「月刊農学部長」第5号(2018年10月)

月刊農学部長 第5号(2018年10月)

 

10月25日 山口ゆめ花博

働き方改革法案の成立により、来年度より5日以上の有給休暇取得が義務化されます。これまで、ほとんど年休を使用してきませんでしたが、もはやそれは許されなくなります。今年も還暦を迎えた誕生日に1日消化しただけです。この日はたまたま会議も授業もないので、来年の予行演習ということで、思い切って年休を取り、もうすぐ終了を迎える山口ゆめ花博(9月14日〜11月4日)にでかけました。平日にもかかわらず、会場は想像以上に賑わっていました。週末は車が大渋滞して混雑すると聞いていましたので、年休を取らなかったらおそらく来ることはなかったでしょう。いろいろな花が植えられた会場をゆっくりと見物し、屋台のホットドッグとコーヒーで昼食を取り、日本一長い木のブランコに揺られ、すっかり満喫してから、いざ帰ろうと駐車場に向かったところ、広い駐車場のどこに自分の車を止めたかわからなくなりました。あやしげな記憶をたよりになんとか探し当てましたが、ちょっとあせりました。この翌日、来場者100万人を達成したそうですが、それはさておき、今年度、私はあと何日年休を取れるでしょうか? 

 

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10月18~19日 全国農学系学部長会議

年に2回開催される全国農学系学部長会議(春は東京、秋は地方で持ち回り)が北海道の函館で開催されました。文科省(高等教育局)と農水省(農林水産技術会議)からの来賓の挨拶があり、それぞれ第4次産業革命、Society5。0など急激な社会の変化に対応できる人材育成と、ロボット・AI・IoT等の先端技術を活用したスマート農業の社会実装に関する話題提供がありました。今後、大学における農学教育・研究も、こうした方向にうまく対応させてゆくことが重要になるでしょう。会議では、18歳人口の減少を見据えた受験生獲得に向けた広報活動や、博士人材活用の場の拡大など、全国の農学系学部が直面するさまざまな課題について、議論を通じて認識を共有あるいは深めることができました。来年の秋は、山口大学農学部と共同獣医学部が合同で、湯田温泉で開催することになりました。会議の最後に、両学部を代表して当番校の挨拶をしましたが、前日の情報交換会(懇親会)で「春は質素に、秋は豪華に」という問題発言?があったので、「皆さんを心よりお迎えしますが、過度な期待はしないで下さい」とけん制球を投げておきました。

 

10月7日 九田川

3連休の二日目、前日は日本海側を通過した台風25号の影響で天気が悪く、強い風が吹いていましたが、今日はおだやかで午後に晴れ間が見えたので、気晴らしに九田川沿いを散歩することにしました。たまたま平川小学校の横を通りかかったところ、川沿いに比較的最近設置された「九田川に棲む小生物」なる看板が目に止まりました。普段は気にせず対岸を車で通り過ぎていましたが、じっくり眺めると小生物24種類のうち19種類が昆虫で、そのうち3種類(ガ、カメムシ、キリギリス)はどうみても間違いです。昆虫学者の端くれとしてちょっと気になりましたが、これほど明らかな間違いであれば、きっと虫好きの子供たちを含め多くの方々がすでに気付いているにちがいありません。もし修正することになったら、ついでにタイトルも「九田川周辺に棲む小生物」にした方がいいなあと思いながら、帰路につきました。

 

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