「月刊農学部長」第28号(2020年11月)

月刊農学部長 第28号(2020年11月)

 

10月 キャンパスの甘く切ない香り

 この季節、キャンパスのあちらこちらからキンモクセイ(金木犀)の甘い香りがします。週末にジョギングしながら数えてみたのですが、大小合わせて50本ぐらいはありました。その中で最も大きいのは、農学部と中高温微生物研究センターの間にある高さ8m、幅5mぐらいの木でしょう(写真1)。東から風が吹いているときは、30mぐらい離れた図書館駐輪場にも香りが届きます。漢字を見て気になるのは、サイ(犀)という字が入っていることです。直感的に花弁の形がサイの頭部みたいだからと思ったのですが、ネットで調べると「幹の色と模様がサイの皮膚に似ていることに由来」と説明がありました。中国起源の植物のようですが、あまり納得できません(写真1右下参照)。もっと合点がいかないのは、日本には雄株しかなくてすべて挿し木で増やしているという事実です。そうすると、受粉を媒介する虫を誘引するための甘い香りは、いったい何のためなのでしょう。甘さの中にちょっと切なさも感じてしまいました。

 

2020-11-11.jpg 写真1

 

 農学部では、後期になってほぼすべての授業が対面形式で行われています。写真2は私が担当する講義の風景です。窓と入口が開放されていること,前2列が空いていること,席が一つ置きであること,皆がマスクをしていることなどがいつもと違いますが、かなり通常の授業風景に近づいてきました。このまま感染者が発生することなく、コロナ騒動が収束することを願っています。

 

2020-11-2.jpg 写真2

 

 10月31日(土)は毎年恒例の山口大学Home Coming Dayです。今年はオンライン開催“あっとホームカミングデー”となっており、大学トップページ(↓)から入ることができます。農学部では10コンテンツをオンデマンド配信しています(http://www.yamaguchi-u.ac.jp/alumni/hcd/2020.html#711月以降も閲覧可)。オープンキャンパスで公開したコンテンツもありますので、OB・OGのみならず、受験生およびその関係者の皆様もぜひ訪問してみてください。

 

2020-11-3.jpg 右図をクリック