山本晴彦教授がBSプレミアムに出演

山本晴彦教授が、2018年6月28日に放送されたNHK BSプレミアムの「昭和の選択 戦争の時代 天気予報は誰のものか?日本気象学の父・岡田武松の葛藤」(60分)に出演しました。本番組は、NHK渋谷放送センターにおいて収録されたもので、司会は歴史学者の磯田道史氏と杉浦友紀アナウンサー、出演者は山本の他に一ノ瀬俊也氏(埼玉大学教授)、中野信子氏(東日本国際大学特任教授)、饒村曜氏(気象庁OB)、語りは「孤独のグルメ」で有名な松重豊氏でした。岡田武松は、現在の気象庁の前身・中央気象台の台長として、日本の気象事業の礎を築いた人物です。「台風」という呼び名を付け、日本に梅雨が現れる原因を解明し、はたまた日露戦争時には、日本海海戦の気象予報を担当、見事的中させたことでも有名です。そんな岡田武松は、日中戦争が始まると、軍事作戦のために気象情報を独占したい陸軍から協力要請を受けることとなります。「非常時にあって、天気予報は軍のものか、それとも国民のためのものか?武松が取った行動とは?」が本番組のテーマでした。山本教授は戦前・戦中期の外地における気象観測に関する多くの書籍を執筆しており、中央気象台と陸軍気象部との関わり、軍部による気象統制について紹介しました。

 

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