて、満開の桜が楽しみな季節になりましたね。「春眠暁を覚えず」と言いますが、しっかり目を覚まして広報部だよりを書いていきます!

 

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農学部広報部では現在、学部を紹介するリーフレットを作成中です。それぞれの学科の特徴をはじめ、研究内容や、両学科で学べることなど、さまざまな情報をまとめています。これから山口大学農学部を受験する高校生などにしっかり伝わるよう、写真や文章の内容について試行錯誤を重ね、もう少しで完成の予定です!

 

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また、先月の下旬、農学部では後期の成績開示が行われました。特に2年生にとっては、研究室配属に向けて重要な期間となった人も多かったのではないでしょうか。


春休みも終盤に差し掛かってきました。新型コロナウイルスや花粉症など心配事は多いですが、春からの新生活や新学年に向けて、がんばりましょう! 

 

 

 


 3月24日(火)午後から農学部で開催予定であった「農学部学位授与式」につきまして、開催中止が決定されましたのでお知らせします。

 

学位記や卒業証明書等各証明書については、郵送する(山口大学大学院への進学者は除く)こととなります。郵送先住所の確認等については、また改めてお知らせします。
 
なお、後ほど、学部長からの卒業生へのメッセージを掲載する予定です。
 
 
令和2年3月10日
農学部学務係
 
 
 

創成科学研究科博士前期課程2年の竃本倫平君が、日本農業気象学会中国四国支部大会で優秀発表賞を、また、日本気象学会九州支部の支部奨励賞を受賞しました。

 

2019年11月28-29日に出雲で開催された2019年度日本農業気象学会中国四国支部大会では「降雪粒子直接観測およびX-MPレーダによるGPM DPRアルゴリズムの地上検証」(竃本倫平1、鈴木賢士1、川野哲也2、花土弘3、中川勝弘3、金子有紀4、1:山口大学、2:九州大学、3:情報通信研究機構、4:宇宙航空研究開発機構)と題した研究成果発表に対して、優秀発表賞を受賞しました(写真)。この研究は、2014年に打ち上げられた全球降水観測計画GPMコア衛星に搭載の二周波降水レーダDPRのアルゴリズムおよび衛星プロダクトを地上観測によって検証したものです。

 

また、「降水粒子直接観測にもとづき全球降水観測計画コア衛星に搭載された二周波降水レーダーのアルゴリズム検証を通じ気象学の向上に貢献した」として2019年度日本気象学会九州支部支部奨励賞を受賞しました。

 

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月刊農学部長 第18号(2020年2月)

 

学部長の任期が残り1ヶ月になり、予定では残務整理と引継ぎを済ませてぼちぼち肩の荷を下ろせるはずでしたが、想定外のCOVID-19の流行で、最後まで気を抜けそうにありません。中国での感染者の増加はピークを過ぎたようですが、それ以外の世界各国での感染者の合計が中国を上回って増加するという新たな局面を迎え、農学部においても感染防止と危機管理に気を引き締めて対応していきたいと思います。

 

月24日 山登り

3連休を利用して家族で東鳳翩山(ひがしほうべんざん)に登ることにしました。快晴で2月としては気温も高く、絶好のハイキング日和になりました。毎日パソコンにむかっての書類作成続きで、完全に鈍っている身体にとっては、かなりのハードワークでしたが、お昼ごろに無事頂上に辿りつきました(写真1)。あいにくスギ花粉のシーズンだったので、深呼吸は出来ませんでしたが、南は山口市内、北は萩に続く山々を見下ろす絶景を堪能しました。前日の山焼きで黒っぽくなった秋吉台も春霞の中におぼろげに確認できました。今年は風向きのせいか、山口市内の自宅にも、山焼きの灰がずいぶん飛んできました。暖かいコーヒーと軽食で一服してから、下山しました。途中から萩往還を通り、鳥のさえずりや満開の梅などを楽しみながら、麓の駐車場に着く頃には、もう足がくたくたになっていました。翌日の前期入試は、快い(?)筋肉痛を感じながらの出動となりましたが、本格的な春の到来を間近に感じた一日でした。

 

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月20日 昆虫食試食会

今年も、井内先生(農学部准教授)の研究室が中心となって、第7回目の昆虫食の試食会が第二学生食堂「きらら」で開催されました。新型コロナウイルスCOVID-19の国内での流行拡大により、2〜3月に全国各地で開催予定だった各種イベントや学会の中止が相次いで決定あるいは検討される中、外部への案内を自粛しての開催となりましたが、それでも農学部の教員、学生、大学院生を主体に50名程度集まって、昆虫食の新作メニューを楽しみました(写真2,3)。バッタの糞茶も用意されましたが、ほうじ茶のような味で飲みやすく、井内先生によるとダイエット効果もあるそうです。バッタといえば、アフリカ東部では、昨年末からサバクトビバッタの大発生により農作物が食い荒らされ、2月2日にはソマリア政府の非常事態宣言が出されました。繁殖に適した環境変化(高温と多雨)が大発生の原因のようですが、現在、アフリカ東部のみならず、紅海沿岸、イラン、パキスタンとインドの国境地帯などでも大発生が起こっているそうです(http://www.fao.org/ag/locusts/common/ecg/75/en/DLrisk495e.jpg)。今年はウイルスだけでなく、バッタにも要注意です。

 

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月13日 カセサート大学とのTV会議システム試運転

山口大学とカセサート大学との大学院国際連携農学生命科学専攻(ジョイントディグリープログラム)の4月スタートを目前に控え、TV会議システムが山口大学農学部大会議室とカセサート大学内の山口大学バンコク国際連携オフィス(写真4)にそれぞれ設置され、この日試運転が行われました。最後の設置準備委員会に出席するためにカセサート大学に滞在中の委員長の山田教授ほか本学農学部の教員および事務職員らが大画面のモニターに現れ、リアルタイムでリモコンによるカメラやPC画面の双方向の操作を確認することができました。ほとんどノイズもなく、クリアな映像と音声でやりとりできるし、タイ側のモニターにも山口大学側の私たちの姿がバッチリ映っています(写真5)。今後、両大学間での会議のみならず学生の指導などにも大いに役立つにちがいありません。全世界に流行が拡大中の新型コロナウイルスなどへの感染リスクも、TV会議システムの積極的活用により軽減できそうです。モニターの向こう側で元気に微笑んでいる本学の方々に「気をつけてお帰り下さい」と告げて試運転は無事終了しました。


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広報部だより Vol.10

2020年2月25日

 

みなさん、こんにちは。農学部広報部です。
今年は暖冬で、なかなか山口県に雪が降らないようですが、先日やっと雪が降りました。
雪が降ると、冬を感じますね。スキー大好き広報部員である私は、積雪量が気になるところです!!


さて、今月は、2月7日(金)に行われた「生物資源環境科学科卒業論文発表会」について紹介します。
卒業される4年生が、それぞれの研究したテーマの概要・方法・結果などについてまとめて、1人 12分の持ち時間で発表した後、3分間質疑応答が行われました。
2年生である私にとっては、各研究室が、どのような研究を行っているのかを学び、3年次の研究室 配属に備えて、良い機会になりました。
農学に関する研究を行っている同じ農学部でも、大きく違う観点で研究されており、改めて農学 という学問の広さを感じました。
また、とても緊張感のある発表会でしたが、4年生のそれぞれ研究したテーマを堂々と発表されている姿を見て、もっとしっかりしなければいけないなと個人的に思いました。

 

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話は変わりますが、最近テレビでは、新型コロナウイルスについて、継続的に放送されていますね。 日本の各地で感染が拡大しているため、私も少し心配です。 みなさんも手洗いなどの感染予防をしましょう!!
それでは、次回の広報部だよりでお会いしましょう(^―^)/

 

 


月刊農学部長 第17号(2020年1月)

 

月25日 最後の三本の夜会

三本の夜会は、理・工・農3学部長の親睦を深めるために年に数回開催されますが、今回は野崎理学部長のお世話で湯田温泉街での開催となりました。3月末で学部長任期満了となる私にとっては、これが最後の夜会となるので、引継ぎと顔合わせということで次期農学部長候補者(Coming Soon!)にも同席いただきました。私が4年前に学部長に就任した時は、理・工・農の大学院統合で創成科学研究科が誕生した直後で、共同で取り組むべき課題(しかも前例なし)が次から次へと出てきて対応に手間取りましたが、最初の修了生を輩出する頃には概ね軌道に乗り、今ではすっかり落ち着いたように思います。とはいうものの、共同で取り組むべき課題は、全学的なデータサイエンス専門教育の導入(中心となって推進されている松野前理学部長がこの日は特別参加)を含め尽きることはなさそうです。三本の夜会はこれからも3学部長にとって重要な情報交換の場となることでしょう。ところで、私は何代目の農学部長なのでしょうか?夜会の後、ふと気になったので、歴代農学部長を調べてみたところ、第22代(2回就任された方が二人おられるので実質20人目)でした(表1)。ただし、初代の学部長は初代学長が兼務されていたので、第2代の村山先生(専門は私と同じ昆虫学)が最初に学部長を務めた農学部教員ということになります・・・歴史に興味が出てきたのは歳をとった証拠でしょうか?

 

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月21日 NBRPカイコ運営委員会

わが国のライフサイエンス研究の基礎と基盤となるバイオリソースを整備するために国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が推進しているナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)では、2002年のプロジェクト開始以来5年ごとに各リソースの整備に対する評価と見直しなどが行われ、第4期(2017年〜)に入ってからは、30のリソースの中核的拠点整備が進行しています(https://www.amed.go.jp/content/000026730.pdf)。その中の一つであるカイコについては、第1期から九州大学が中心的拠点となって、リソースの整備を継続的に行ってきました。私は2018年から、このNBRPカイコの運営委員会の委員長を務めることになり、年に一回開催される委員会でリソース整備の進捗状況と課題について委員の方々(私を含めカイコを研究材料として利用している外部の研究者)と議論しております。かつては世界の約60%のシルクを日本が生産し、それに伴って日本国内には数多くのカイコ品種や突然変異系統が蓄積し、遺伝学、病理学、生理学、加工利用学などの研究に利用されてきました。その結果、安価な化学繊維の発明により衣料素材生産におけるカイコの産業的価値が大幅に低下した現在でも、研究用モデル昆虫としての学術的価値は失われていません。今回の運営委員会では、多くの研究者がカイコを利用し、昆虫学のみならず生命科学の新たな発見に役立てることができるようなリソースの充実・拡大に対する多くの要望や意見が出ました。また、今回は、九州大学の箱崎キャンパスから伊都キャンパスに移転間もないカイコバイオリソース研究施設で委員会が開催され、広々とした伊都キャンパスの真新しい飼育施設を見学することもできました。この新天地を拠点とするNBRPカイコの今後の新展開を期待しつつ、移転して博多駅からだいぶ遠くなったなと思いながら、日帰りで山口に帰還しました。

 

 

 


広報部だより Vol.9

2020年1月27日

 

新年あけましておめでとうございます。農学部広報部です。

皆さんは新年いかがお過ごしでしたか?

農学部広報部では、新たに2年生2人が加わるという嬉しい出来事がありました!

新たな広報部員と共に、2020年も頑張って活動していきます。

 

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今月の18日、19日にセンター試験があり、山口大学はその会場となりました。

受験生の皆さん、大学受験もいよいよ大詰めを迎えている時期ですが、体調管理を徹底し、最後まで諦めず頑張ってください!

農学部広報部も微力ながら応援しています。

 

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また、山口大学は1月22日から定期試験期間。我々も試験勉強に励んでいます。

定期試験は受験ほど大変ではないかもしれませんが、ともに勉強を頑張りましょう!

 

 

 


新年のご挨拶

 

明けましておめでとうございます。

令和最初の元日を迎え、皆様のご健勝とご多幸をお祈りしつつ、一言ご挨拶申し上げます。

 

2020年は、東京オリンピックの開催で、日本には世界中のアスリートが集まり、活気あふれる年になりそうですが、山口大学農学部、大学院および附属農場でも、4月に学部長のバトンタッチがあり、新執行部のもとでこれまで準備してきた取り組みが花開く年になりそうです。

 

学部に関しては、新たに設置した学外委員をメンバーとする教育評議会が開催されます。教育カリキュラムに社会の要請を反映させ、目まぐるしく変化するグローカルな課題解決に対応できる人材養成力を強化する上で、重要な役割を果たしてくれると期待しています。また、農学部の教育研究の重要なミッションの一つである中高温微生物研究の推進に関しては、全学的な研究センターとして文科省の共同利用・共同研究拠点の申請にむけて体制準備が進展しておりますが、中心的な役割が期待されている農学部として、採択に貢献するための具体的な対応策を十分に検討し、実施して行きたいと考えております。それ以外にも、全学的な情報・データサイエンス教育の推進や、山口県農林総合技術センターとの連携などこれまで継続してきた学内外の取り組みを、さらに維持・発展させて参ります。

 

大学院に関しては、農学系専攻(博士前期課程)の分野横断的教育プログラム(CPOT)として「低炭素社会実現に向けたロバスト型微生物発酵技術開発」に加え、「植物工場をベースとした次世代農業技術開発」が4月からスタートします。また、タイのカセサート大学とのジョイント・ディグリー・プログラム(国際連携農学生命科学専攻)が4月に開設され、いよいよグローバル高度専門職人材の育成がスタートします。2年後には山口大学とカセサート大学の両方の学位(修士)を取得した最初の修了生を輩出することになります。このように、理・工・農の統合による創成科学研究科設置から4年が経過し、当初計画していたイノベーション創出人材およびグローバル人材を育成するためのプログラムが出揃いました。今後はその果実を大きく実らすために尽力したいと考えています。

 

附属農場に関しては、昨年同様、共同獣医学部との連携を深めながら、機能強化を図っていきます。また、それと並行して、農場の将来計画についても議論を深めていきたいと思います。なお、ため池改修を本年も継続実施することになったため、水田実習などいろいろな面で関係各位にご不便をおかけすることになりますが、ご理解・ご協力よろしくお願いいたします。

 

この一年、山口大学農学部、大学院および附属農場を、ますます魅力的で活力のある教育・研究の場として発展させ、人材の育成を通じて地域および国際社会に貢献するために、教職員一体となって取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

2020年1月1日

山口大学農学部長 小林 淳

 

 

 


月刊農学部長 第16号(2019年12月)

 

12月23日 研究室の大掃除

年末が近づいたので、学生たちと研究室の大掃除をしました。平素は週に1回程度床を拭き、たまったゴミを集積所に出しに行くだけですが、大掃除ではエアコンのフィルターや窓のブラインドを外して洗い、窓を拭き、床にはワックスをかけました。山口大学農学部が日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度(協定受入)を利用して私たちの研究室に約3ヶ月間短期留学していたUyeeさん(タイのカセサート大学大学院生)も一緒に大掃除を手伝ってくれました。彼女は、25日に帰国するので、掃除終了後、みんなで鍋を囲んで慰労会兼お別れ会をしました(写真1)。彼女は初めての日本での生活をエンジョイしていましたが、冬の寒さは身にしみたようです。それでも、山口滞在中に雪を見られず残念だったと言い残して帰国して行きました。研究室の学生とは日常的に片言の英語で会話しながら、すっかり仲良くなり、帰国後もLINEなどでやりとりしているそうです。今年もいろいろありましたが、綺麗になった研究室で新年を迎えられそうです。

 

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12月17日 タイからの年賀状

来年度スタートする大学院国際連携農学生命科学専攻(ジョイントディグリープログラム)のパートナーのカセサート大学農学部から、早々と年賀状が届きました(写真2)。学部長(Dean)を中心にその補佐をする9名の教員(Associate dean とAssistant Dean)の爽やかな笑顔がとても印象的です。笑う門には福来たる、微笑みの国タイとの連携開始がいよいよ秒読み段階です。

 

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広報部だより Vol.8

2019年12月25日

 

みなさんこんにちは。農学部広報部です。
12月になりましたが、お昼はまだまだ暖かいですね。
 
さて、今月は高校生が農学部の見学に来たので、その様子をお届けします!
 
12月19日 華陵高校1年生 農学部見学
 
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今回は、高校生5人が来ました。先生の話をメモを取りながら、真剣に聞いていました。
質問はないですか、という問いに、就職先はどのような企業があるのかを聞いていました。
卒業したら何をしたいかまで考え、学部を選んでいるようです。
 
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後は、植物工場と畑の見学をしつつ、先生からそれぞれの説明を受け、高校生たちは見学を終えました。
全体的に質問が多く、高校生にとっては良い時間になったと思います。
 
 
今年の広報部だよりは今号が最後です。みなさん、良いお年を!
また来年、お会いしましょう~~
 
 
 

今年度も、農学部附属農場で栽培したパン用コムギ品種「せときらら」から挽いた小麦粉の販売が始まりました。この粉は、本学も参画した農林水産省委託プロジェクトの中で研究した「追肥重点型施肥法」をベースに、研究室の学生も栽培に協力して良質の粉が作れるように心がけて作られました。今年は収量が高い半面、品質が低下する恐れもありましたが、昨年同様の品質となりました。「せときらら」の粉で作ったパンやピザは独特の風味ともっちり感があります。この粉は、福利厚生施設 FAVO1階売店にて販売しています。
 
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 令和元年産「せときらら」 500g袋(250円)と2kg袋(900円)
 
 
 

附属農場では、学内の皆様に農場の活動内容を知ってもらうため、毎年農場祭を開催しています。今年は12月11日に実施いたしました。農場祭では、農場で採れた野菜で作った豚汁やジャガバタ―の試食、農場のパン用小麦粉「せときらら」で作ったパンの販売、生物資源環境科学科2年生が自主担当圃で収穫した野菜の販売などを行いました。実習生が販売物の製作に四苦八苦する姿が印象的でした。

 

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地域農場実習(生物資源環境科学科3年)で生産した葉ボタンを使って、オリジナルの門松を製作・販売しています(申込は12月24日まで)。竹、松、葉ボタン、すべて附属農場で採れたものを活用した「里山」商品です。本品は、学生が企画から制作、販売計画まですべて自分の力で進めています。

本品は大学構内の福利厚生施設「FAVO」2階「FAVO books」にて見本品を展示し、受注も行っています。

 

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月刊農学部長 第15号(2019年11月)

 

11月29日 鳥取大学大学院連合農学研究科創設30周年記念式典

鳥取大学(基幹校)、島根大学および山口大学で構成される鳥取大学大学院連合農学研究科(鳥取連大)が発足から30年を迎え、構成3大学の学長ほか多数の関係者が集まり、ホテルニューオータニ鳥取で記念式典が開催されました(写真1)。連合農学研究科(連大)は複数の国立大学から構成される博士後期課程だけの農学系大学院で、全国6地区に設置されています。4番目に設置された鳥取連大では、創設以来30年間で1、044名の入学生を受入れて来ましたが、その過半数の567名が留学生(うち441名はアジア出身者)です。そのため、修了生は国内のみならず広く海外で活躍しており、式典後の記念講演会では、チェコ、中国および米国在住の修了生が、連大で身につけた専門性を生かして取り組んできた仕事を、連大時代の思い出とともに紹介してくれました。その後、祝賀会に移り、創設当時を知るOB教員らも交えて、30年間の思い出を語り合い、最後に私が閉会の挨拶をすることになりました。山口大学では、4年前の理系大学院改組により、大学院博士後期課程への進学ルートとして創成科学研究科ライフサイエンス系専攻が加わり、鳥取連大の比重がやや低下することになりましたが、国際的な農学博士を養成する研究科としての重要性は変わっていません。今後の鳥取連大のさらなる発展を祈念してお開きとなりました。

 

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11月23~24日 インドのメル友

つくばで開催された国際会議に出席したインド人のメル友(以下、博士)が、会議終了後、わざわざ山口まで新幹線に乗って訪ねてきてくれました。以前に実施した科学研究費の研究課題「東〜南アジアの野蚕NPVの防除と利用に役立つ比較ゲノム解析」で、インドサクサンという野蚕(絹糸を生産するカイコよりも大型の蛾の仲間)から分離したNPV(昆虫病原ウイルスの一種)のゲノムDNAの配列決定に協力していただいて以来の付き合いです。私にとって本当にありがたい研究協力者なのですが、これまでのやり取りはほぼ全て電子メールで、実際にお会いするのは今回が初めてでした。新幹線の改札口で待ち合わせ、私の車で秋吉台を案内した後に、100円ショップに立ち寄ることになりました。博士はつくばの研究所に数年間研究員として滞在したことがあるので、日本の事情には詳しく、インドへのお土産は100円ショップで仕入れるのが恒例になっているそうです。なお、私へのお土産は、木彫りの象とインドのお菓子でした(写真2)。1時間ほどで袋いっぱいの買い物をしてから、大学に立ち寄り、その後、一緒に夕食と会話を楽しみました。その中で、研究当初、私自身がインド北東部で野蚕のウイルスを探したこと(収穫ゼロ)、その際に第二次世界大戦において日本軍が大敗を喫したインパール作戦の舞台となったマニプール州の飼育現場(写真3)も訪れたこと、その作戦に従軍した私の亡父は生き延びて捕虜となり、終戦後帰国してから私が生まれたので、インド訪問に何やら不思議な因縁のようなものを感じたことなども話しました。遺伝学的に言えば、私が父から受け継いだDNAは、インパールにおいて消滅の危機を乗り越えたものなのです。博士は、翌日(24日)の午前中に広島の原爆記念館を見物してから、帰国の途につきましたが、同じ日の午後にはローマ教皇が広島を訪問し、「戦争はもういらない」と平和を願うメッセージを発信されました。大学人として、教育研究における国際交流を通じて世界平和に少しでも貢献しようという思いを強くしました。

 

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広報部だより Vol.7

2019年11月30日

 

みなさんこんにちは。農学部広報部です。随分と寒くなってきましたね。

今回は姫山祭と生徒が実習で栽培した野菜販売について紹介します。

 

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11月10日に姫山祭が開催されました。各団体が屋台で食べ物、小物の販売や、教室のブースやステージでの出し物を行いました。各団体の日ごろの活動成果が現れており、非常に盛り上がりました。

 

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現在、生物資源環境科学科の学生が実践実習の授業で野菜を栽培しています。

各自グループを作ってカブ、ホウレンソウ、大根などの冬野菜を育てています。育てた野菜は不定期ではありますが、11月から生協で販売しています。ラベルも各グループ生徒が製作しました。

また、12月に行われる農業祭でも販売を行う予定です。

 

 

 


日本学術会議 中国・四国地区会議 公開学術講演会「SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた地域研究とイノベーション研究」が、2019年11月16日(土)13:45~17:30に、山口大学大学会館大ホールで開催されます。

農学部からは「中高温微生物研究センターの活動とSDGs」と題して、薬師寿治教授が講演されます。

参加無料ですので、興味のある方は是非お越しください。

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↑をクリックするとPDFファイルで見ることができます。

 

 


広報部だより Vol.6

2019年11月1日

 

皆さんこんにちは。農学部広報部です。

後期の授業も始まって1か月が経ちますね。
今回は新しく開店したお店と学内の清掃活動をした時の様子を紹介したいと思います。 

 

①10月1日:FAVO
 

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学内でFAVOという新しいお店が図書館前に開店しました!お店は2階建てで1階はパンやお弁当などを販売しており、食事もできます。

 

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2階は主に書店になっていて、その他にもPCのサポートなど多くのサポートをしてもらえる場所もあります。
カフェは平日8時から20時まで、書店は10時から18時まで開いています。
その他にも利用できる施設もあり、農学部棟からも近いのでぜひ利用してみてください!

②10月15日:学内清掃


学内で清掃が行われました。農学部では草刈もしました。
普段することができない場所もきれいになりました。

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以上で10月の広報部だよりを終わります。
寒暖差の激しい日が続いていますので、体調には十分気を付けてください。
では、11月の広報部だよりで会いましょう! 

 

 


月刊農学部長 第14号(2019年10月)

 

10月26日 ホームカミングデー

卒業生や地域の方々を大学に迎え、親睦を深めるためのホームカミングデーが開催されました。今年で第7回目となりますが、昨年から理学部のサイエンスワールドと同時開催となり、多くの親子連れで各学部の企画が賑わうようになりました。今年の農学部の企画は、昨年好評だった昆虫食試食会をコアに、昆虫関連の展示を増やして「昆虫を観て、光らせて、食べてみよう(?!)」になりましたが、800人越えの来場者があり、用意した昆虫食は終了時間を待たずになくなってしまいました(写真1と2)。私の庭で獲れた蜂の子(第11号参照)も井内先生(写真3)がメニューに加えてくれました。なお、来年はもっと蜂の巣が大きくなってから収獲してほしいという要望がありましたが、命がけの作業になりそうなので丁重